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Entry 2025/01/28
Update

『ボールド アズ、君。』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。音楽とミニシアターファンに贈る青春ムービーのキャストコメントや特報が解禁に!

  • Writer :
  • 星野しげみ

映画『ボールド アズ、君。』は2025年3月29日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開されます。

伊集院香織×後藤まりこ×津田寛治が、音楽ファンとミニシアターファンに贈る『ボールド アズ、君。』

本作は、2008年頃からインディーズバンド界のMV制作黎明期を支え、2022年に長編映画監督デビュー作『ディスコーズハイ』(DVDは3月1日リリース)の唯一無二のセンスで全国のミニシアターファンに衝撃を与えた、岡本崇監督待望の長編映画第二弾です。


(C)コココロ制作/Cinemago

このたび、特報と場面写真、相関図、本作のW主演の伊集院香織と後藤まりこたちキャストのコメントが届きましたので、ご紹介いたします。

映画『ボールド アズ、君。』とは?

映画『ボールド アズ、君。』予告編

作品タイトルは、敬愛するギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの2ndアルバムの最後の曲『ボールド・アズ・ラヴ(愛のように大胆)』へのオマージュで、“君”への憧れの気持ちを込めて、『ボールド アズ、君。』とつけられました。

人付き合いが苦手な主人公・南條珠(なんじょう・たま)役には「演奏シーンでギターをカッコよく弾ける女性を」という理由から、自身が体験した“いじめ”を題材にしたMV「カセットテープとカッターナイフ」がYouTube50万再生を突破した伊集院香織(みるきーうぇい)を大抜擢。

もう1人の主人公と言える、珠にとっての神様の一人、ロックバンド”翳(かげ)ラズ”のボーカル・瓶子結衣子(へいし・ゆいこ)役は、後藤まりこ。

音楽や映画の作者の意図には関係なく救われた自分の経験を元に、2人の若さあふれるキャストを招いて“勝手に救われよう”をテーマに、カリスマ的なボーカリストとミニシアターの支配人に救われた主人公の熱い想いを描きだします

第18回田辺・弁慶映画祭のコンペティション部門、第34回ゆうばり国際ファンタスティック映画のゆうばりセレクション部門に正式出品され、大須インディペンデント・フィルム・フェスティバル2024にて長編部門最優秀賞、山形国際ムービーフェスティバル2024にて審査委員特別賞、第1回アートファインディング映画祭で俳優賞(伊集院香織/みるきーうぇい)と優秀賞、神戸インディペンデント映画祭2024にて企画賞を受賞しました。
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映画『ボールド アズ、君。』出演者のコメント(敬称略・順不同)

ギタリスト・南條珠役 伊集院香織


(C)コココロ制作/Cinemago

3markets[ ]というバンドのMVに出演したときに、その監督が本作の岡本監督でした。そのMVがとても良かったので自分のMVも岡本監督に作っていただいて。そんな交流から、岡本監督の前作『ディスコーズハイ』では路上ミュージシャン役で出演しました。岡本監督から「次回作で是非主演をしてほしい」とオファーを頂き、前作が本当に面白かったので是非出たいと思い、二つ返事でお受けしました。
珠役に共感した部分は沢山あります。自分の物語だと思うほど。音楽や映画が人生の救いで、それが自分の人生の主軸であるところや、熱いオタクであるところ。人付き合いが少し苦手なところ。でも本当は友達が出来たらとても嬉しいところとか(笑)
共演した後藤まりこさんと津田寛治さんは、二人とも本当に本当に気さくでした。後藤まりこさんは私が元から大ファンで、共演できて光栄でした。出番前に前髪切りたくなって「ハサミ欲しい〜」って独り言を言っていたら、わざわざ後藤さんがスタッフさんに借りにいってくれたり超優しい人で。いつも無邪気な笑顔で話してくれた一方、ライブシーンでは息を呑むような緊張感と衝動を解放するギャップにファンとして感動しました。めちゃくちゃ魅力的な人です。
津田寛治さんは、会う前は緊張しましたが、終始私が打ち解けられるようにか、気さくに話しかけてくれていました。出番前は好きな映画の話をしたりして。おかげで本番では硬くならずにリラックスして演技が出来ました。津田さんが本気だからこちらも本気でぶつかることが出来て、演技を引き出していただけた実感があり、とても感謝しています。
初めての主演で、初めて完成版を見るときはかなりドキドキしましたが、とても良い意味で、自分が演じたのではないような気持ちで見ることが出来ました。監督の手腕のおかげですが、一観客と同じ気持ちで見て、胸が熱くなりました。個人的に、エンドロールで涙が溢れる映画は良い映画だと思っているのですが、まさにそんな映画でした。
いつだってキツいときは、音楽を聴いて、映画を見て、現実から逃亡するときもあれば、現実に立ち向かう勇気をもらっていました。そんな私のような人には、是非劇場で『ボールド アズ、君。』を浴びてほしいです。
きっと、僕らは勝手に救われる。

“翳ラズ”のボーカル・瓶子結衣子役 後藤まりこ


(C)コココロ制作/Cinemago

岡本監督から声をかけていただいたき、出演しました。
刄田(綴色)さんや岡本(崇)さん、daisukeさんと(同じバンドのメンバーとして)4人でステージに立って、基本的に演奏は当て振りだったのですが、実際に一緒にライブがしたくなったというか、一緒にやったら面白いやろうな、って思いました。当て振りであんだけ面白かったんで。
演じた瓶子結衣子がボーカルを務める、翳ラズのライブシーンが見所のひとつとなっていると思いますので、映画館の大きい音と画面で『ボールド アズ、君。』を観てもらえたら嬉しいです。

ミニシアターのバイト・村田義行役 おかき


(C)コココロ制作/Cinemago

本作におけるライブシーンの素晴らしさは、きっと他の方々が語ってくださるのでお任せし、南條珠に勝手に救われている、村田義行の一途すぎる恋物語にぜひご注目ください!

