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Entry 2021/09/07
Update

映画『ブラックウィッチ』ネタバレ結末感想とラストあらすじ考察。ガチ怖魔女ホラーのおぞましい真実が暴かれる|B級映画 ザ・虎の穴ロードショー52

  • Writer :
  • からさわゆみこ

連載コラム「B級映画 ザ・虎の穴ロードショー」第52回

深夜テレビの放送や、レンタルビデオ店で目にする機会があったB級映画たち。現在では、新作・旧作含めたB級映画の数々を、動画配信U-NEXTで鑑賞することも可能です。

そんな気になるB級映画のお宝掘り出し物を、Cinemarcheのシネマダイバーがご紹介する「B級映画 ザ・虎の穴ロードショー」第52回は、カナダ発の魔女ホラー『ブラック・ウィッチ』(2017)のご紹介です。

口論が原因で感情的になった時「相手がいなくなってしまえばいいのに」……そんなことを一瞬思うこともあります。しかし、本当に望んだことではないのに、それが現実のものとなってしまったら……。

父親を亡くし、母と2人の生活になった女子高生の主人公は、学校で友達と過ごす時間と、オカルトに夢中になることで寂しさを埋めていました。

ところが母は悲しみから立ち直れずに、情緒不安定から娘にあたり散らしたり、過干渉になり彼女の意向を無視する計画をした結果、怒った娘は怖ろしい行動に移してしまいます。

【連載コラム】「B級映画 ザ・虎の穴ロードショー」記事一覧はこちら

映画『ブラック・ウィッチ』の作品情報


(C)2017 Pyewacket JoBro Productions Inc. All Rights Reserved in all Countries

【公開】
2017年(カナダ映画)

【原題】
Pyewacket

【脚本・監督】
アダム・マクドナルド

【キャスト】
ローリー・ホールデン、ニコール・ムニョス、クロエ・ローズ、エリック・オスボーン、ジェームズ・マッゴーワン

【作品概要】
魔女に魂を売り苦悩する娘リア役には、カナダのテレビドラマで人気の女優ニコール・ムニョスが務め、リアの母役は『ミスト』(2008)、『サイレントヒル』(2006)などのホラー作品に出演したローリー・ホールデンが演じます。

トロント国際映画祭のコンテンポラリーワールドシネマセクションで上映され、メルボルンやグラスゴーなどジャンル別国際映画祭にて、公式作品として上映されました。

映画『ブラック・ウィッチ』のあらすじとネタバレ


(C)2017 Pyewacket JoBro Productions Inc. All Rights Reserved in all Countries

高校生のリアは父を亡くしたばかりでしたが、オカルトに興味のある友人達に支えられ、なんとか日常生活を送っていました。

その1人アーロンとは、お互い意識し合う仲ですが、まだ気持ちを確かめ合えずにいます。放課後、車でアーロンに送ってもらうのが楽しみなリアです。

家に帰ると冷蔵庫に“夕食を作ってほしい”と、母からのメッセージが貼られていました。リアは夕食を作り2人で食べますが、母は具合が悪そうで不機嫌です。

リアはアーロンと一緒に撮った写メを見て、ささやかな幸せなにひたります。そして、出かける支度をすると、そのことを言いに母の部屋に行きますが、中から母のむせび泣く声が聞こえてきます。

ワインを飲んで泣いていた母は、何かをベッドの下に投げ込みます。リアは図書館で行われる、作家のサイン会へ行くと言いますが、酔っている母は「好きにしたらいい」と捨て台詞を言います。

“黒魔術”研究家ローワン・ダブのサイン会に来たリアと友人は、テンションが上がってつい長話をしてしまいます。

友達のロブはローワンの本の一節「悪魔は悪を作りだすのではなく、人の心から信仰心を奪って、“悪”を引き出す」が、とても腑に落ちると話します。

帰りはアーロンが送ってくれますが、彼はなかなかリアに告白できず、結局時間だけが流れてしまいます。帰りが遅くなってしまったリアを母はリビングで待ち構え、サイン会に行ったわけでなく、どこかへ遊びに出かけたのだろうと疑います。

