破壊獣スティッチが地球にやって来た!一人の少女と家族の絆を結ぶまでの物語
ディズニーの人気アニメシリーズ「リロ&スティッチ」が実写映画となりました。
宇宙からやって来た破壊獣のスティッチと、ひとりぼっちの少女リロとの心温まる物語。ハワイを舞台に、リロとスティッチの出会いと交流、家族の絆を描き出します。
監督は、『マルセル 靴をはいた小さな貝』(2021)のディーン・フライシャー・キャンプ。アニメ映画版『リロ&スティッチ』(2002)の監督でスティッチの声優も務めたクリス・サンダースが、本作でもスティッチの声を続投しています。
リロ役はオーディションで選ばれたハワイっ子のマイア・ケアロハが務めあげました。日本語吹替版では、スティッチに山寺宏一、リロは永尾柚乃が担当しています。
アニメとは一味違うリアルなスティッチは、暴れん坊でも可愛さ倍増! モフモフの体とウルウルの瞳に胸キュンとなることでしょう。
実写映画『リロ&スティッチ』をネタバレありでご紹介します。
実写映画『リロ&スティッチ』の作品情報

(C)2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
【日本公開】
2025年公開(アメリカ映画)
【監督】
ディーン・フライシャー・キャンプ
【音楽】
ダン・ローマー
【キャスト】
マイア・ケアロハ、スティッチ(声 クリス・サンダース)、シドニー・エリザベス・アグドン、コートニー・B・バンス、ザック・ガリフィアナキス、ビリー・マグヌッセン、ティア・カレル、エイミー・ヒル、カイポ・デュドワ、ジェイソン・スコット・リー、ハンナ・ワディンガム
【日本版声のキャスト】
山寺宏一 (スティッチ)、永尾柚乃 (リロ)、 MOMONA (ナニ)、 中村海人 (デイヴィッド)、 長谷川忍 (ジャンバ博士)、 三ツ矢雄二 (プリ―クリー)、 渡辺えり (トゥトゥ)、 手塚秀彰 (コブラ・バブルス)、 五十嵐麗 (ケコア)、 深見梨加 (議長)
【作品概要】
ディズニーの人気アニメシリーズ「リロ&スティッチ」を実写映画化した本作。ハワイを舞台に、地球に不時着した破壊生物として生み出されたエイリアンのスティッチと、ひとりぼっちの少女リロの出会いと交流、家族の絆を描いたハートフルなファンタジーです。
監督は、アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた『マルセル 靴をはいた小さな貝』(2021)のディーン・フライシャー・キャンプ。リロはオーディオで選ばれたルーキーのマイア・ケアロハが好演し、スティッチの声は、アニメ映画版『リロ&スティッチ』(2002)の監督であり、同作でスティッチ役の声優も務めたクリス・サンダースが連投しています。
日本語吹替版は、アニメ版と同じく山寺宏一がスティッチ、リロは子役としてブレイク中の永尾柚乃が担当しています。
実写映画『リロ&スティッチ』のあらすじとネタバレ

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遠い宇宙の銀河連邦で、違法な遺伝子操作によってモンスター「試作品626号」が生み出されました。それは、どんな攻撃にも耐えられる圧倒的な体と、スーパーコンピューター並みの知能を持つ、最強の破壊生物でした。
連邦議長はその生物を超危険生物とみなし、生み出した天才科学者ジャンパに生物を抹消するように命じますが、隙を見て「試作品626号」は宇宙船を奪って逃亡します。
逃亡者を乗せた宇宙船は、どうやら地球に向かっているようでした。破壊生物の逃亡に慌てた議長は、「試作品626号」号を捕えるためにジャンパと諜報員のプリークリーを地球へ派遣しました。
「試作品626号」が乗った宇宙船が墜落したところは、地球のハワイでした。そこには、6歳の女の子のリロがいました。リロは、両親を事故で亡くし、18歳の姉ナニと2人きりで暮らしています。
隣に住むトゥトゥおばさんは、ナニの相談相手でよく面倒を見てくれますが、ナニはひとりでリロを育てようと奮闘中。
ナニは優秀な成績で大学も内定していたのですが、突然の両親の死をきっかけにまだ小さな妹をりっぱに育てようとしているのですが、若すぎる彼女は失敗ばかり。
一方のリロは、働いて家事もしてと超忙しい姉にあまりかまってもらえず、寂しい思いをしていました。
ハワイアンダンスをならっていても、友人は出来ず反動でいたずらをしてしまうリロは、問題児としていつも注意されています。
ある日のこと。ナニと大げんかをして夜空を見上げたリロは、流れ星を見つけました。流れ星に願いを唱えるとその願いが叶うという言い伝えを思い出したリロは、思わず「親友がほしい」と願います。
その流れ星こそ「試作品626号」が乗った宇宙船でした。ハワイに着いた「試作品626号」は、さっそく結婚式場に出没して暴れまわりますが、飛び出した路上で車にはねられて気を失います。
その後、拾われた「試作品626号」は、奇妙な犬として動物保護施設に連れていかれました。
次の日、トゥトゥおばさんとリロは動物保護施設にやって来ました。その頃檻の中で正気付いた「試作品626号」は、檻をやぶり脱出していました。
ですが、ジャンパたちが自分を追って来ているのがわかっていたために、どこへ逃げようかと思案していました。
そこへ犬を見にリロが来ました。賢い「試作品626号」は壁に貼られた動物愛護のポスターを見て、リロに保護してもらうことを思いつきます。
奇妙な生物である証拠を隠し犬の振りをしてリロに近づく「試作品626号」。リロは一目みて「試作品626号」が気に入り、家へ連れて帰ることにしました。
目につくものは何でも破壊する狂暴な「試作品626号」を「スティッチ」と名付けて、彼と一緒になっていたずらを楽しむリロに、姉のナニは疲れ切ってしまいます。
児童福祉局のケコアは2人の生活を懸念しており、このままの状態ではリロを施設に預けなければならないとナニに忠告していました。
様子を見に来たケコアが新しい上司だと連れて来たのは、CIAのエージェントのコブラ・バブルスでした。いち早く、エイリアンともいえる地球外生物スティッチの存在に気が付き、調査に乗り出します。
実写映画『リロ&スティッチ』の感想と評価

