映画「スター・ウォーズ」シリーズにも影響を与えたとされる、名作SFコミックをリュック・ベッソン監督がついに実写映画化!
恋をしながら世界の凶悪な陰謀に立ち向かう王道ストーリー!!
斬新でかつ幻想的な映像に圧倒されること間違いなしの期待の作品『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』をご紹介します。
CONTENTS
1.映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』の作品情報
【公開】
2018年(フランス映画)
【原題】
Valerian and the City of a Thousand Planets
【監督】
リュック・ベッソン
【キャスト】
デイン・デハーン、カーラ・デルヴィーニュ、クライブ・オーウェン、リアーナ、イーサン・ホーク、ハービー・ハンコック、クリス・ウー、ジョン・グッドマン、サム・スプリエル、ルドガー・ハウアー
【作品概要】
映画『レオン』『フィフス・エレメント』『LUCY/ルーシー』などで世界的な支持を集めるリュック・ベッソン監督作品。
映画「スター・ウォーズ」シリーズなど、様々なSF作品に影響を与えたとされるSFコミックをついに完全実写化されました。
プラダの顔を務めるデイン・デハーン、ファッションアイコンのカーラ・デルヴィーニュ、人気歌手のリアーナなど、個性豊かなキャスティングにも注目が集まっています。
2.映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』のあらすじ
僅かな資源から莫大なエネルギーを得られる希少な変換器を取り戻すため、ヴァレリアン達は闇市場へと乗り込みます。
無事、任務を成功させ変換器を持ち帰った一行でしたが、千の惑星都市アルファで謎の放射能汚染が広がっていました。
ヴァレリアン達は危機的状況に「10時間以内にその原因を明らかにせよ」という極秘ミッションを託されます。
そんな時、30年前に消滅したとされていた惑星ミュールのパール人が現れました。
そしてパール人はヴァレリアン達の司令官を誘拐してしまいます。
突如現れたパール人の意図は全く分かりません。
果たして、ヴァレリアン達は銀河の危機を救えるのか…。
3.映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』のキャスト紹介
デイン・デハーン(ヴァレリアン役)
参考映画:『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)
デイン・デハーンは、1986年生まれのアメリカのペンシルバニア州出身。
2012年にSF映画『クロニクル』に主演しブレイクを果たす。
また同年に映画『欲望のバージニア』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』『リンカーン』『Jack & Diane』の計5作品に出演する活躍ぶりを見せました。
また、2014年の映画『アメイジング・スパイダーマン2』にも出演し、宿敵ハリー・オズボーン役を演じています。
SF作品やコミック原作でも魅力を放っているので、本作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』にも期待の高まるイケメンですね。
現在はプラダの顔として活躍する一面も持ち合わせています。
カーラ・デルヴィーニュ(ローレリーヌ役)
参考映画:『スーサイド・スクワッド』(2016)
カーラ・デルヴィーニュは、1992年イギリスロンドン出身。
2016年の映画『スーサイド・スクワッド』にて、魔女のエンチャントレスを演じていたのが記憶に新しいですね。
イギリスの名家に生まれ、これまでにバーバリー、ステラ・マッカートニー、シャネル、H&Mなど様々なキャンペーンモデルとして活躍しています。
インスタグラムのフォロワー数3800万人を誇るファッションアイコンでありながら、筋金入りのゲーマとしても知られています。
ゲームという趣味を通して『グランド・セフト・オートⅤ』では、ラジオDJ役で出演も果たしています。
さらに今作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』では、サウンドトラックに提供した「I Feel Everything」でソロシンガーとしてデビューも飾りました。
まさに今をときめくマルチな才能です。
クライブ・オーウェン(フィリット司令官役)
参考映画『クローサー』(2004)
1964年イングランドコヴェントリー生まれ。
13歳の頃より演技を始め、王立演劇アカデミーを卒業しました。
2004年映画『クローサー』に出演し、ゴールデングローブ賞助演男優賞と英国アカデミー賞助演男優賞を受賞しました。さらにアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされています。
英雄から寡黙な殺し屋まで、幅広く役柄をこなす実力派の俳優さんです。
現在もハリウッドではなく、ロンドンで家族と共に生活しています。
イーサン・ホーク(客引きジョリー)
参考映画:『6歳のボクが、大人になるまで。』(2004)
イーサン・ホークは、1970年アメリカテキサス州生まれ。
1985年の子役時代に映画『エクスプローラーズ』でデビュー。
映画『リバティ・パイツ』や『恋人までの距離』で人気スターとなりました。
その後は劇団を結成し、ブロードウェイデビューを飾ったり、小説「痛いほどきみが好きなのに」を出版のち自身で映画化しています。
2004年の映画『ビフォア・サンセット』では共同脚本を担当するなど、裏方としても結果を残し続けています。
2014年映画『6歳のボクが、大人になるまで。』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。
リアーナ(バブル役)
参考音源『Diamonds』(2013)
1988年アメリカバルバドス生まれ。
2005年にレコード契約を結び、2007年にリリースしたシングル曲「アンブレラ」が52週連続でビルボードチャートの上位を占め、その勢いのままグラミー賞優秀ラップコラボレーション賞を受賞しました。
これまでにビルボードのホット100チャートの1位に14曲輝いたカリスマであり、2012年に映画『バトルシップ』で本格的に女優業をスタートさせました。
個人的には、本作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』いちばんのサプライズなキャスティングであり、どんな魅力の爪痕を残してくれるのか、非常に楽しみです。
さらに、吹き替え版の声優をお笑い芸人のゆりやんレトリィバァが担当することも話題になっています。
一体、どんな風になるのか??いつもは字幕派の筆者ですが、吹き替え版も見る価値はありありだと思います。
4.映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』の監督紹介
リュック・ベッソン
参考映画『LUCY/ルーシー』(2014)
リュック・ベッソンは、1959年フランスパリ生まれ。
海洋生物学者を志していたが、事故でダイビングが出来なくなってしまい断念。
17歳で高校を中退し、フランスの老舗映画会社ゴーモンに入社します。
その後、ハリウッドで映画製作を学び、自ら製作会社を立ち上げました。
1983年に『最後の戦い』でデビューすると、その後も話題作を次々に送り出します。
1994年に公開した、ジャン・レノを一躍有名にした『レオン』、1997年に公開されたハリウッド映画デビュー作の『フィフス・エレメント』。
2006年に公開された3Dアニメーション映画『アーサーとミニモイの不思議な国』、近年は2014年に、スカーレット・ヨハンソン主演で『LUCY/ルーシー』を公開。
数々の有名な作品を手がけています。
また映画「TAXi」「トランスポーター」シリーズを、プロデューサーとして手掛けるなど、デビューして以降ヒットメーカーとして活躍しています。
同時期にデビューしたジャン=ジャック・べネックス、レオス・カラックスと共に「恐るべき子供たち」と呼ばれており、フランス映画界に新しい風を吹かせました。
ジェームズ・キャメロン監督作品『アバター』の撮影現場を見学した際、映像技術の進歩に魅せられ本作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』の製作を決定したそうです。
5.まとめ
プラダの顔に、若者のファッションアイコン、さらには歌姫まで、今をときめく俳優さんたちが揃ったきらめかしい作品だと思います。
しかし、原作は映画「スター・ウォーズ」シリーズなどにも影響を与えたという傑作コミック。
どんな化学反応を起こしてくれるのか、今から楽しみです。
SFと言えば迫力!!ぜひ劇場に足を運んでみてください。
映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は3月30日より公開です。