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Entry 2017/03/28
Update

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス結末ネタバレと感想!

  • Writer :
  • 馬渕一平
  • リョータ

銀河一“ヤバい”愛されヤンキー・ヒーロー・チームが再登場!

最強に笑えるSFアクション・アドベンチャー超大作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』をご紹介します。

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映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の作品情報

【公開】
2017年(アメリカ)

【原題】
Guardians of the Galaxy Vol. 2

【監督】
ジェームズ・ガン

【キャスト】
クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、 デビッド・バウティスタ、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、グレン・クローズ、マイケル・ルーカー、カレン・ギラン、ポム・クレメンティーフ、エリザベス・デビッキ、クリス・サリバン、ショーン・ガン、シルベスター・スタローン、カート・ラッセル

【作品概要】
前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)に引き続き、ジェームズ・ガンが監督、ケヴィン・ファイギが製作を務めた続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。

主演にクリス・プラット、共演にゾーイ・サルダナ、 デビッド・バウティスタ、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパーらおなじみのメンバーに加え、シルベスター・スタローン、カート・ラッセルら有名俳優も参戦した超豪華キャスが集結。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のキャスト一覧


(C)Marvel Studios 2017 Marvel-japan.jp/GOG-Remix

スター・ロード(ピーター・クイル) / クリス・プラット

2000年に『Cursed Part 3』という作品で映画デビューを果たしたクリス・プラット。2017年には本作の他にも『パッセンジャー』(アメリカ公開は2016年)にも出演するなど、今や押しも押され人気俳優の一人ですね。

彼のキャリアの転機となったのは2011年の『マネーボール』あたりからでしょうか。それを境にキャスリン・ビグロー監督の『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)やスパイク・ジョーンズ監督の『her/世界でひとつの彼女』(2013)などの話題作へ出演し、その地位を確立していきました。

そして2014年の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(前作に当たる)で主演を務め、さらにクリス・プラットの名を世界中に轟かせるようになります。

その翌年には『ジュラシック・ワールド』(2015)でも主演を果たし、超大作へ立て続けに出演したことで、一躍トップスターの座へと登りつめることに。

これを機に爆発的な人気を誇るようになり、2016年には『荒野の七人』のリメイクである『マグニフィセント・セブン』で主要キャラクターとして出演し、その勢いは止まることを知りませんね。

そんなクリス・プラットは、本作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で、もちろん前回同様スター・ロードを演じています。

“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”を束ねるリーダーであるスター・ロードとして劇中同様に俳優として一層磨きが掛かったクリス・プラットの姿に期待したい所ですね!

ガモーラ / ゾーイ・サルダナ

クリス・プラットと同じ2000年(『センターステージ』)に映画女優デビューを飾ったゾーイ・サルダナ。

その後は、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003)、『ターミナル』(2004)、『バンテージ・ポイント』(2009)と話題の作品に出演し続け、着実にステップアップを重ねます。

ゾーイ・サルダナにとってもっとも大きな転機となった年は2009年でしょう。J・J・エイブラムス監督のリ・ブート版『スター・トレック』でウフーラ役で出演したり、何と言ってっもジェームズ・キャメロン監督の『アバター』でヒロイン役を演じ、一躍時の人となりました。

2011年にオリヴィエ・メガトン監督の『コロンビアーナ』で主演を務めた後も、『ザ・ワーズ 盗まれた人生』(2012)、『マイ・ブラザー 哀しみの銃弾』(2013)、ベン・アフレック監督の『夜に生きる』(2016、日本では2017年5月公開予定)など数々の話題作に出演し、注目を集めていますね。

本作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で彼女が演じているのは、緑色の肌を持つ美しき暗殺者ガモーラ。