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アニメ版との違い
2002年のアニメ版に続き、スティッチと一人の少女の物語が実写版となりました。暴れん坊のエイリアンだったスティッチがリロと出会って、リロが望む「オハナ」になっていきます。
「オハナ」は、ハワイ語で「家族」の意味。血縁関係だけでなく、絆で結ばれた仲間や、運命共同体といった意味合いも含まれ、本作のテーマを象徴しています。
アニメ版と比較しても作品の内容に大きな違いはありません。ジャンパが一段と凶悪なキャラクターになっていたりと、登場人物の違いが若干ありますが、スティッチがオハナの意味を理解して本当の家族のようになるというラストは変わりません。
実写版のラストは、ナニが最後に自分の将来も考えて大学へ進学しリロと離れる生活をしています。それでもリロとナニは心で通じ合い、かけがえのない家族となっています。
アニメ版の感動的な要素を維持しつつ、登場人物の現実的な葛藤や心の成長を描いている実写版。特に現代の風習に沿った内容を加えたと言えます。
スティッチの魅力

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ここで注目したいのは、エイリアンとして登場するスティッチです。
モンスター「試作品626号」として登場するスティッチは、青いモフモフの体に6本の脚、怪獣のような背びれ、そして両耳の間に2本の角がありました。
自分が地球の犬に似ているけれど違うのはそこだと気が付いたスティッチは、脇腹の2本を引っ込めて4本脚になり、背びれも背中に入れ、最後にアンテナのような角も体内に収納。より「犬らしい」外見となって、リロの前に現れます。
スティッチの賢さが現れるシーンであり、青くてふわふわな身体とキュートな大きな耳、いたずらっぽく輝く目を持つ可愛さ100%以上のスティッチが完成した瞬間でした。
ですが、犬のフリをしても、持ち前の破壊獣の性格は隠せません。リロと2人で悪戯をしてばっかりのスティッチ。いたずらをしては、耳をピンとたてて大きな口で笑いますが、ピュアで自由奔放な彼の性格そのものがそこに現れています。
どんないたずらをしてもあの大きな眼で見つめられると、きつく叱れないというのが観客の本音でしょう。
実写である本作は、アニメ版以上にスティッチをリアルに表現し、いたずらっ子だけど憎めないという愛らしいキャラクターの魅力をさらに引き延ばしています。
2002年のアニメ版公開から20年以上がたちました。本作を観る人は、実写版によってまた新たなスティッチの魅力に気が付き、スティッチをオハナに迎えたくなるのに違いありません。
まとめ

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実写映画『リロ&スティッチ』をネタバレありでご紹介しました。
破壊屋として作られたスティッチが、寂しい境遇の少女と触れ合ううちに、オハナ(家族)の意味を知って成長していくハートフルなファンタジーです。
舞台となるハワイの美しい自然や風習などもスクリーンいっぱいに描かれています。南国情緒に浸りながらの108分は、瞬く間に過ぎ、アニメとは一味違うリアルなスティッチに感動すら覚えることでしょう。
「偽モノの犬でもいいじゃない。オハナになればそんなことは関係ない」と叫びたくなる結末に拍手喝采。
スティッチはいたずらっ子ですが、見ているだけで癒されるとても愛らしい存在だと改めて知らされる作品でした。





