夫の死後、娘に対して過干渉になった母は、ヒステリックで些細なことで怒るようになりました。リアがそのことを人が変わったみたいだと責めると、家にいると夫のことばかり思い出し、耐えられないと話し始めます。

母はリアに何の相談もせず、長年慣れ親しんだ家を売って、月末には引っ越すことにしたと告げます。リアは突然の話に怒りますが、悪魔に関する書籍を眺めながら、気持ちを落ち着かせ寝てしまいました。

翌朝、母は朝食を用意しながら、学校へ迎えに行くから、引っ越す家を見に行こうと誘い、仕事へでかけます。リアは乗り気にはなれませんでしたが、母がいない隙に母がベッドの下に隠したものを見ます。

それはリアと亡くなった夫が写る、数枚の微笑ましい写真でした。リアはそれを見ると母のつらい気持ちが少しわかった気になり、母を許せる気持ちになります。

学校に行き、リアは引越しの話を仲間達にします。親友のジャニスはあまりに急すぎると、母の横暴さに憤慨しますが、リアにはどうすることもできません。

引越し先の家は郊外の森の中にあり、他に民家も見当たらないロッジ風の一軒家です。リアの部屋には屋根裏部屋もあり、予定通りに親子は引越しをしました。

ところが翌日、母がリアを学校まで送迎するとき、衝撃的なことを告げます。休暇明けには、新しい学校への転校が決まっていると言うのです。

リアは免許を取り自分で運転して通うと反発しますが、稼ぎもないのにと言われます。リアはアルバイトもさせてくれないと反論しますが、休暇明けか年度変わりか決めるよう、厳しく言いつけられます。

帰りの車内も険悪なまま、リアは自分の部屋へ行こうとします。母は反抗するのもいい加減にするよう怒り、リアの友達を罵倒し、学校を変えることを正当化します。

更にリアがオカルトに傾倒していることに不満を抱き、彼女の六芒星の指輪を捨て、「夫の面影のあるリアを見ていると、消し去りたくなる」とまで叫びます。

リアは深く傷つきながら家を飛び出し、森の中で怒りや悲しみを泣き叫びます。次第にその感情は母への憎悪に変わっていき、「ママなんて死んでしまえばいい」と叫んでしまいます。

そしてリアの激情がピークになったとき、彼女は家に戻ると黒魔術の方法と呪術に使う材料、道具を持って再び森の中へと向います。

木に囲まれた小さなスペースを見つけたリアは、赤い毛糸を数本の木に掛けながら、五芒星で囲むとその中心に入り、1本の木の前で呪術の儀式をはじめます。

呪文を唱えながら木の根元を掘り、母の髪の毛を穴に入れると、呪術の材料に自分の血を混ぜた液体をかけて土で埋めます。それは使い魔“パイワケット”を召喚する術でした。

以下、『ブラック・ウィッチ』ネタバレ・結末の記載がございます。『ブラック・ウィッチ』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。


(C)2017 Pyewacket JoBro Productions Inc. All Rights Reserved in all Countries

帰宅したリアの心は落ち着かないまま、道具類をクローゼットの箱に隠し、切った腕を洗浄しますが、様子のおかしいリアを母は心配します。

夕食の時も沈黙は続きますが、リアが食事に手を伸ばした時、腕の傷から血が滴ります。それを見た母は驚き慌てて手当をします。

傷が手首に近かったため、母はリアが自殺をしようとしたと勘違いし、リアに謝罪するとそれ以降、彼女への接し方が優しく変わっていきます。

ところが、その晩から異変が起き始めます。リアの部屋の屋根裏から大きな物音が聞こえ、朝玄関まで行くとドアが少し開き、床に乾いた土や木の葉が散らばっていました。

リアは母のことが心配になって様子を見にいきますが、母は何事もなく就寝していました。その日は親子で街に出かけ、ギフトショップで買い物をしたりしますが、リアは自分の行った呪術で、母に何か起こるのではないかと不安を感じます。

