Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

ヒューマンドラマ映画

Entry 2019/03/06
Update

映画プリレジェ『PRINCE OF LEGEND』ネタバレ感想。LDHのブランド拡大とキラキラ映画へのアンチテーゼ

  • Writer :
  • 村松健太郎

映画『PRINCE OF LEGEND』は3月21日(木・祝)より全国東宝系にて公開!

「HiGH&LOW」のチームが再結集!大型企画プリンスバトルプロジェクトの一つの節目になる劇場版『PRINCE OF LEGEND』。

ある日、白馬に乗った王子が現れたらというシンデレラ願望に徹底的に挑んだ企画作品。

プリンスバトルプロジェクトでは、2018年秋のテレビドラマや映画版に加え、ゲームでの展開も始まっています。

各王子たちを演じるのは、EXILE以下多数のグループを擁するLDH所属のイケメン組。

また主題歌と王子グループのイメージソングをm-flowが担当しているのも話題です。

スポンサーリンク

映画『PRINCE OF LEGEND』の作品情報


(C)「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 (C)HI-AX All Rights Reserved.

【公開】
2019年(日本映画)

【エグゼクティブプロデューサー】
EXILE HIRO

【脚本】
松田裕子

【監督】
映画パート監督:守屋健太郎
ドラマパート監督:河合勇人

【キャスト】
片寄涼太、飯島寛騎、塩野瑛久、鈴木伸之、川村壱馬、佐野玲於、関口メンディー、吉野北人、藤原樹、長谷川慎、町田啓太、清原翔、遠藤史也、こだまたいち、加藤諒、大和孔太、白石聖

【音楽】
中野雄太

【主題歌・挿入歌】
m-flow『Piece of me』

【作品概要】
「EXILE TRIBE」のメンバーが出演して話題となったを「HiGH&LOW」プロジェクトの製作陣が、再びドラマ、映画、ゲーム、ライブなどを連動して新たに展開する「プリンスバトルプロジェクト」の長編映画。キャストは片寄涼太、鈴木伸之、佐野玲於、清原翔、町田啓太、飯島寛騎たちが参加。ヒロインの果音を務めるのは新進女優の白石聖。

映画『PRINCE OF LEGEND』のキャラクターとキャスト


(C)「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 (C)HI-AX All Rights Reserved.

成瀬果音(白石聖)
様々な事情から多くの王子たちに好意を寄せられることになる女子高生

TEAM奏
通称セレブ王子朱雀奏(片寄涼太)率いるチーム。
メガネ王子久遠誠一郎(塩野瑛久)と下克上王子楠本元(飯島寛騎)が脇を固める。

TEAM京極
ヤンキー王子兄京極尊人(鈴木伸之)とヤンキー王子弟京極流(川村壱馬)。

TEAM生徒会
生徒会会長の綾小路葵(佐野玲於)が中心のチーム。
金髪SP王子ガブリエル笹塚(関口メンディー)が支える

TEAMネクスト
下級生TEAMダンス王子レッド天堂光輝(吉野北人)ゴールド日浦海司(藤原樹)ブラック小田島陸(長谷川槙)

TEAM3B
彼氏に指定はいけない職業美容師王子嵯峨沢ハル(清原翔)バーテンダー王子翔(近藤史也)バンドマン王子TAICHI(こだまたいち)の卒業生トリオ

TEAM先生
伝説の王子を目指す先生王子結城理一(町田啓太)

TEAM理事長
王子研究の第一人者である理事長実相寺光彦(加藤諒)と秘書官服の部悠太(大和孔太)朱雀俊哉(六角精児)奏と京極尊人の父。初恋の相手は果音の母


(C)「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 (C)HI-AX All Rights Reserved.

スポンサーリンク

映画『PRINCE OF LEGEND』のあらすじとネタバレ


(C)「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 (C)HI-AX All Rights Reserved.

総資産数兆円ともいわれる朱雀グループの御曹司の奏は、父親の俊哉に頼まれ、俊哉の初恋の相手の忘れ形見果音の前に現れ、生活の援助を伝えます。

果音に一瞬にして心奪われた奏でしたが、正当な理由ではないと援助を断る果音とは、言葉のやり取りではどうしても反発しあってしまいます。

その状況を知った俊哉は、奏の異母兄弟京極尊人を呼び出して果音のことを頼みますが、奏も尊人に任せられないと言って自分こそが果音を守れるといって引き下がりません。

奏。京極兄弟に加えて果音の兄代わりだった嵯峨沢ハルや年下ながらも果音に想いを募らせます。

天童光輝、奏をライバル視し続ける生徒会長の綾小路翔が果音の前に現れました。

さらに王子研究の第一人者を自認する学園五理事長の実相寺光彦の策略もあって、果音を取り巻く王子たちは伝説の王子を決める“プリンスバトル”に参加することになります。

以下、『PRINCE OF LEGEND』ネタバレ・結末の記載がございます。『PRINCE OF LEGEND』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

スポンサーリンク


(C)「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 (C)HI-AX All Rights Reserved.

