Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

佳山明の演技力に注目!映画『37セカンズ』予告編とポスタービジュアル解禁

  • Writer :
  • 大塚まき

私の“時間”が刻みはじめる。映画『37セカンズ』

2019年2月に開催されたベルリン国際映画祭にて史上初の2冠となる、パノラマ部門の最高賞(観客賞)と国際アートシアター連盟(CICAE)賞を獲得したHIKARI監督の初長編監督作品『37セカンズ』。

(C)37 Seconds filmpartners
HIKARI監督作映画『37セカンズ』が2020年2月7日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開が決定しました。

この度、本予告およびポスタービジュアルが解禁されましたのでご紹介します。

スポンサーリンク

映画『37セカンズ』について


(C)37 Seconds filmpartners
監督は本作が長編デビュー作となるHIKARI。18歳から渡米して映画を学び、本作のセンセーショナルな登場とすでに海外各国からの高い評価を受け、ハリウッドから企画のオファーが何本も舞い込んでいます。

さらに主演は、身体に障害を持つ女性たちを日本全国で一般公募し、約100名の応募者の中から監督に見出された佳山明

今回で演技初経験となる佳山と、その周りを囲む豪華実力派俳優たちのリアリティ溢れる演技力も見逃せません。

映画『37セカンズ』の予告編


本予告は異常に過保護な母親と閉ざされた場所から抜け出し、初めて自分の意思で外の世界へと飛び出して行とする主人公・貴田ユマの姿が切り取られています。

自分がゴーストライターとして影で支える友人の漫画家(萩原みのり)のサイン会に足を運ぶがまるで他人のように無視され、そのやりきれない状況から抜け出そうと原稿を自力で編集部に持ち込んでみたが「作家に経験が無いのに、いい作品は作れないのよ」と、これまでの自分の人生を全否定されるような現実を突きつけられてしまいます。

1秒でも早く生まれていたら、自由に生きられたのかもしれない」…そんな葛藤を振り切るように初めて一人で出かけた夜の街で、思いがけず経験することになった“外の世界”。

まさにこれからユマ の「時が動き出す」ことを思わせる映像となっています。

流れるポップな楽曲は世界最大規模で開催されるアメリカの音楽祭「SXSW」に2年連続出演、経済誌「Forbes Japan」(2018年10月)では“世界を変える30歳未満30人の日本人”に選出されるなど音楽シーン以外でも大きな注目を集める女性4人組ユニット「CHAI」が手がけた『N.E.O.』。

J-POPで世界中を沸かせる彼女たちの楽曲がこれまで自分で自分を縛っていた価値観から少しずつ踏み出していく主人公の心情と絶妙なリンクを果たしています。

スポンサーリンク

映画『37セカンズ』のポスタービジュアル


(C)37 Seconds filmpartners
解禁されたポスタービジュアルは、主人公・ユマの表情をアップでとらえたものになっています。

自分の意思でこれからの人生を動かすことを決意した女性だけが手に入れることができる美しい未来を、カラフルな光のグラデーションで表現されています。

映画『37セカンズ』の作品情報


(C)37 Seconds filmpartners

【日本公開】
2020年(日本映画)

【原題】
37Seconds

【監督・脚本】
HIKARI

【キャスト】
佳山明、神野三鈴、大東駿介、渡辺真起子、熊篠慶彦、萩原みのり、芋生悠、渋川清彦、宇野祥平、奥野瑛太、石橋静河、尾美としのり、板谷由夏

【作品概要】
ベルリン国際映画祭のほかトロント国際映画祭を始めとする世界各地の映画祭から招かれ、第18回ローマインディペンデントフィルムフェスティバルではグランプリ、第39回ハワイ国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門では新人監督賞および第42回ミルバレー映画祭ワードシネマ部門マインド・ザ・ギャップにて観客賞を受賞。

加えてストリーミング配信大手のNetflixでの海外配給も決定しています。

スポンサーリンク

映画『37セカンズ』のあらすじ


(C)37 Seconds filmpartners
生まれた時にたった37秒間呼吸が止まっていたことが原因で、手足が自由に動かない脳性麻痺となった主人公・貴田ユマ(佳山明)。

親友の漫画家のゴーストライターとして働いて自分の作品として出せないことへの寂しさや歯がゆさ、そしてシングルマザーでユマに対して過保護になってしまう母・恭子(神野三鈴)との生活に息苦しさを感じていました。

自分にハンディ・キャップがあることをつきつけられ、それでも23歳の女性として望んでいいことだってあるはず。そんな思いの狭間で揺れる日々を送っています。

そんな時、ある出来事をきっかけに、ユマの人生は大きく変わり、自らの力で『新しい世界』を切り開いていくことになり…。

まとめ

参考:HIKARI監督のツイッター


本作は、自己表現を模索しようともがく中で、様々な人たちと出会い、思いもよらない展開でドラマティックにひとりの女性の成長を描いた物語です。

世界各国の映画賞を総なめにし、注目を集めている映画『37セカンズ』。

本作のストーリーのように、まさに映画界で“新しい世界”の幕開けです。

映画『37セカンズ』は2020年2月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次ロードショーです。


関連記事

新作映画ニュース

【望月歩×山田杏奈】初日舞台挨拶に登壇。文晟豪監督作品『五億円のじんせい』の2年越しの劇場公開にともに歓喜!

映画『五億円のじんせい』は2019年7月20日(土)よりユーロスペースほかにて公開中! GYAOとアミューズ(Amuse)がタッグを組み、“今後の次世代を担う新たな才能の発掘”を目指して始動した映画合 …

新作映画ニュース

映画キミオイ世界10ヶ国で公開決定!山田裕貴&齋藤飛鳥コメント動画解禁【あの頃、君を追いかけた】

2011年に台湾で公開され、空前の大ヒットを記録した映画『あの頃、君を追いかけた』。 2018年、舞台を台湾から日本に移し、主演に山田裕貴、ヒロインに乃木坂46の齋藤飛鳥を迎え、オリジナル作品の瑞々し …

新作映画ニュース

第91回アカデミー賞ノミネート2019『グリーンブック』あらすじとキャスト。実話をファレリー監督が傑作に!

人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく姿を、実話をもとに描いた映画『グリーンブック』。 第91回アカ …

新作映画ニュース

イラン映画『少女は夜明けに夢をみる』あらすじ。上映公開日が11月2日に決定した少女更生施設のドキュメンタリー

無垢な魂は、悲しみの羽をもつ。 残酷な世界で、愛を乞う叫びに心震えるドキュメンタリー。 イランの少女更生施設を舞台に、強盗、殺人、薬物、売春といった罪を犯した少女たちの物語に光をあて、第66回ベルリン …

新作映画ニュース

映画『おろかもの』公開日/上映館/予告動画。犬童一心・西川ちょりのおすすめコメントを紹介!

史上初!田辺・弁慶映画祭5冠受賞作。 沖田修一監督・犬童一心監督・城定秀夫監督らの推薦コメントも到着。 2019年の映画祭シーズンを席巻した映画『おろかもの』。 (C)2019「おろかもの」制作チーム …

U-NEXT
CINEMA DISCOVERIES【シネマディスカバリーズ】
架空映画館 by ReallyLikeFilms Online
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
映画『哀愁しんでれら』2021年2月5日(金)より全国公開
映画『写真の女』
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学