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Entry 2017/01/17
Update

映画『ゴーストバスターズ』あらすじネタバレと感想!ラスト結末も

  • Writer :
  • yukimura

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映画『ゴーストバスターズ』作品情報

【公開】
2016年(アメリカ)

【原題】
Ghostbusters

【監督】
ポール・フェイグ

【キャスト】
クリステン・ウィグ(エリン・ギルバート)、メリッサ・マッカーシー(アビー・イェーツ)、ケイト・マッキノン(ジリアン・ホルツマン)、レスリー・ジョーンズ(パティ・トラン)、クリス・ヘムズワース(ケヴィン)

映画『ゴーストバスターズ』あらすじとネタバレ

ゴーストバスターズ、誕生!

ニューヨーク。19世紀に建てられた由緒ある屋敷に突如、女性のゴーストが現れます。目撃者は、屋敷の見学ツアーガイドの男性でした。男性から話を聞いた屋敷の持ち主は、コロンビア大学で物理学の教授をしているエリンに調査を依頼します。

「なぜ私に?」と聞くエリン。彼は、エリンの著書を読んだからと答えます。その本は、過去にエリンが超常現象について書いたもので、現在のエリンにとっては忘れたい黒歴史。絶版になったはずなのに、今もアマゾンで販売されているというのです。

売っていたのは、エリンの共同執筆者アビーでした。大学では、終身雇用の審査中であるエリン。こんな過去が上司に知れては大変と、アビーが勤める高校に押し掛けます。アビーは、素粒子物理学者のホルツマンと共に超常現象の研究をしていました。

ゴーストの存在など、もう信じていないと言うエリンにアビーは失望します。しかし、エリンからゴースト調査の件を聞くなり興味津々、館の持ち主を紹介してくれたら本の販売を中止すると言います。エリンはしぶしぶ二人を屋敷へ連れて行きます。

屋敷に入ると、鍵のかかった扉が勝手に開き、青く光ったゴーストが出現します。パニックに陥って逃げ出した三人ですが、本物のゴーストとの遭遇に大感激。「ゴーストを見た!私達は正しかった!」と撮影していたカメラに向かって大声で叫びます。

その映像をネットで見たエリンの上司は、終身雇用を却下します。大学を首になったエリンはアビーのもとへ。アビーはゴースト退治こそ私達の仕事だわと言い、高校の上司に資金を頼みますがこちらも却下。アビーも同じく首にされてしまいます。
三人は中華料理店の2階にオフィスを借りて、ゴースト調査会社を始めました。

ニューヨークの地下鉄職員パティは、線路内に怪しい男を見つけて注意しますが、そこにゴーストが現れ仰天します。一方、エリン達は受付係を募集しますが、たった一人の応募者ケヴィンが超イケメンで大喜び。しかしケヴィンには、おバカという大きな欠点がありました。イケメン好きのエリンは、鑑賞用にと採用を決定します。

そこへパティがゴースト相談にやって来ます。パティに案内されて地下鉄線路に入った三人は、またもやゴーストと遭遇。必死に撮影したゴーストの映像をネットにアップしたところ、世間は完全にインチキ扱い。証明するには捕獲しか手はありません。

世界滅亡の危機?!

ニューヨークの歴史に詳しいパティも、新たに仲間に加わります。叔父の車を借りたから使ってと言うパティに三人は喜びますが、それは霊柩車でした。ある日、ヘビーメタルのライブ会場に、パティが目撃したあの地下鉄の怪しい男が現れます。

エリン達のもとに、ライブ会場にゴーストが出たと電話がかかります。ステージでは激しい演奏中。四人は会場を調べて回ります。ゴーストはマネキン人形に憑依して、パティを襲います。ホルツマン開発の捕獲ビームを発射するとゴーストはステージに逃げ出し、ライブ会場は大騒ぎになりますが、ゴーストの捕獲には成功しました。

一躍、英雄となった四人でしたが、オカルト排他論者のハイス博士が事務所を訪れ、ゴースト捕獲の証拠を見せろと言います。怒ったエリンは、アビーが止めるのも聞かずにゴーストを解放。ゴーストはハイス博士を窓から放り出し、消えてしまいます。

エリン達は、ニューヨーク市長のもとに連行されます。市長は、国土安全保障省が街の心霊現象を水面下で調査している。これ以上、目立つ行動はするなと警告します。負けじとホルツマンは、接近戦用の銃やゴースト吸引機などの新兵器を開発します。

ゴーストが出た箇所を地図上で調べると、意外な事実がわかりました。全てを線でつなぐと「レイライン」という、地球上の未知なるエネルギーになるのです。その交点は最強のパワースポットであり、そこに渦ができ穴が開くと世界は滅亡するのです。

中心の場所にはホテルがあります。そこがゴーストの発生地だと考えた四人は、ホテルに出向きます。地下室にはあの男がいました。男はローワンといいホテルの従業員でした。昔からいじめられっ子だったローワンは、世界の破滅を望んでいたのです。

ゴーストを見る力があるローワンは、エリン達の本を読んでいました。そしてゴーストバスターズと同様の装置を作り、過去のゴースト達を捕獲。自分にとってはゴミのような世界に、何百という排他された暗黒の魂を解き放そうと考えたと言うのです。

身の上話を終えると、ローワンは装置の高圧電流に触れ感電して倒れました。警察が来て四人に事情をたずねていると、そこに市長の秘書がわりこんできます。彼女は真実を隠ぺいし、ゴーストバスターズのことを「寂しい女性達だわ」と言うのでした。

マシュマロマン、再登場!

