英国バレエ界の鬼才マシュー・ボーン×シェイクスピア
ミレニアル世代の『ロミオとジュリエット』誕生。
スワン役を全て男性が躍る新解釈版『白鳥の湖』でバレエ興行記録を塗り替え、ローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞を始め名だたる演劇賞に輝いてきたイギリス人演出家・振付家のマシュー・ボーン。
この度、英国バレエ界の鬼才マシュー・ボーンが演出・振付を手掛けた新作舞台の上演が映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット』として、2020年6月5日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開と決定しました。
あわせて予告編とポスタービジュアルを紹介致します。
CONTENTS
映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット』について
数々のバレエの古典作品を斬新な解釈で生まれ変わらせてきたマシュー・ボーンが演出・振付を手掛けた『Matthew Bourne’s Romeo and Juliet』(原題)の上演が、映画として日本のスクリーンに初登場します。
スワン役を全て男性が躍る新解釈版『白鳥の湖』でバレエ興行史上最長ロングランを記録し、オリヴィエ賞、トニー賞ほか名だたる演劇賞に輝いた彼が新しく選んだ題材は、時代を超えて語り継がれてきたシェイクスピアの伝説的古典『ロミオとジュリエット』です。
『ロミオとジュリエット』の舞台を近未来に書き換え、愛が禁じられた世界で激しく互いを求めあう若者たちを描きます。
映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット』の予告編
このたび解禁された予告編では、不穏な雰囲気の立ち込める近未来の世界を舞台に、巨匠プロコフィエフの名曲に乗せて、躍動感あふれるコンテンポラリー・バレエに大胆にアレンジした完全な新演出版として生まれ変わった『ロミオとジュリエット』を垣間見ることができます。
本プロジェクトのために新たに発掘された若い才能をスタッフ・キャストに迎えて不朽の名作に新たな風を吹き込んだ本作は、上演されるやいなや批評家から「2019年で最も待ち望まれた舞台!」と大絶賛をもって迎えられました。
映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット』の作品情報
【日本公開】
2020年(イギリス映画)
【演出・振付】
マシュー・ボーン
【舞台・衣装デザイン】
レズ・ブラザーストン
【照明】
ポール・コンスタンブル
【音響】
ポール・グルースイス
【音楽】
セルゲイ・プロコフィエフ
【キャスト】
ロミオ:パリス・フィッツパトリック、ジュリエット:コーデリア・ブライスウェイト、ティボルト:ダン・ライト、マキューシオ:ベン・ブラウン、バルサザー:ジャクソン・フィッシュ
【撮影場所】
サドラーズ・ウェルズ劇場
映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット』のあらすじ
今からそう遠くない近未来、反抗的な若者たちを矯正する教育施設「ヴェローナ・インスティテュート」では、若者たちは男女別に分断、接触を禁じられ、厳しい監視下のもと自由を奪われて暮らしています。
ジュリエットは、暴力的な看守のティボルトから目を付けられ、その脅威に怯えていました。
ある日、有力政治家の両親から見放され施設に入れられたロミオは、施設で開催されたダンスパーティーでジュリエットと出会います。
瞬く間に恋に落ちた2人は、看守の目を盗んで逢瀬を重ね、仲間たちに祝福されながら遂に愛を誓いあうのでした。
しかし、幸せもつかの間、突如酒に酔ったティボルトが銃を振りかざして現れ、乱闘の挙句、仲間の1人、マキューシオが命を落としてしまいます。
怒りに燃えるロミオとジュリエットたちは、ティボルトに立ち向かうも、さらなる悲劇が彼らを待ち受けていて…。
まとめ
2020年3月6日(金)より英国ロイヤル・バレエ団によるケネス・マクミラン振付のバレエ『ロミオとジュリエット』の劇場映画版の公開も決定しており、この貴重な機会に是非クラシックとコンテンポラリーそれぞれの魅力を比較して楽しみたいですね。
本作は厳しい管理下に置かれ、自由を奪われ愛を禁じられた近未来を舞台に、運命に翻弄された2人の若き恋人たちの悲劇的な愛の物語。
映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット』は2020年6月5日(金)より、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開です。
まだ誰も見たことのない新世代の『ロミオとジュリエット』として蘇らせた本作を劇場でお見逃しなく。