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Entry 2022/05/23
Update

『ハケンアニメ!』ネタバレあらすじ感想と解説評価。実写映画化された感動のお仕事ムービーは“スポ根ような爽快さ”もある!

  • Writer :
  • もりのちこ

好きをつらぬけ!
覇権を取れ!

アニメ業界を舞台に、製作陣の奮闘する姿を描いた辻村深月のお仕事小説『ハケンアニメ!』の実写映画化。

人生を変えるほどのアニメとの出会いによりアニメ業界に転職を果たした新人監督・斎藤瞳(吉岡里帆)は、憧れの天才監督・王子千春(中村倫也)とアニメの覇権をかけ争うことに。

好きだからこそ負けたくない。好きだからこそ貫ける。そこに伝えたい想いがあるから。果たしてアニメ界の「覇権」を取るのは誰だ!?

監督をはじめ作品に関わる人達の、一コマ一コマにかけるこだわりや情熱に、胸を打たれます。

また、アニメ業界の製作現場を徹底的にリサーチし描かれた原作をもとに、ひとつのアニメが完成されるまでに、どのような工程でどれだけの人達が関わっているのか、製作の裏側を覗ける作品となっています。

劇中に登場するアニメにも注目。映画『ハケンアニメ!』を紹介します。

映画『ハケンアニメ!』の作品情報


(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
【公開】
2022年(日本映画)

【原作】
辻村深月

【監督】
吉野耕平

【キャスト】
吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子、工藤阿須加、小野花梨、高野麻里佳、前野朋哉、矢柴俊博、新谷真弓、松角洋平、水間ロン、前原滉、みのすけ、古舘寛治、徳井優、六角精児、梶裕貴、潘めぐみ、木野日菜、速水奨、高橋李依、花澤香菜、堀江由衣、小林ゆう、近藤玲奈、兎丸七海、大橋彩香

【作品概要】
辻村深月の小説『ハケンアニメ!』の映画化。『ハケンアニメ!』は、2012年から2014年まで雑誌「an・an」で掲載され、2014年に単行本化を果たし、2015年には第12回本屋大賞にノミネート、2019年には舞台化もされた人気小説です。

監督は、映画『水曜日が消えた』(2020年)の吉野耕平監督。CMプランナー、MVディレクターを経て、CGクリエイターとして『君の名は』(2016年)に参加し、その後劇場長編監督デビューを果たしています。

新人アニメ監督・瞳役に吉岡里帆、天才監督・王子役に中村倫也、それぞれのチーフプロデューサー役に柄本佑、尾野真千子が共演。

劇中に登場するアニメは、『テルマエ・ロマエ』の谷東監督、『ONE PIECE STAMPEDE』の大塚隆史監督と、一線で活躍するクリエイターが集結。声優陣も、梶裕貴、高野麻里佳ら人気声優が共演する豪華アニメとなっています。

映画『ハケンアニメ!』のあらすじとネタバレ


(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
いまや日本を代表する文化となった「アニメ」。そんな盛り上がりを見せるアニメ業界では、アニメの覇権=業界トップを取るために、日々クリエイターたちが奮闘しています。

新人監督・斎藤瞳は、アニメ「サウンドバック 奏の石」で、期待の夕方枠に抜擢されます。新人なうえに女性監督、まわりのスタッフの風当たりも強く、瞳のやる気は空回り気味です。

推薦してくれたチーフプロデューサーの行城理は、宣伝のために使えるものは何でも使えのビジネス優先上司。瞳をPRのために振り回し、製作に集中させてくれません。

瞳はこの作品にすべてをかけていました。それは、憧れの王子千春監督のアニメ「運命戦線リデルライト」と、同じ夕方枠で視聴率を争うことになったからです。

王子監督は、デビュー作「光のヨスガ」で脚光を浴び天才監督と称されるも、その後8年のスランプに陥っていました。今作が待望の復帰作です。

瞳が、公務員を辞めアニメ業界に飛び込むきっかけになったのも、王子監督の「光のヨスガ」に出会ったからでした。

貧しい家で育った瞳は、まわりの友達が魔法のスティックを嬉しそうに振っているのを横目に「魔法なんてあるはずない」と、夢も希望も持てない子供でした。

大人になり「光のヨスガ」を見た瞳は、子供の頃にこのアニメと出会っていたら救われたかもしれないと思うようになります。

「私もこんな作品を作って、昔の自分に届けたい。今、自分と同じような思いをしている子供たちに届けたい。見てる人に魔法をかけるような作品を作りたい」。

一方、復帰作への期待が高まる王子監督はといえば、姿を消していました。担当チーフプロデューサーの有科香屋子は、局側と製作側との間に立たされ爆発寸前です。

注目のアニメイベントとして、瞳と王子のアニメ対談が開催されます。イベントにも姿を現さない王子に有科が諦めかけたその時、王子がやってきます。

駆け寄る有科に、腕を広げ待つ王子。「お前、ほんっとにー、ふざけんな!」。有科のパンチが炸裂します。王子は王子でプレッシャーに打ち勝とうと必死なだけだったのですが。