アバターでは青色の肌、今回は緑色の肌を演じることになるゾーイ・サルダナが、強く美しい戦士であるガモーラを前作同様華麗に演じてくれるのは間違いないでしょう。

ドラックス / デビッド・バウティスタ

Animal(野獣)”のニックネームで知られるデビッド・バウティスタは、言わずと知れたWWEを代表するプロレスラーとして非常に有名な人物。

2014年以降は事実上引退状態にあるデビッド・バウティスタが、俳優として最初にスクリーンに登場したのは、2011年の『ライジング・サン 〜裏切りの代償〜』という作品から。

翌年にはRZAが監督を務めた『アイアン・フィスト』に出演、さらに『リディック: ギャラクシー・バトル』(2013)、そして前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と、その自慢の肉体を活かし、映画界でもその名を知られる存在になっていきます。

2015年には『007 スペクター』でボンドを追い詰めるミスター・ヒンクスを演じ高評価を得て、2017年にはドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による『ブレードランナー 2049』の公開(日本公開は2017年10月27日の予定)が控えています。

そんなデビッド・バウティスタは、本作で怪力と超人的回復力を持つドラックスを演じています。

まさにバウティスタのためにあるような役柄で、素晴らしい肉体の造形美を披露してますね。彼がどんな暴れっぷりを見せてくれるのか、今から楽しみです。

ベビー・グルート(声) / ヴィン・ディーゼル

1990年にノン・クレジットながら『レナードの朝』で一応の映画デビューを果たしたことになるヴィン・ディーゼル。

彼にとって大きな転機となったのは1998年、スティーブン・スピルバーグ監督の『プライベート・ライアン』でしょう。

この時、スピルバーグ監督に抜擢されたことで、主要キャラクターであるエイドリアン・カパーゾ二等兵役を掴み、一躍注目を集めることに。

さらに、『リディック』シリーズの原点である『ピッチブラック』(2000)に出演したことで一気に世界中にその名が知れ渡ることになります。

その後、大ヒットした『ワイルド・スピード』(2001)や『トリプルX』(2002)で完全にハリウッド・スターの座に登りつめました。

2017年には本作の他にも『トリプルX:再起動』(公開済み)や『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017年4月公開予定)などがあり、その勢いはとどまることを知りません。

そんなヴィン・ディーゼルが本作で演じているのは、ロケットの相棒であり、知性を持った木の生命体であるベビー・グルート。

前作において命がけでガーディアンメンバーを守り抜いたことで、力を使い果たし体が小さく縮んでしまったグルートを、ヴィン・ディーゼルが「アイ・アム・グルート」という言葉だけで一体どう表現しているのかに注目が集まっていますね!

ロケット(声) / ブラッドリー・クーパー

元々は『エイリアス/2重スパイの女』など、テレビドラマの世界で活動していたブラッドリー・クーパー。

映画デビューを果たしたのは2001年ですが、彼が本格的にブレイクを果たすのは『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009)の主人公フィル役でしょう。

ここから一気に世界的に名が知られるようになり、2010年には『バレンタインデー』や『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』に出演。

さらに2012年は彼にとってさらに大きな転機となり、『ザ・ワーズ 盗まれた人生』、デレク・シアンフランス監督の『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』、デヴィッド・O・ラッセル監督の『世界にひとつのプレイバック』など超話題作に立て続けに出演します。

『世界にひとつのプレイバック』では、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞男優賞を受賞した他、アカデミー主演男優賞やゴールデングローブ賞主演男優賞などにもノミネートされるなど、高い評価を得ました。

その後、再びデヴィッド・O・ラッセル監督とチームを組んだ『アメリカン・ハッスル』(2013)、クリント・イーストウッド監督の『アメリカン・スナイパー』(2014)でどちらもオスカーノミネートを果たします(受賞には至らず)。

そんな乗りに乗った俳優であるブラッドリー・クーパーは本作で演じているのは、ロケット。

高い知能を持った擬人化アライグマで、戦術家で狙撃手でなおかつ超が付く毒舌家のロケットのもちろん声での出演になる訳ですが、コメディ作品でも定評のあるブラッドリー・クーパーならではの演技に注目して見ていきたいですね!

