映画『シモキタブレイザー』は2024年2月16日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開
下北沢出身の安藤光造監督によるノンストップドタバタクライムコメディ『シモキタブレイザー』が2024年2月16日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開されます。
往年のフォード、ランボルギーニ、マクラーレンなどの名車が多数登場して激しいカーチェイスを繰り広げます。
主演は『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編』(2023)の佐藤嘉寿人と、舞台「ハイキュー!!」シリーズの赤名竜乃介。
愛犬の手術代を稼ぐために闇バイトに飛び込んだ若者たちがとんでもない騒動に巻き込まれていく、コミカルで楽しい本作の魅力をご紹介します。
映画『シモキタブレイザー』の作品情報
【日本公開】
2024年(日本映画)
【監督】
安藤光造
【脚本】
賀々賢三、安祖兄小屋次
【編集】
水野翔斗、安祖兄小屋次
【キャスト】
佐藤嘉寿人、赤名竜乃介、青木謙、倉冨なおと、伊藤慶徳、佐藤タダヤス、浦彩恵子、チャンス大城、りゅうと、寺地拳四朗、モロ師岡、兒玉遥、出口亜梨沙、杉浦文紀、室田真宏、岡田地平、蟹江アサド、仁也、コネクリ先輩、謝花弘規、朝倉ここな
【作品概要】
『灰色の壁 大宮ノトーリアス』(2022)を手がけた安藤光造監督が、地震の生まれ故郷・下北沢を舞台に描くノンストップクライムコメディ。
事態が二転三転する予測不能な展開に、ハリウッド映画顔負けの大迫力カーチェイスがみどころです。
主人公のケンを演じるのは、ボーイズグループ「VOYZ BOY」の元メンバーで、『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編』(2023)の気鋭の新人、佐藤嘉寿人。
さらにハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」の赤名竜乃介に、元HKT48で『僕らはみーんな生きている』(2023)の兒玉遥、『月』(2023)の実力派俳優のモロ師岡に加え、世界チャンピオンの寺地拳四朗も参戦します。
映画『シモキタブレイザー』のあらすじ
タトゥアーティストのKENは、相棒のSMOKYが栽培する大麻の販売でなんとか生計を立てていました。
ところが、愛犬ブービーに悪性の腫瘍が見つかり、高額の手術代が必要となったため、2人はやむなくネットで見つけた闇バイトに手を出します。
宝石店に強盗に入った彼らでしたが、そこで店内に飾られていたレコードが気に入ったKENは、宝石とともにレコードを盗んでしまいます。しかし、そのレコードは時価数億円を軽く超える伝説のレコード「シモキタブレイザー」でした。
伝説のレコードをめぐり、事態は宝石店の極悪オーナー、シモキタ署の刑事たちをも巻き込んだ大騒動へと発展していき・・・。
映画『シモキタブレイザー』の感想と評価
ハチャメチャな青春クライムコメディ『シモキタブレイザー』。生き生きとした若者たちに魅了されます。
高級車での激しいカーチェイスや、軽やかな身のこなしが魅力的なアクションシーンなど、みどころたっぷりの一作です。
タトゥアーティストのKENと大麻を再栽販売する相棒のSMOKYは、いわゆるまっとうとはいえない仕事をしてはいても、人の道からは外れまいと彼らなりのモラルを持って生きてきました。しかし、愛犬ブービーに腫瘍がみつかったことから、手術代を得るために闇バイトに手をだしてしまいます。
宝石店強奪したものの、一緒に強盗に入った二人組と仲間割れした上、腹黒い宝石店オーナー、果ては刑事たちにも追われる身となり、KENとSMOKYは逃避行するはめに陥ります。
彼らを追うひと癖ある女刑事・猫田を独特の存在感で演じる、元HKTの兒玉遥に注目です。
しかし、どんなシリアスな展開でもそこにあるのはひたすらユーモアのみ。コミカルで笑えるシーンばかりで、いつの間にかKENらの魅力にはまってしまうことでしょう。
闇バイトや、宝石店強奪など現代の社会問題を扱いながらも、独特のユーモラスな描写が光ります。強盗に入った若者らが踊るおしゃれでダサいシモキタダンスがバズるさまなども、リアルな世相をよく表していて感心してしまうに違いありません。
まとめ
新星・佐藤嘉寿人と赤名竜乃介が、脳天気で人のよい主人公二人組を痛快に演じるクライムコメディ『シモキタブレイザー』。
活気あるシモキタの街の映像には、安藤光造の故郷愛があふれています。
予測不可能なドタバタコメディの魅力をたっぷり堪能してください。
映画『シモキタブレイザー』は2024年2月16日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国順次公開です。