納得できないエリンは、ローワンが持っていた自分の著書を読み返します。ローワンは本に多くの書き込みをしており、自分がゴーストを率いて第四の大変動を起こすと記しています。エリンは市長のもとへ行き警告しますが、全く聞き入れられません。

事務所では、ローワンのゴーストがアビーに憑りつき、ホルツマンとパティを攻撃します。アビーの体から離れたローワンは、ケヴィンにも憑りつきます。ケヴィンはバイクでホテルに行き、ローワンの装置を軌道させてゴーストを街に解き放ちます。

ニューヨークはたちまち黒雲に覆われ、ゴースト達が空中を飛び回ります。街中は大混乱に陥りました。四人は現場に駆けつけますが、ゴーストに車を奪われてしまいます。車には核燃料を搭載していたので攻撃できず、そのまま逃げられてしまいます。

機動隊も出動しました。巨大風船のゴーストを次々と攻撃していると、マシュマロマンの巨大風船がゴーストバスターズを押しつぶそうとします。エリンがナイフで穴を開けて難を逃れると、ゴースト達を引き連れたケヴィンが空中から降りてきます。

ケヴィンは、ゴーストの力で警察官と機動隊を静止状態にしてしまいます。そこへ翼竜のゴーストが舞い降り、ゴーストバスターズと戦いを繰り広げます。四人がホテルの地下室へ降りると、ローワンがケヴィンの体から抜け出て消えました。

ホテルのガラスが割れ、巨大ゴースト化したローワンが建物の中から現れます。ローワンはのしのしと街を歩き、パワースポットの穴を大きく開こうとしていました。地下の渦を反転させて穴をふさぐには、大きなエネルギーが必要となります。

その時、向こうから核燃料を乗せたゴーストバスターズの車が走ってきます。アビー達はゴーストが運転する車を誘導、穴の中に落下させて核の力でゴーストを引きずり込みます。しかしゴーストはアビーを抱え、共に穴へ落ちてしまいました。

エリンは命綱を巻くと穴に飛び込みました。ゴーストを撃ち、アビーの体を摑んだアビーは言います。「もう見捨てないわ」。ホルツマンとパティが命綱を引っ張り、二人は穴から抜け出します。闇は去りました。ニューヨークに再び平和が訪れます。

市長はゴーストの存在を否定し、ゴーストバスターズの功績は認められませんでした。それでも四人は、政府から新しい事務所と研究資金を与えられます。新オフィスの屋上から夜景を見ると、ビルの灯りが「I LOVE GB(アイ・ラブ・ゴーストバスターズ)」の文字になっていました。

ゴーストバスターズは、新たなゴースト捕獲装置の開発にはげみます。そしてある日のこと。次なる事件になりそうな、怪しいゴーストの音声をキャッチ。「ズール?」。四人は顔を見合わせました。

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『ゴーストバスターズ』の感想と評価

1984年のアイヴァン・ライトマン作品を、完全リブートした『ゴーストバスターズ』。主要キャストを若い俳優に変えるどころか、性別を変えてしまったということで賛否両論。全米で差別問題にまで発展してしまったという話題作です。

メインの4人が女性になっただけなら、そこまで波紋を呼ばなかったかもしれません。しかし、彼女達の下で働く男性ケヴィンのキャラクター、「頭が空っぽの超イケメン」が差別的だということで、さらに問題を大きくしてしまったようです。

大昔から、ハリウッド映画に当然のように登場する「頭が空っぽの美女」。どんなストーリーにも当たり前のように存在していた存在です。これが男性に変わっただけでこの反応。この違和感。ゴーストより厄介な、ジェンダー問題がここにあります。

そしてイケメンのケヴィンとあまりにも対照的なのが、悪役とされるローワン。幼い頃から不思議な力を信じていたローワン。エリンとアビーの著書も読んでいたというのですから、基本的にはゴーストバスターズと同種類の人間のように思えます。

しかし子供の頃からいじめられっ子で、社会を恨むことしかできなかったローワン。彼が力のベクトルを違う方向に向けていたら、状況は変わっていたかもしれません。美形のケヴィンとの対比が、ルックス至上主義の恐ろしさをも感じさせます。

また、女優陣のクリステン・ウィグやケイト・マッキノンなどは、テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』で有名なコメディエンヌ。下世話なジョークで男性をからかうのですから、男女逆転と言われるのも当然かも。もちろんSo What?なのですが。

そんなジェンダー問題はさて置いて、ゴーストバスターズの活躍をとことん楽しめる映画であることは間違いありません。

まとめ

テレビ番組の『ナース・ジャッキー』シリーズや、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(2011)、『SPY/スパイ』(2015)などで知られるポール・フェイグの最新監督作品です。

意外なところで顔を見せる、本家のゴーストバスターズに嬉しくなります。ゴーストの存在を疑う博士にビル・マーレイ、なぜかゴーストに詳しいタクシーの運転手にダン・エイクロイド、葬儀屋を経営するパティの叔父にアーニー・ハドソンなど。

さらにはアーニー・ポッツ、シガ二―・ウィバーの登場で、同窓会のような懐かしさ。旧作ファンとしては、彼らの場面がもう少し多くてもいいくらいでした。

ラストのセリフに、往年のゴーストバスターズファンならガッツポーズしそうです。
この勢いだと、まだまだニューヨークはゴーストでいっぱいに違いないですね。続編に期待大です。

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