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Entry 2018/08/06
Update

小泉今日子映画『食べる女』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も

  • Writer :
  • 村松健太郎

映画『食べる女』は9月21日(金)よりロードショー

映画『阿修羅のごとく』などの脚本家でもあり映画プロデューサー、作家としての顔も持つ筒井ともみの同名小説の映画化。

筒井自ら企画・脚本・プロデューサーを兼任しています。

小泉今日子、鈴木京香、沢尻エリカほか、豪華女性陣が食と恋に生きる姿を逞しく描いています。

本作での共演がきっかけで勝地涼と前田敦子がゴールインしたことも話題に!

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映画『食べる女』の作品情報


(C)2018「食べる女」倶楽部

【公開】
2018年(日本映画)

【監督】
生野慈朗

【キャスト】
小泉今日子、沢尻エリカ、広瀬アリス、前田敦子、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、ユースケ・サンタマリア
勝地涼、池内博之、小池徹平、笠原秀幸、遠藤史也

【作品概要】
脚本家・筒井ともみの短編小説『食べる女』『続・食べる女』を原作者自ら脚本を務め、「3年B組金八先生」シリーズを多く手掛けた生野慈朗監督の手で映画化されました。

筒井ともみが小泉今日子に惚れ込んで作った、新キャラクターを主人公にした原作とは違った新バージョンでの作品です。

映画『食べる女』キャラクター&キャスト


(C)2018「食べる女」倶楽部

小泉今日子(餅月敦子)
あだ名トンコ。雑文家兼古書店女店主。愛猫シラタマと暮らす。

沢尻エリカ(小麦田圭子)
あだ名ドド(圭の字を音読み)。トンコの担当編集者

前田敦子(白子多実子)
番組制作会社のAP。不倫専門だった中で現在の普通の恋人に結婚を申し込まれた

広瀬アリス(本津あかり)
お酒好き、SEXをした男にひき肉料理をふるまう癖がある。

山田優(茄子田珠美)
BARロマのママ。現在4人目の子供がお腹にいる。

壇蜜(米坂ツヤコ)
耳のパーツモデル。2児の母。長女のミドリは芯の強いタイプ

シャーロット・ケイト・フォックス(豆乃・リサ・マチルダ)
あだ名マチ。料理ができない。

鈴木京香(鴨舌美冬)
トンコの幼馴染。ごはんや「道草」の女将

ユースケ・サンタマリア(タナベ)
ひょんなことからドドと知り合う、料理が上手い。

池内博之(豆乃修治)
マチの夫。マチが料理ができないことから浮気をする。

勝地涼(白石)
ツヤコの娘緑の担任教師。ゲイで多実子の飲み友達。

小池徹(平友太)
あかりの新しい仕事の担当者。さわやかなイケメン。

間宮祥太朗(シノザキ)
BARロマのイケメンバーテンダー。白石の

眞木蔵人(淳)
BARロマの珠美の元夫で、お腹の子の父親でもある。

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映画『食べる女』のあらすじとネタバレ


(C)2018「食べる女」倶楽部

原稿は落としても三度も飯は逃さない食いしん坊の雑文家トン子。

彼女の家では月に一回、ごはんや道草の女将でトン子の親友美冬とおいしい料理をふるまっています。

今夜もそんな料理を求めて迷える女たちがやって来ました。そんなトン子の家の目印は大きなモチノキ。

今夜の客はトン子の担当編集者のドドと番組制作会社のAPの多実子。

ドドは最近自分の城・マンションを思い切って購入したばかりでした。

一方多実子は恋人からプロポーズを受けるものの、不倫専門の恋愛遍歴のせいかどこかヒリヒリするものがないと不満げです。

飲み足りない多実子は、その足で馴染みの行きつけのBARロマノに向かいます。

そこの女主人珠美はもうすぐ四人目の子供が生まれる予定。夫は紙の上では離婚している元夫の淳でした。

BARの常連の白石は、小学校の教師だが実はゲイで、お目当てはイケメンバーテンダーのシノザキ。

そして毎回酔いつぶれるまでロマノに入り浸るあかりは、SEXをした後、男にひき肉料理をふるまうのが好きでした。

以下、赤文字・ピンク背景のエリアには『食べる女』ネタバレ・結末の記載がございます。『食べる女』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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(C)2018「食べる女」倶楽部

アメリカからやってきたマチ(マチルダ)は、料理が全くできないことを夫に攻められ、離婚を切り出されます。

途方に暮れたマチが偶然に道草の前に通りかかり、美冬の料理のおいしさに思わず涙してしまい、そしてトン子の家に居候しながら美冬の店で業気見習いをすることにしました。

ドドは偶然免許更新の場で出会ったタナベと親しくなります。

全くタイプではないはずなのに田辺の作る料理のうまさがいつの間にか、自分の城(マンション)の城門を開いていいくのでした。

愛猫のシラタマ繋がりで知り合ったトン子と、小学生のミドリと由有羅の二人組。

緑の母ツヤコは耳のパーツモデルとして忙しい日々を送っています。

その場その場の酔った勢いの恋愛を続けていたあかりは、仕事の関係で爽やかな好青年の平友太と出会います。

久しぶりに本気の恋の予感に喜び、舞い上がります。

料理の腕を磨いたマチは、自分で稼いで自分で料理をする暮らしのすばらしさを知り、自立した生活を考え、トン子の家から出ていく。

居候がいなくなったことをトン子から聞かされたミドリは、母を口説き落としてトン子の家に越してきます。

人生に迷える女たちは、一時の休息のため、明日からの日々のため卵かけご飯を食べて明日に備えます。

映画『食べる女』感想と評価


(C)2018「食べる女」倶楽部

オールスターキャストを味わおう

それぞれの出番出番を見れば、いつも全員が同じ場面に出ているわけでなく、いわゆる拘束時間の面で見れば難しくもないのかもしれませんが、それにしても揃いに揃ったという感じのメイン8人の女優陣

小泉今日子、鈴木京香、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、シャーロット・ケイト・フォックス、壇蜜、山田優

というバラバラな色を見せてくれる8人の女優が出そろいました。

それぞれのカラーはバラバラなもののどこか不思議な同じ空気感をまとっているのは、やはり企画・原作・脚本・プロデューサーの筒井ともみの原作の空気感が8人にはまっているからでしょう。

独りを感じながらも、おいしいごはんを食べておいしい女になっていく8人は実に魅力的です。


(C)2018「食べる女」倶楽部

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まとめ


(C)2018「食べる女」倶楽部

本作はタイトルにあるように「食」を扱っているため、「食」も主役だと言って良いかもしれません。

しかし、小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、鈴木京香たちの豪華女優陣が共演は、そのことに目がいかないほど、次々に人気な女優たちが登場して魅力ある演技を見せてくれます。

それでも、筒井ともみが「食」と「性」といったテーマにしたことが、この豪華キャストを生んだというのは間違いありません。

それに負けじと男性キャスト陣も、ユースケ・サンタマリア、池内博之、勝地涼といった個性あるメンバーが集結しています。

原作者の筒井ともみが自ら脚本を手がけ、映画『手紙』で知られる生野慈朗監督がそれを見事にまとめ上げました。


(C)2018「食べる女」倶楽部

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