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映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の監督紹介

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の監督を務めるのはジェームズ・ガンです。

コロンビア大学で捜索の修士号をとったジェームズ・ガンは、その後『悪魔の毒々モンスター』シリーズや『キラー・コンドーム』などで知られる(どちらかというと「おバカ映画」と言われる)トロマ・エンターテインメントで映画制作のキャリアをスタートさせます。

1996年に『トロメオ&ジュリエット』で一応ながら監督(クレジット表記なし)・脚本を、2000年には『MIS II メン・イン・スパイダー2』でも監督・脚本を務めました。

もちろんあまりにもマイナーすぎる映画ゆえにほとんど知られぬ存在でしたが、LAに拠点を移し、2002年になると初めてハリウッドメジャー系の作品『スクービー・ドゥー』で脚本を手掛けることになります。

ジェームズ・ガンの大きな転機となったのは、2004年に『ドーン・オブ・ザ・デッド』の脚本を手掛けたことでしょう。

かの有名なジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』をザック・スナイダー監督がリメイクしたこの作品が大ヒットを記録し、ジェームズ・ガンの名も一躍世界的に知られるものとなったのです。

監督としてメジャーデビューを果たしたのは2006年の『スリザー』(脚本を兼任した)。2010年には監督2作目となる『スーパー!』を発表し、興行収入的にはそれほど振るわなかったものの、ブラックな笑いが詰まったこの作品は一部でカルト的人気を誇る作品として非常に有名となっていますね。

翌年にはオムニバス映画『ムービー43』の1編(「Beezel」)を手掛けた後、前作に当たる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)を発表し、世界的に大ヒットを記録。

この成功により、映画監督としての“ジェームズ・ガン”がようやく栄光を勝ち取ったと言えるでしょう。

そして2017年、続編にあたる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が始まりを告げる訳です。

果たして新たな“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”の面々を一体どういう風に描いているのか?!非常に期待が持てますね!

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映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のあらすじ


(C)Marvel Studios 2017 Marvel-japan.jp/GOG-Remix

“スター・ロード”ことピーター・クイルをリーダーに、凶暴なアライグマのロケット、マッチョな破壊王ドラックス、ツンデレ暗殺者ガモーラなど、たまたま出会ったノリで結成された宇宙の“はみ出し者”チーム、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。

小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、強大な力を持つ“黄金の惑星”の指導者アイーシャ率いる無敵艦隊から総攻撃を受け、彼らの宇宙船ミラノ号は壊滅寸前に…。間一髪、ガーディアンズを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで相手の感情が分かる能力を持つマンティスだった。仲間からの忠告にも関わらずエゴに魅了されていくピーターの姿を見て、次第にチームの絆に亀裂が…。

そこへ“ピーター育ての親”ヨンドゥが率いる宇宙海賊の襲撃や、さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していく。はたして、ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは? そして、彼らは絆を取り戻し、銀河を救うことが出来るのか?

その運命の鍵を握るのは、チーム一小さくてキュートな、ガーディアンズの最終兵“木”グルートだった…。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』ネタバレ・結末の記載がございます。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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黄金の惑星の任務を成功させたクイルたちは報酬として、ガモーラの妹であるネビュラを受け取りました。

しかし、黄金の惑星からロケットがアニュラクス電池を盗み出したことで、アイーシャを怒らせたクイルたちは総攻撃を受け、ギリギリのところでとある男の乗った宇宙船に救われました。

惑星ベアハートに不時着したクイルたちの元に現れたのは、クイルの父親を名乗るエゴでした。半信半疑ながらクイル、ガモーラ、ドラックスはエゴの船に乗り、彼の惑星に向かうことに。傷付いたミラノ号には、ロケット、グルート、ネビュラが残ることになりました。

一方、クイルたちをしつこく狙うアイーシャたちは、クイルの育ての親であるヨンドゥに話を持ちかけていました。ラヴェジャーズからの信頼を取り戻したいヨンドゥはクイルを捕まえる任務を引き受けました。

