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Entry 2017/10/11
Update

映画『ミックス。』あらすじネタバレと感想!キャストの演技評価も

  • Writer :
  • 村松健太郎

2016年の一大ブームを巻き起こした『逃げるは恥だが役に立つ』、通称“逃げ恥”。“恋ダンス”に“ハグの日”“ムズキュン”と昨年秋から冬にかけて日本中を席巻しました。

そして月9ドラマ復権を託された『コード・ブルー3rdseason』も成功し映画化決定。

“逃げ恥”からあっという間に一年がたった“ガッキー”こと新垣結衣が『リーガル・ハイ』の脚本家古沢良太と組んだ映画最新作がこの『ミックス。』

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1.映画『ミックス。』の作品情報

(C)2017「ミックス。」製作委員会

【公開】
2017年(日本映画)

【監督】
石川淳一

【キャスト】
新垣結衣、瑛太、広末涼子、瀬戸康史、永野芽郁、佐野勇斗、森崎博之張、蒼井優楊、山口紗弥加、中村アン、久間田琳加、神尾佑、平山祐介、斎藤司、佐野ひなこ、鈴木福、谷花音、平澤宏、関太、真木よう子、吉田鋼太郎、池上季実子、生瀬勝久、田中美佐子、遠藤憲一、小日向文世、水谷隼、石川佳純、伊藤美誠、吉村真晴、浜本由惟、木造勇人

【作品概要】
ドラマ『リーガルハイ』などで脚本を務めた古沢良太のオリジナル脚本作品。

ガッキーこと新垣結衣と、瑛太がダブル主演を務め、卓球を題材に男女混合ダブルスを通して再起はかる人間模様を描いたドラマ。

共演に広末涼子、佐野優斗、遠藤憲一、田中美佐子、蒼井優、森崎博之、瀬戸康史、永野芽郁、山口沙弥加、斎藤司(トレンディエンジェル)、真木よう子、小日向文世などなどオールスターキャスト。

カメオ出演的に鈴木福、谷花音、吉田鋼太郎、中村アン、生瀬勝久も登場。

演出は『エイプリルフールズ』の石川淳一監督。また卓球界からメダリストの水谷隼をはじめ、石川佳純、伊藤美誠たち卓球選手も出演してます。

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2.映画『ミックス。』のキャスト一覧


(C)2017「ミックス。」製作委員会

新垣結衣(富田多満子)
元天才卓球少女。失恋して無職に。捨てたはずの卓球に再び挑む。

瑛太(萩原久)
元日本ランカーボクサー。別れた妻子との復縁を考えている。

広末涼子(吉岡弥生)
元ヤンの玉の輿妻。姉御肌だが、結婚先では窮屈な思いも。

佐藤優斗(佐々木優馬)
引きこもり、不登校の高校生。弥生のパートナー。

遠藤憲一(落合元信)
プチトマト農園を経営する農家。試合前には必ず腹痛。

田中美佐子(落合美佐子)
元信の妻、実は亡くした卓球少年の息子がいた。

蒼井優(楊)
フラワー卓球クラブ行きつけの中華料理店の店員。卓球については過去が。

森崎博之(張)
中華料理店店長。辛すぎる四川風麻婆豆腐が名物。

瀬戸康史(江島晃彦)
日本卓球界のホープ。多満子と愛莉を二股をかけた。

永野芽郁(小笠原愛莉)
江島の後輩でミックスのペア。江島を多満子から略奪した。

山口沙弥加(佐野聖子)
萩原の元妻。色々あって、また萩原の前に。

真木よう子(富田華子)
多満子の母。日本を代表する卓球選手で多満子をしごき続けた。

小日向文世(富田達郎)
多満子の父。タクシー運転手。

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3.映画『ミックス。』のあらすじ


(C)2017「ミックス。」製作委員会

15年前。日本を代表する卓球選手だった母親・華子にスパルタ教育で天才卓球少女として活躍していた(活躍させられていた)多満子。

15の歳に母が病に倒れ、そのまま急逝。その直前で卓球で世界を獲るという夢を押し付けていたことを詫びられ卓球をやめてもいいと言われます。

その言葉を受けた多満子はあっさりと卓球を捨てガングロ女子高生として青春を謳歌。その後は普通の会社員として就職します。

そして年齢も29歳とアラサーになり色々と考える年ごろに。

そんな時に現れたのは実は卓球少女時代の憧れの存在で、今の日本卓球界のホープ江島が現れます。

会社が新たに卓球部を創設し、その目玉として江島を招聘したのでした。

多満子は卓球少女である過去を隠して江島に接し、上手い具合に交際に発展するまでになりました。

ところが卓球部の使いメンバーとして江島の後輩で日本卓球界のアイドル愛莉が入部してきたことで、ざわつき始めます。

もともと江島と愛莉は先輩後輩である上になんとミックス(男女混合ペア)を組むことになってしまったのです。そして決定的な出来事が部屋で抱き合う江島と愛莉を目撃してしまいます。

