2024年6月1日(土)より映画『ピストルライターの撃ち方』DVDがリリース開始!
『ピストルライターの撃ち方』は、再び原発事故が起こってしまった地方を舞台に、金と格差と暴力の中で尊厳を踏みにじられ、行き場もなく明日も見えない人々の、そのやり場のない心情と果たされない儚い想いをありありと映し出した群像劇。
東京藝大修了作品『しんしんしん』(2011)や『サヨナラ家族』(2019)などを手がけた眞田康平監督が、長年温めてきた企画をカタチにした待望の長編第2作です。
このたび、映画『ピストルライターの撃ち方』のDVDが2024年6月1日(土)よりリリース決定となりました。
本記事では、DVD発売情報の詳細をお届けいたします。
CONTENTS
映画『ピストルライターの撃ち方』について
『ピストルライターの撃ち方』は、原発事故の経験を持つ地方都市において、金と権力の力で虐げられた日々を送る人々のやり場のない心情と行き場のない想いを炙り出した群像劇です。
眞田組には欠かせない存在であり、瀬々敬久監督作品をはじめ多数の映画や舞台に出演し、自身で劇団「狼少年」を主宰する奥津裕也を主演に迎え、中村有、黒須杏樹の3人を中心に総勢800名近くのオーディションから選ばれた実力派キャストが脇を固めています。
東北・仙台をロケ地として切り取られた本作は、地方に住む人々の想いを重ねながら、眞田康平の丁寧で繊細な視線に促され、緩やかに、物語へと沈んでゆきます。
瀨々敬久(映画監督)コメント
映画『ピストルライターの撃ち方』主演・奥津裕也さん
『ピストルライターの撃ち方』はアクチュアル極まりない。現実を撃とうとしている。その意志だけで、ご飯がおかわりできる。お酒も飲める。これが映画だ。映画。
映画『ピストルライターの撃ち方』のDVD発売情報
【レンタル】
品番:JGFS-94127/JANコード:4582614941277
【セル】
品番:JGFS-94128/JANコード:4582614941284
【価格】
税抜3600円(税込3960円)
【発売元】
Cinemago
【販売元】
株式会社JIGGY FILMS
【ディスク情報】
本編118分/2022年/シネマスコープ/日本/R15+
(C)映画「ピストルライターの撃ち方」製作委員会/Cinemago
映画『ピストルライターの撃ち方』の作品情報
【日本公開】
2023年(日本映画)
【脚本・監督】
眞田康平
【キャスト】
奥津裕也、中村有、黒須杏樹、杉本凌士、小林リュージュ、曽我部洋士、柳谷一成、三原哲郎、木村龍、米本学仁、古川順、岡本恵美、伊藤ナツキ、橋野純平、竹下かおり、佐野和宏
映画『ピストルライターの撃ち方』のあらすじ
遠くない未来、地方で再び原発事故が起こった。しかしその隣町では一見変化のない生活が続いている。
ピストル型のライターで煙草に火をつける残念なチンピラの達也は、ヤクザの下で立入禁止区域の除染作業員をタコ部屋まで運ぶバンの運転手をしている。
そんな達也のところに、刑務所に入っていた親友の諒と出稼ぎ風俗嬢のマリが転がり込んできて、行き場の無い3人の共同生活が始まる。
上手くいきかけたのも束の間、タコ部屋で起こったある事件がキッカケになり、3人はバラバラになっていく。
達也はヤクザに取り入って、変わっていく故郷や仲間をなんとか食い止めようと行動するが……。
まとめ
再び原発事故が起きた世界で、泥にまみれて生きる人々がいます。あれから12年、あったかもしれない景色のなかで、社会から取り残された人間たちのその怒りと哀しみがスクリーンに映し出されます。
実際に原発の隣町で育った眞田康平監督が、ありえたかもしれない未来を通して、人間の愚かさの中に僅かな救いや切なさを描き、居場所を探す全ての人々へ向けてこの映画を完成させました。
映画『ピストルライターの撃ち方』のDVDは、2024年6月1日(土)よりリリース開始されます。
監督が本作に込めた思いを、ぜひ、DVDをお手に取ってお確かめください。
『【眞田康平監督インタビュー】映画『ピストルライターの撃ち方』“原発事故が起こった町の《隣町》”を物語の舞台にした動機とは』記事はコチラ→
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