王子と瞳の対談は、王子のビジュアルに夢中の司会者はそっちのけで、面白いものとなりました。

「現実を生き抜く力になるようなアニメを命がけで作る」。王子のアニメに対する熱き思いに、瞳も「負けません。ハケンをとります」と宣言。瞳の情熱に、王子も嬉しそうです。

待ったなしの初回放送日がせまっています。作画の修正、細かい色彩の調整、美術の相談、脚本の練り合わせ、撮影、声入れ。ひとつの作品が完成するまで、多くのクリエイターたちが関わります。

そんな中、瞳のもっぱらの悩みは、主人公トワコの声を担当している声優・郡野葵でした。話題集めにとアイドルである葵を連れてきたのはチーフプロデューサーの行城です。

自分の思いどおりにトワコを演じてくれない葵に、苛立ちが募ります。何度もやり直しをさせ、泣かせてしまいます。「なんで泣くんですか?気持ちを教えてください」。次第に孤立していく瞳。

王子に勝つには睡眠を削り、ぶつかっても妥協せずにやり抜くしかない。瞳は身も心もボロボロにして自分を追い詰めていきます。

いよいよ初回放送日となりました。日本中が話題のアニメ放送を楽しみにしていました。SNSでは色んな感想が飛び交います。

トウケイ動画、斎藤瞳監督作品「サウンドバック 奏の石」。スタジオえっじ、王子千春監督作品「運命戦線リデルライト」。視聴率の結果は、同率1位。これからが本当の勝負です。

以下、『ハケンアニメ!』ネタバレ・結末の記載がございます。『ハケンアニメ!』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
王子は、瞳の「サウンドバック 奏の石」の初回を観て、俄然やる気をだしていました。製作陣に細かい指示を出し、回を追うごとに数字を伸ばしていきます。

反対に瞳は、もやもやした気持ちのまま製作に取り組んでいました。監督の迷いは作品にも現れるかのごとく、「運命戦線リデルライト」に負けが続きます。

そんな中、瞳は王子に偶然出くわします。「サウンドバック面白かったよ」。憧れの監督に褒められ嬉しさを隠し切れない瞳。

王子は、瞳の悩みを見抜いていました。「声優のことで悩んでるんでしょ。彼女のSNS見たことある?心を開かないとエヴァは動かないよ」。

王子からのアドバイスもあり、瞳は少しづつ一緒に作品を作る人達に目を向けるようになります。声優の葵は、アニメの舞台でもある瞳の故郷を訪ね、彼女なりにトワコの声を探そうと努力していたのです。

PR活動に引っ張りだす鬼のプロデューサー行城は、誰よりも瞳の才能を信じ、ひとりでも多くの人に作品を届けるために戦略を考えてくれていました。

瞳は、作品を作っているのはひとりの力ではないと改めて気付きます。自分から歩み寄り、感謝の気持ちを伝え、期待に応えるために最大限の努力をすることを誓います。

王子は、最終回のシナリオ製作に取り組んでいました。王子は前作「光のヨスガ」で叶わなかった主人公の死を描こうと思っていました。

「ゴールデンタイムのアニメで主人公が死ぬなんて考えられない」と局側は猛反対。王子の才能を誰よりも信じるプロデューサーの有科は、「主人公を殺してもいいです。でも、局と戦えるだけの武器をください」と、最後を王子に託します。

これまで王子のわがままに応え、急な直しに原画製作会社に頭を下げ、走り回ってきた有科。彼女もまた、王子のデビュー作「光のヨスガ」に衝撃を受けたひとりです。王子の作品を多くの人に届けたいという情熱を持っていました。

最終回に向けて「サウンドバック 奏の石」が盛り返しをみせます。「何と言っても、声がいい」と評判です。瞳は、葵の声で命を吹き込まれた主人公トワコから、新たな展開を思いつきます。

「サウンドバック 奏の石」は、地球をまもるためにロボットに乗って戦う少女トワコが主人公。音を捧げることで動くロボットは、トワコの音と共に記憶を奪ってしまいますが、最終回にはすべて取り戻すというシナリオでした。

瞳は最終回のシナリオ変更を申し入れます。現場は騒然、いまさら無理だと反対する製作陣。それを黙らせたのは行城でした。「うちは大手です。だからこそ、目先のハケンより10年後も残る作品を作りたい。監督の残したいものは何ですか?」。

瞳は、「大事なものを失ってもやらなきゃいけない時がある、新しい大事なものはこれから築いていけばいい」ということを、経験で学んでいました。その思いをトワコを通して伝えたい。

ひとり、またひとりと立ち上がり、瞳の新しいシナリオを手に取ります。いま現場はひとつにまとまりました。最終回にすべてをぶつけます。

最終回、ハケンをとったのは、王子千春監督作品「運命戦線リデルライト」でした。最終回、主人公は死んだのか。いや、生きていました。

「どんなにみっともなくても、望まれなくても生きてやる。ひとりにはさせない」。王子の今伝えたい想いが込められていました。

結果は惜しくも2位となりましたが、瞳は満足していました。近所では、子供たちが「サウンドバックごっこ」をして遊んでいます。誰かの胸に刺さる作品を残すことができました。