多満子は全てを捨てて故郷に帰ります。そこにあったのはすっかり廃れたかつての自分がしごかれた卓球クラブフラワー卓球クラブがあった。

そこで昔なじみの弥生と再会。赤髪元ヤンだった弥生は年上ながらも多満子をお嬢と呼んで慕っていた。

何もすることがないならクラブコーチをやらないかという誘いに本当に何もすることのなかった多満子は嫌々ながらもコーチとしてラケットを握ることに。

クラブにいたのは弥生とプチトマト農家の落合夫婦、登校拒否気味の高校生優馬、そして近くの工事現場で肉体労働に勤しむ無口な萩原。

多満子は卓球用品を買いに行った先で江島と愛莉のペアの活躍を知ると、二人を見返すために卓球クラブで全日本選手権ミックス部門でエントリーすることを持ちかけます。

ミックスはエントリー数も少ないうえに、シングルスやダブルスの前哨戦感覚の選手が多く付け入るスキがあると思ったのでした。

会場で再会する多満子と江島、気まずい空気が流れます。そして付け入るスキがあると思っていた大会でクラブは惨敗。

見込みの甘さ、同期の不純さを恥じます。

そして一年後のリベンジを誓うのでした。
口喧嘩の絶えなかった多満子と萩も気が付けば“タマコ”“ハギ”と呼び合う仲に。

武者修行を繰り返す二人、更になんといつも通っていた中華料理店の店長・店員コンビが卓球中国代表強化選手一歩手前までいってたことを知り、特別コーチを頼みどんどんと強くなる二人。

いよいよ、大会が迫ってきた中、多満子の前に江島が現れ今までのことを謝罪し、やり直したいと迫ってきました。

一方萩原にも元妻がやってきて就職の世話をします。

江島とよりを戻せば多満子にとって試合に出る必要もなくなります。

さらに萩原の面接日は大会当日でした。弥生も医師の夫にとがめられていて試合に出にくい状況に。

結果としてクラブは大会不参加を決めました。

全員の心に重い何かを残しながらも大会当日も普段の生活を進めます。

しかし、諦めきれない優馬は一人会場へ。その想いを感じ取ったメンバーは一人また一人と会場へ。

そして、萩原が向かったのは面接の場ではなく多満子の元でした。

以下、『ミックス。』ネタバレ・結末の記載がございます。『ミックス。』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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多満子は将来を棒に振った萩原に文句を言い続けますが、萩原はその口をキスでふさぎます。

遅いよ!と嬉しさ半分、恨み節半分の気持ちで萩原に抱きつきます。

二人を待っていたのは多満子の父達郎で、二人を乗せてタクシーを飛ばして会場に向かいます。 

そして、二人は大会会場へ。一年の猛特訓で二人の実力は格段に上がり、次々と難敵を撃破。決勝戦でぶつかるのは因縁の江島・愛莉ペアでした。

江島ペアはやはり圧倒的な強さでした、序盤から圧倒されてセットカウントは0VS2。しかし、ここから多満子と萩原は粘りを見せます。

一年間なんだかんだ言いあいながらも一年過ごしてきた二人の息はぴったり、気が付けばファイナルセットまで試合はもつれていました。

会場の声援も二人を後押しします。

そして試合最終盤、ほんのわずかな差で二人は破れます。

しかし、多満子達の顔は満足した笑顔で溢れていました。そんな二人を見て江島は黙って頭を下げるのでした。

大会後、多満子はコーチ業を続けています。

二人の活躍もあってクラブは大盛況。萩原は地元に残って働いています。

落合夫婦は畑を拡げようかと言い出し、優馬は卓球クラブの事務局長として生き生きとしています。

萩原が慌ててクラブにやってきます。今は、毎日のようにクラブに多満子・萩原ペアとの手合わせを求めてくる人たちが沢山できるようになりました。

公私ともに二人のミックスは続きます。

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4.映画『ミックス。』の感想と評価


(C)2017「ミックス。」製作委員会

見どころまとめ ガッキーもいいけど脇もいい。

古沢良太脚本の『リーガル・ハイ』でコメディエンヌとして開花した新垣結衣が以外にも純正ラブコメディ映画初参戦というのも意外な感じですが、いよいよ来たなという感じですね。

やっぱり相性が良いというか、ガッキーが生き生きしているのが何より魅力です。と同時に古沢脚本はダメ組、負け組、元には戻れない人間を魅力的に描きますね。

その分だけ後半戦の輝きだすメインキャラクターが生きます。

相手役の瑛太は『最高の離婚』の巻き込まれタイプも『まほろ駅前』シリーズのちょっと醒めたタイプのコメディもいけるので、見ていて安心感があります。

基本的にガッキーの喜怒哀楽を堪能していればいいだけの映画で、それだけで役割は十分。

ただ、今回はそれに加えて共演女優陣がはじけていていい

クールな役、落ち着いた役、シリアスな役、狂気的な役というのが最近の定番だった蒼井優がここまで弾けるかというぐらい弾ける中華料理店の店員・楊を快演(怪演)。ステレオタイプすぎるだろうという片言ぶりがとにかく楽しいです。

相手役がチームナックスのリーダー森崎博之という受け身と大声なら負けないということもあって、中華料理店のシーンではすごいテンションです。

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まとめ

もう一人の広末涼子も久しくない弾けっぷりでした

多満子の卓球仲間だった赤い髪の元ヤンで、その後上手く男を釣ってエリート医師と結婚、玉の輿に乗ったセレブ妻。

だけどエリート集団の中で身の置き所がなくて窮屈さを感じている日々です。

そのストレス解消で地元に帰ってはラケットを振っているという役どころ。

広末涼子がこういう姉御肌的な後見役、面倒見役をやってくるとは思いませんでした。

彼女もまたガッキーと同様清純派・正統派なキャラクターがある意味義務付けられているタイプの女優さん。

それがここまで“はっちゃける”とは予想外でした。

クライマックスの赤い髪モードは惚れますね。このあたり毎年のように地元拘置のよさこい祭りに出ている弾けモードになったというところでしょうか?

共演者にも恵まれいい意味で分かりやすい話。“逃げ恥”からちょうど一年。

この映画がヒットするとなるとガッキーはしばらく敵なし状態の黄金期に入るのではないでしょうか?

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