珠のバイト仲間・暮土真琴役 ぽてさらちゃん。


(C)コココロ制作/Cinemago

ステージに立ち続けるいちばんの理由がヲタクであるというぽてさらにとって、珠ちゃんの「見つけてくれた」という台詞が本当に本当にぐわわとなりました。
岡本監督自身、この作品を通して「すき」でたくさんの夢を叶えています。ぽてさらももっと叶えたい。
あなたがここまで辿り着いて『ボールド アズ、君。』を見つけてくれたことで救われています。
皆さんも勝手にすきをみつけて勝手に救われてほしいので、是非劇場にきてください。待ってるぴ

“加納プズ”のメンバー・加納怜役 鈴木智久

『ディスコーズハイ』に続き、再び岡本監督の長編映画に出演できる事をとても嬉しく光栄に思います。魅力溢れるパフォーマーが演じる個性豊かな人間が多く登場します。ぜひその生き様やライブ感を、体感しに来てください。

“翳ラズ”のマネージャー・草薙凪子役 下京慶子

私は出演者ですが、岡本崇組と、この作品のファンです。音楽の魅力と映画作りへの情熱が、宝箱のように詰め込まれた作品。そして「毎日オフショット」という狂気的な宣伝施策をやってます。青春を感じたい大人たち、観なさい。

“翳ラズ”のベーシスト・小林大透役 daisuke

「好き」で誰かを救うことだって出来るんです。
この作品は、岡本崇監督の「好き」が詰まってて、その「好き」に触れた瞬間「よし、自分もがんばろう!」って胸が熱くなります。翳ラズをはじめ、全バンドのライブシーンも見応え十分。この映画を見たあなたも、きっとまた救われる。

映画『ボールド アズ、君。』の作品情報


(C)コココロ制作/Cinemago

【日本公開】
2025年(日本映画)

【監督・脚本・音楽・編集】
岡本崇

【撮影】
岡本崇、松本大樹

【サウンドデザイン】
坂井泉 

【webデザイン】
ハクイダイスケ 

【プロデューサー】
内田蘭 

【アソシエイト・プロデューサー】
出町光識

【キャスト】
伊集院香織(みるきーうぇい)、後藤まりこ、おかき、ぽてさらちゃん。、鈴木智久、下京慶子、岡本崇、daisuke、スムルース、P-90、アシガルユース、クリトリック・リス、GOOD之介(もるつオーケストラ)、亀(ぐしゃ人間)、鈴木大夢、愛田天麻、寺岡千紗、ひがし沙優、小島海音、園山敬介、篠田諒、牛丸亮、アール、サンキュームービー、テルテル坊主(シャドーコリドー2 雨ノ四葩)、刄田綴色(東京事変)、津田寛治
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映画『ボールド アズ、君。』のあらすじ


(C)コココロ制作/Cinemago

人付き合いが苦手な南條珠(なんじょう・たま/伊集院香織)は、小学生の頃からシネコンとは一線を画すこだわりのラインアップのミニシアターを自分の居場所としていて、支配人の井澤雄一郎(いさわ・ゆういちろう/津田寛治)を神様と呼んで慕っている。

そんな珠にとって、ロックバンド“翳(かげ)ラズ”のボーカル・瓶子結衣子(へいし・ゆいこ/後藤まりこ)はもう一人の自分を救ってくれた神様。中古ギターを入手して、スーパーギターバトルで優勝するほどの実力になるも、さらに上を目指して練習する日々。翳ラズの記事を読み、次の翳ラズのライブチケットは必ず入手すると決意を新たにする。

そんなある日、珠がバイトをする居酒屋に、たまたま瓶子結衣子がやってきて、珠がアップした“弾いてみた動画”を見ていたことが発覚。珠は「翳ラズと同じステージに立って直接お礼を言うこと」を目標に、さらに動画制作に精を出すが、行きつけのミニシアターが翳ラズのライブのタイミングで閉館するということを知り……。

まとめ


(C)コココロ制作/Cinemago

『ボールド アズ、君。』は、音楽や映画の作者の意図には関係なく救われた岡本監督の経験を元に、“勝手に救われよう”をテーマにした作品。

監督が本作の1番の見どころと胸を張るBIGCATでのライブシーンなど、音楽への愛がいっぱい詰められ、カリスマ的なボーカリストとミニシアターの支配人に救われた主人公の熱い想いを描いています。

『ボールド アズ、君。』は、2025年2025年3月29日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開
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