ロケットが仕掛けた様々な罠に手を焼きながらも、ヨンドゥはロケットを追い詰めました。しかし、テイザーフェイスの策略によって解放されたネビュラがヨンドゥを気絶させ、ヨンドゥとロケットたちは囚われの身になりました。

エゴの星に着いたクイルには衝撃の事実が待ち受けていました。クイルの父であるエゴは、セレスティアルという神のような種族で、この惑星はエゴそのものであることがわかりました。母親への仕打ちが許せないながらもクイルは実の父であるエゴへ心を許していきます。

テイザーフェイスが新たに船長となり、ヨンドゥとロケットの命も残りわずかと迫っています。かわいいという理由から自由の身となったグルートに頼んで、ヨンドゥのフィン(口笛に反応する矢・ヤカを操る制御装置)を取ってこさせようとしますが、なかなかうまくいきません。改心したクラグリンがフィンを持ってきて、逃げ出すことに成功しました。

ヨンドゥのヤカとロケットの銃撃によって船員を全滅させ、爆破する船から頭を切り離し脱出。死ぬ間際にテイザーフェイスはアイーシャに、ヨンドゥたちが向かう先を伝えていました。

エゴの秘密に感づき始めたガモーラはクイルとつい口論になり、一人になります。そこへガモーラの元にネビュラの乗った船が突っ込んできました。殺し合いの末、ネビュラは初めてガモーラに勝ち、一時的に和解しました。そして、その場で大量の人骨があることに気付くのでした。

エゴの真の狙いは、宇宙中の惑星を自分と同化させることでした。その種はすでに蒔かれていて、必要なのはそれを育てる強力なエネルギー源だけでした。エゴの数々の子どもたちはみなその計画に利用された末に失敗し、死んでいました。

クイルは、エゴが待ち望んでいたその素質を持ち合わせている唯一の子どもでした。クイルの母がエゴによって脳腫瘍を植えられ死に至った事実にクイルは激昂し、逆らおうとしますがエゴのパワーは圧倒的でした。目の前で母の形見であるウォークマンまでも粉々に砕かれてしまいます。

エゴの惑星に集結したガーディアンズは、マンティスのアドバイスで、星のコア部分を破壊することで、エゴを倒そうとします。しかし、そこにアイーシャの軍勢が攻撃を仕掛けて邪魔をしてきます。アイーシャの軍勢を一掃し、マンティスの力によってエゴを一時の間眠らせることに成功。そして、コア部分への時限爆弾のセットをグルートに頼み、爆破を試みます。グルートが無事に爆弾を仕掛け終わると、ヨンドゥとクイルを残し、みな次々と脱出していきます。

クイルは秘められた力を解放してエゴに対抗し時間稼ぎをすると、仕掛けられた爆弾が爆発。エゴを倒したことでクイルは普通の人間に戻りました。ジェットパックと宇宙空間用の服が一つしかなかったため、クイルにそれを使用し、ヨンドゥは自らの命を犠牲にしました。

ヨンドゥの偉大な死に、皆は敬意を表し、縁を切ったはずのラヴェジャーズも彼の死を称えにやってきました。

大きな犠牲は払いながらも、こうして再びガーディアンズによって宇宙の危機は救われました。ネビュラは小船によって飛び出して行きましたが、残ったクイル、ガモーラ、ドラックス、ロケット、グルート、マンティス、クラグリンが新たな家族として宇宙の航海を続けます。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』感想と評価


(C)Marvel Studios 2017 Marvel-japan.jp/GOG-Remix
前作は2014年に公開され、まさに宇宙的な大ヒットを記録した『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。世界興収は想定以上の約7億7000万ドル。日本の興収は約10億7000万円。日本において商業映画における邦画のラインは10億と言われていて、製作費の高い洋画は30億です。決して大ヒットとは言えませんが、アメコミの当たらない日本では検討した方だと思います。

そもそも本国アメリカですらこの原作コミックス自体人気がなく、ほとんど期待されていなかったそうです。それを超一級のエンタメ作品に仕上げた監督のジェームズ・ガンの手腕はさすがとしか言いようがないです。この前に彼が手掛けた『スーパー!』もビジランテヒーローものの大傑作なので、もし未見の方はぜひ!

