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Entry 2021/10/10
Update

映画Cosmetic DNA|藤井愛稀/仲野瑠花/川崎瑠奈らキャスト陣と大久保健也監督が公開初日舞台挨拶に登壇!

  • Writer :
  • 河合のび

映画『Cosmetic DNA』公開初日舞台挨拶に
主演・藤井愛稀らメインキャスト陣と監督が登壇!

大久保健也監督の完全オリジナルストーリーによって手がけた長編デビュー作『Cosmetic DNA』。

現代を生きる女性たちを取り巻く社会の不条理と理不尽をパワフルに描き出した本作は、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020」で北海道知事賞を受賞し、SNSを中心に大きな反響を巻き起こしました。


(C)Cienmarche

このたび2021年10月9日(土)からの本作の劇場公開を記念し、新宿K’sシネマでは映画の上映前に公開初日舞台挨拶を実施。主演の藤井愛稀をはじめ、共演の仲野瑠花、川崎瑠奈、そして大久保健也監督が登壇しました。

本記事では、その初日舞台挨拶の模様をお届けします。

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映画『Cosmetic DNA』初日舞台挨拶リポート!

主人公・アヤカ役:藤井愛稀さん


(C)Cienmarche

予想しなかった「劇場公開」と運命的な主演オファー

映画監督・柴島役と本作のプロデューサーを務めた西面辰孝による司会のもと、ほぼ満席と大盛況の中で行われた公開初日舞台挨拶

大久保健也監督は「2〜3年前の自分に、今の自分の状況を伝えたらとてもビックリするだろう」とコメント。自身が強く関心を持っていた「コスメ」というテーマを描き、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020」で北海道知事賞を受賞した長編デビュー作『Cosmetic DNA』が劇場公開を迎えた喜びを露わにしました。

また主演オファーを受けたことで初めて大久保監督を知ったという主人公・アヤカ役の藤井愛稀は、大久保監督の過去作品で鮮やかな映像美に興味を惹かれたこと、また知人である『ベイビーわるきゅーれ』『黄龍の村』の阪元裕吾監督から聞いた大久保監督の「作家性を大事にする監督」という評判に後押しされたことから、『Cosmetic DNA』の主演を引き受けたと告白。また本作にて描かれる「女性」というテーマを自身も深く考え続けていたことから、オファーには運命的なものを感じたと明かしました。

「私たちの芝居を、大久保監督に食らわせてやる」

サトミ役:仲野瑠花さん


(C)Cienmarche

サトミ役の仲野瑠花は、藤井とユミ役の川崎瑠奈との共演について、撮影のいつ頃からそうなったのかわからないほどに、自然と二人とは役柄としても個人としても仲良くなったとコメント。それに対し藤井も、撮影開始の当初は「女性キャストは自身のみ」という形で撮影が進んでいた中で現場に合流した仲野は、演じるアヤカとしても藤井自身にとしても「癒しの天使」であったと語りました。

また、さらにその後撮影に合流したという川崎は、初の撮影参加となった花火の場面ではとても緊張していたものの、撮影中の藤井のアドリブのセリフによって緊張がほぐれたと、藤井の主演としての機転に感謝を伝えました。

ユミ役:川崎瑠奈さん


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大久保監督は本作の撮影について、限られたスタッフと予算の中、西面と自身のほぼ二人で撮影現場を回していたため、時には夜の公園で星を眺め続けていたほどに精神的に追い込まれていたこと、そして撮影・編集作業の間で幾度も体重増減を味わうほどに肉体も追い込まれていたことを告白。そのようなハードな撮影環境の中で、最後まで撮影に参加してくれた藤井・仲野・川崎の三人には感謝しかないと語りました。

藤井はハードであったという撮影現場において、自身と仲野・川崎の三人で「私たちの芝居を、大久保監督に食らわせてやる」というモチベーションでそれぞれの役を演じ抜いたとコメント。対して川崎も「自分たちが撮影現場をひっぱろう」という気概で自身の役を演じていたと明かしました。