各バトルを乗り越えて最終的に三代目伝説の王子の称号を得たのは奏でした。

これで果音の心を手にできると思った奏ですが、これはお金のために実相寺から頼まれた演技だったと言って奏の告白を断ります。

しかし、断った直後に果音が右の頬をつねっているのを尊人は見てしまいます。

尊人は本心を偽っているとき、心が浮き立ちそうな時、冷静でいるために果音は、自分の頬をつねっているのでは果音に尋ねます。

実は奏は覚えてすらいませんでしたが、果音は奏が現れるはるか以前に、奏と出会っていて密かに思いを寄せていました。

それでも、住む世界が違うと考えた果音は、わざと奏に素っ気ないふりを見せていたのです。

全てを知った奏は独り、果音のもとに駆け付けしっかりと彼女を抱きしめるのでした。

映画『PRINCE OF LEGEND』の感想と評価


(C)「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 (C)HI-AX All Rights Reserved.

LDHのブランド拡大とキラキラ映画へのアンチテーゼ

同じスタッフ・キャスト陣で作られている「HiGH&LOW」シリーズが少年マンガ的世界を極端な描写で映像化させたのに対して、この『PRINCE OF LEGEND』の企画では少女コミック的な世界を同じ熱量で極端に映像化しました。

ただ、その一方で数多く制作された青春恋愛モノ(大半がコミックかライトノベル原作)の映画作品に対してアンチテーゼ的な作品でもあります。

過去に恋愛モノで多くの相手役を輩出してきているLDHがある意味、自分で落とし前をつけに来た恰好になります。

LDHとしても人材と体制が整い始めたことも大きいといえるでしょう。

新作が予定されている「HiGH&LOW」シリーズでの実績も生きていると思います。


(C)「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 (C)HI-AX All Rights Reserved.

LDHは女性グループE.G.familyも含めて国際的な活動を進めています。

欧米に拠点を作り、英語圏の作品にも出演するメンバーも増えてきました。

音楽にとどまらず映画・ドラマ・舞台などのエンタテイメントの面でももはや無視できな一大勢力になりつつあります。


(C)「PRINCE OF LEGEND」製作委員会 (C)HI-AX All Rights Reserved.

スポンサーリンク

まとめ

本作プリレジェこと、『PRINCE OF LEGEND』は、さまざまの14人の王子たちが登場し、各キャラクターがなぜ伝説の王子を目指すことになったのかを描いています。

2018年に放送されたテレビドラマシリーズ「PRINCE OF LEGEND」のクライマックス的な作品です。

14人の王子たちによる“3代目伝説の王子の座”を賭けた激しいバトルはファンならずとも必見です。

映画『PRINCE OF LEGEND』は3月21日(木・祝)より全国東宝系にて公開!

関連記事

ヒューマンドラマ映画

イッセー尾形映画『漫画誕生』のあらすじとキャスト。篠原ともえとの共演で見せる魅力とは

第31回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュに選出されたイッセー尾形主演『漫画誕生』。 “近代漫画の父”と呼ばれ、いま現在に至る漫画を職業として確立し、歴史から忘れられていった男・北沢樂天。 新進気鋭 …

ヒューマンドラマ映画

映画『エイス・グレード』ネタバレ感想と評価。SNS時代に生きる少女の青春像を繊細なタッチで描く

オバマ前大統領が年間ベスト映画に選出したことでも話題の青春映画 生まれた時からウェブサイトやSNSが存在する、若き少女たちのリアルな葛藤や恋愛。 そして、父親との家族関係を描き、全米で公開4館からわず …

ヒューマンドラマ映画

フィフティ・シェイズ・ダーカーあらすじとキャスト!試写会情報も

世界的な大ヒットを記録した前作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の待望の続編が登場! よりゴージャスに、よりドラマティックに“深化”した『フィフティ・シェイズ・ダーカー』をご紹介します。 スポンサ …

ヒューマンドラマ映画

映画『プラトーン』ネタバレ感想とあらすじ結末の評価解説。監督の実話を基に意味を見失う戦争の現実を伝える

オリバー・ストーン監督が自らの体験を基にベトナム戦争を描いた衝撃作! オリバー・ストーンが脚本・監督を務めた、1986年製作のアメリカのR15+指定の戦争ドラマ映画『プラトーン』。 1967年、ベトナ …

ヒューマンドラマ映画

映画『ストックホルム・ケース』感想評価とレビュー解説。実話を基にイーサン・ホークが憎めない銀行強盗を熱演

2020年11月6日(金)映画『ストックホルム・ケース』がヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK吉祥寺ほかで上映。 イーサン・ホークが『ブルーに生まれついて』のロバート・バドロー監 …

U-NEXT
CINEMA DISCOVERIES【シネマディスカバリーズ】
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
【連載コラム】光の国からシンは来る?
タキザワレオの映画ぶった切り評伝『2000年の狂人』
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【KREVAインタビュー】映画『461個のおべんとう』井ノ原快彦の“自然体”の意味と歌詞を紡ぎ続ける“漁師”の話
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学