みごと復帰を果たした天才監督・王子は、1番の理解者であり支えてくれた有科に感謝していました。「結婚してあげてもいいけど」。「はぁ!?」有科の苦労はまだまだ続きそうです。

視聴率ではハケンを逃した「サウンドバック 奏の石」でしたが、DVDの売上は1位という快挙を成し遂げます。これには行城も思わず小躍りするのでした。

映画『ハケンアニメ!』の感想と評価


(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
アニメ業界の製作現場で働くクリエイターたちの熱き思いを描いた作品『ハケンアニメ!』。その熱き思いのぶつかり合いに、まるでスポコンドラマを見終わったような感動が待っていました。

また、徹底的にリサーチされたアニメの製作現場の様子に、ひとつの作品が完成するまでにどれだけの手間がかかっているのか知ることが出来る、お仕事ムービーにもなっています。

監督が作品に懸ける想い。プロデューサーが製作陣を信じる想い。色彩や美術、台詞のひとつにまで妥協を許さないプロの仕事。すべての思いを受けキャラに命を吹き込む声優たち。

多くの人の大きな愛を紡いで完成する作品だからこそ、人の心を動かす力が宿るのだと感じました。


(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会

そういう視点で劇中に登場するアニメ「サウンドバック 奏の石」「運命戦線リデルライト」を見ると、かいつまんで見ただけでも泣けてきます。

二転三転して完成する感動の最終話には、世界の美しさや生きる価値をテーマに、前向きなメッセージが伝わるシーンになっています。

どちらも一線で活躍する本物のクリエイターたちが作り上げたということで、ここにも妥協しないプロの仕事が見受けられました。

アニメ業界は、好きを仕事にしている人が多いイメージですが、この物語の主人公・斎藤瞳が監督になった理由にも熱いエピソードが盛り込まれています。

瞳は幼い頃、家庭の事情で魔法を信じられない寂しい子供でした。まわりの女の子がアニメの魔法スティックに夢中な時、現実は厳しいということをすでに知っていたのです。

しかし、ひとつのアニメとの出会いが、彼女の人生に潤いを与えます。好きなものを貫く勇気を与えます。魔法は使えなくても魔法を超える力がアニメにはあると信じることが出来ました。

そして、以前の自分のように、夢や希望を持てない子供たちに心に刺さるアニメを届けたいという熱い信念が芽生えます。

ゆるぎない信念のもと、好きなことに夢中で取り組む瞳の姿は、ボサボサの容姿にも関わらず輝いて見えました。

演じているのは、吉岡里帆。化粧っけもなく、大きな丸眼鏡をかけ、髪をひっつめ、ボロボロの姿を見せます。実物とは正反対の役どころを、真の強さをもった強い女性へと説得力のある演技を魅せます。

そんな瞳も憧れる天才監督・王子千春を演じたのは、中村倫也。カリスマ性あふれる役柄は彼にぴったりです。爽やかに見えて、実は作品を命がけで生み出す姿に凄みを感じます。

そして、この物語に欠かせない監督を支えるプロデューサーという存在。瞳のプロデューサーであり、売れるためなら何でもする行城。演じるのは柄本佑。

一見何を考えているのかわからないクールな一面と、不器用な優しさをみせる行城は、柄本佑のはまり役と言えます。

王子のプロデューサーであり、彼の才能を守るために奮闘する有科。演じるのは尾野真千子。

わがまま王子に振り回されながらも、面倒見の良さはピカイチ。尾野真千子の優しくて凛々しい姿が有科にぴったりです。

また、瞳の監督作品「サウンドバック 奏の石」の主人公・トワコの声を務める郡野葵役に、実際の人気声優・高野麻里佳が登場しています。

物語での葵は、監督が求める声を出せず何度もやり直しをさせられ、泣いてしまいます。可愛いだけのアイドルかと思いきや、地道な役作りの努力をし、自分の役割を誰よりも分かっているプロの姿がありました。

高野麻里佳のリアルな演技で、華々しい声優の世界にも人並知れず努力があり、本当に作品を愛し大事にしているのことが伝わってきました。

そのほかにも、アニメ業界の特殊な職業が続々と登場。こんな職業があるんだと新たな発見もあります。

本物の人気声優たちが出演し、実際の声入れの現場も見れて、アニメ好きな人はもちろん普段アニメを見ない人でも楽しめる映画になっています。

まとめ


(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
小説家・辻村深月の同名小説を原作に、アニメ業界で奮闘する人々を描いた映画『ハケンアニメ!』を紹介しました。

アニメが完成するまでに携わる多くの人々の思いと、妥協を許さないプロの仕事ぶりがリアルに描かれています。

仕事に情熱を注ぐクリエイターたちの奮闘に、今の自分の仕事への姿勢を振り返る機会になるかもしれません。一緒に仕事をする仲間の大切さに改めて気付くこともあると思います。

映画『ハケンアニメ!』は、忘れかけていた好きなことへの情熱を奮い立たせるきっかけになる作品です。

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