マーベルの今の大成功の礎となったのは2008年の傑作『アイアンマン』ですが、この前作『ガーディアンズ』の成功がそれを勢い付けたのは間違いないでしょう。

つまり今作の大ヒットは至上命題で、かつ前作によって生まれた多くのファンを納得させなければならないわけです。そのとても難しいミッションをジェームズ・ガンは見事にやってのけました!

まず個人的には前作で一番好きなオープニングシークエンス。さぁ、一体今回はどう来るのかと思ったら、まさかのベビー・グルートのダンスショー。もう最高にキュートで楽しくて、これ以上ない多幸感にいきなり包まれました。こういうエンタメ作品は入り口のワクワク感が重要だと思いますが、今作も120点を叩き出しました。

入り口で心を掴まれてしまったらあとはもう映画のリズムに身を任せるだけ。前作以上のテンポの良さに加え、今回はすでにチームになってからの話のため、仲間内のグルーブ感がまぁ楽しい。さすが「トロマ映画」出身の監督、とにかく繰り出されるギャグの連打に心地よく笑っていたら、138分などあっという間に過ぎてしまいます。

スターウォーズとの共通点が本当に多い本作。前作は、出会い、ぶつかりあいながらも真の仲間になるまでの話。今作は、主人公クイルが背負った父との因縁のエピソードが物語の大きな軸となっています。観た方の誰もが『帝国の逆襲』を想起するでしょう。

血は繋がっていない父親としてのヨンドゥの行動。
彼はおそらく、知らずとはいえクイル以外の子どもたちを死に追いやった責任を感じていたのではないでしょうか。散々笑わされた後に、ヨンドゥの男気に胸を打たれ、スタローン(カート・ラッセルといいキャスティングも最高です!)じゃなくてスタカーの心意気に震え、ロケットの男泣きに胸を熱くし、エンドロールでまたも笑わされる(反抗期のグルートも可愛い!)。そして、もちろん続編決定!

家族ではない共同体の話。この4月に話題を集めたドラマ『カルテット』もそれが大きなテーマでした。坂元裕二の描く共同体はとてもチャーミングで愛さずにはいられないキャラクターたちでしたが、今作もまさにそれ、まさかカルテットロスがここにきて埋められるとは。加えて、こちらは本当の海賊ですが『ワンピース』との類似性も多くありますね。

ここまで褒めといて正直言うと、前作はもちろん好きだけど、他の人が大絶賛するほどノレませんでした。今作はそんな私でも最高と言えるくらい、掛け合いが本当に楽しいんです。もちろんヤカを使った美しいバトルシーンなども見どころではありますが。

グダグダと書きましたが、とにかく観て、好きなシーンをあーだこーだ語ってほしい。前作は必ず見ていただきたいですが、本当に大きなスクリーンでやっているうちにぜひ早く劇場に駆け付けていただきたい。IMAX3D版、最高でした!

もちろん、今作も音楽の選曲はバッチリですよ。
前作に引き続き、サウンドトラックを買ってしまうこと間違いなしですね。

まとめ

本作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は、ジェームズ・ガン監督によると、前作で解決しないまま終わった謎を明らかにするのだそう。

果たして一体どのようなストーリーに仕上がっているのか非常に興味深い所ではありますが、本作のお楽しみは前作で使用された1970年代や1980年代の楽曲が再び耳に出来るのかという点にもあると思います。

素晴らしいキャストに素晴らしい映像技術、そして最高の音楽が組み合わさり、とてつもない傑作が生まれるかもしれませんね!

そんな大注目の劇場公開は2017年5月12日(金)より始まります!“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”の活躍をお見逃しなく!

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