藤井・仲野・川崎の撮影現場での「結託」と「戦い」を聞いて、大久保監督は監督である自身よりも、役者である三人の方が絶対に演技や芝居というものをよく知っているとふまえた上で、アヤカ・サトミ・ユミという役をそれぞれに託したとコメント。撮影前は役柄について多くの相談を重ねたものの、撮影現場では藤井・仲野・川崎の「役者」という仕事を信頼したからこそ、自身の「監督」という仕事に専念させてもらったと明かしました。

「人と人」の問題を描いた、遊園地のような新世界

大久保健也監督


(C)Cienmarche

フォトセッションでは『Cosmetic DNA』にて撮影監督役として出演し、劇場公開初日を迎えたK’sシネマに急遽駆けつけた俳優・石井健太も参加。司会の西面辰孝も交えての『Cosmetc DNA』メインキャスト・メインスタッフがほぼ勢揃いとなりました。

そして最後の挨拶にて、川崎は遊園地のジェットコースターのような映画をぜひ楽しんでほしいと語り、仲野もまっさらの気持ちで新たな世界に飛び込むように本作を観ていただけたらうれしいとコメント。そして藤井は、本作は最終的には「人と人」の問題を描いた作品であり、その先にある人同士の愛情を感じとってほしいと語りました。

さらに大久保監督も、『Cosmetic DNA』は「そうそうない映画」であり、だからこそぜひ楽しんでほしいし、観た方々に「何か」が刺さってほしいとコメント。2021年10月10日よりK’sシネマ窓口にて直接販売される、全40Pで内容も濃厚な映画公式パンフレットの宣伝も交えつつ、劇場に訪れた人々への感謝の言葉で初日舞台挨拶を締めくくりました。


(C)Cienmarche

映画『Cosmetic DNA』の作品情報

【日本公開】
2021年(日本映画)

【監督・脚本・撮影・照明・美術・編集】
大久保健也

【プロデューサー】
大久保健也、西面辰孝

【キャスト】
藤井愛稀、西面辰孝、仲野瑠花、川崎瑠奈、吉岡諒、石田健太

【作品概要】
14歳から映画制作を続けてきた大久保健也監督が、撮影当時24歳で作り上げた劇場デビュー作。2020年に「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で北海道知事賞を受賞したほか、ドイツのハンブルク日本映画祭ではジャンル映画特別賞を獲得した。

主人公アヤカ役には『血を吸う粘土~派生』などで知られる藤井愛稀。現代を生きる女性たちを取り巻く社会の不条理と理不尽を、ヴィヴィッドな映像美でパワフルに描いた注目の一作です。

映画『Cosmetic DNA』のあらすじ


(C)穏やカーニバル

コスメを愛する美大生・東条アヤカ(藤井愛稀)は、ある時「自分の映画に出演してほしい」とナンパしてきた自称・映画監督の柴島恵介(西面辰孝)に薬物を盛られ暴行されてしまいます。

泣き寝入りせざるを得ない状況に追い込まれ精神的に病んでいくアヤカでしたが、大学院生のサトミ(仲野瑠花)、アパレル店員のユミ(川崎瑠奈)と出会ったことで少しずつ自身の心を取り戻していきます。しかし、柴島の次なる標的がユミであると知ったアヤカは突発的に柴島を殺害してしまうのでした。

愛と友情、そして破壊の先の未来とは?アヤカ・サトミ・ユミの「私たちの未来」のための革命が始まろうとしていました……。

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まとめ

映画公式ツイッターより

このたび2021年10月9日(土)からの本作の劇場公開を記念して行われた、公開初日舞台挨拶。

主演の藤井愛稀をはじめ、共演の仲野瑠花、川崎瑠奈、そして大久保健也監督が登壇したのみならず、司会を務めたキャスト兼プロデューサーの西面辰孝、急遽劇場へ訪れたキャストの石田健太と、『Cosmetc DNA』メインキャスト・メインスタッフほぼ勢揃いのイベントとなりました。

ほぼ満席という大盛況によって公開初日を迎えた『Cosmetc DNA』。

さらに9日の初日舞台挨拶以降も、連日さまざまな豪華ゲストを招いての舞台挨拶・トークショーイベントが実施されるとのこと。いずれも決して見逃せないイベントばかりです。

映画『Cosmetic DNA』は2021年10月9日(土)よりK’sシネマほか全国にて順次公開!




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