帰りの車中で元気のないリアに優しく声をかける母は、運転しながらリアの手を握ります。その瞬間、目の前に車線を越えた自動車が向かってきて、慌ててハンドルを切り間一髪、母娘の乗る自動車は路肩の溝に落ちるだけですみました。

その晩、母はリアが生まれた日のことを話します。13時間運転して出産に立ち会った父のことです。リアの誕生を喜んだ父はその日から1年間、妻である母に「ありがとう」と言ってくれたと話します。そして“今までで一番幸せだ”と言ってくれた夫のことを思い出し、母はリアに怒ってばかりいたことを改めて謝ります。

就寝後、リアの部屋の屋根裏から、ものすごい音がして目が覚めます。母を起こして屋根裏を確認しますが、何もいませんでした。

翌日も母と庭いじりをしてすごしたり、何事もなく夜を迎えますが、就寝したリアの部屋にそれは忍び寄っていました。

翌朝、目が覚めたリアのいた場所は自分の部屋でなく、儀式をした森の木の根元でした。手当した腕からは包帯が取れ、傷が開き血が流れ出ています。リアはパニックになりますが、学校に行くと仲間に自分のしたことと、起きている現象について告白します。

ロブは母親に呪いの儀式をするなんて異常だと責めますが、アーロンは力になりたいと、どうしたいのかリアに聞きます。

リアは絶対に家には帰りたくないと言うと、ジャニスが一緒に家に行って泊まると申し出ます。彼女は怪奇現象を動画に撮って、動画サイトで配信したいと言います。

リアは迎えに来た母に、ジャニスを泊めてほしいと頼みます。母はリアを尊重して、ジャニスを泊めることを許可しました。

2人は部屋で異変が起こるのを待ちますが、特に何も起こらずガールズトークで楽しい時間をすごします。しばらくしてジャニスがタバコが吸いたいと外へ出ます。

他愛もない会話をしますが、ジャニスは儀式をした場所が見たいと言い出し、一緒に森の中に行きます。ジャニスは悪ふざけで隠れリアを不安にさせますが、そこでも何事もなく家に戻りました。

ジャニスは疲れたからもう寝ると言うと、彼女はリビングのソファで、リアは部屋で就寝します。深夜、不穏な気配がジャニスに迫ると、彼女は気がついて目を覚まします。

翌朝、リアは母親に起こされジャニスがいないと言われ、一緒に探しますが彼女は自動車の中で、異常に怯えていました。

鍵をロックし泣きながら怯えているジャニスは、家の中には戻らないと叫び、リアが心配して触れても「触るな!」と拒絶します。その日以来ジャニスは学校に来なくなり、リアとの連絡も絶ってしまいます。

母もジャニスを心配し学校に連絡しますが、寝込んでしまっていると聞きます。リアは「呪術で本当に“パイワケット”を召喚してしまったのでは?」と不安に思いはじめます。


(C)2017 Pyewacket JoBro Productions Inc. All Rights Reserved in all Countries

母が新しい仕事を始めたため、1人で帰ることになったリアは急いで家に帰ると、召喚術を書いた作者のローワン・ダブに、思いきってメールで助けを求めます。

ローワンから返信があり翌日、電話で話すことになりました。黒魔術の呪いは呪いをかけられた人物を殺すだけでなく、儀式を行った者にも災いを起こすと言います。

呪いを消すには儀式をした場所で手順を逆に行い、心から許しを乞うしかないとローワンにアドバイスされるリア。そして、パイワケットはさまざまな姿で現れ、惑わすから用心するようにと念を押されます。

リアは停留場から家に向かう小道で、誰かに尾けられている感覚を抱き、慌てて家に帰ると言われた通り準備をして、儀式をした森へ向かいます。ところがそこに母が帰宅し、リアの名前を呼びます。

リアは気づかれないように、儀式をした場所まで行くと、赤い毛糸を取り出し五芒星を作ろうとしますが、目の前に横たわる人をみつけます。

リアは声をかけながら近づいてみると、そこに倒れていたのは母でした。しかし、遠くからリアを呼ぶ母の声もします。彼女は声の主が母を殺したのだと思い、警察に電話をして母の死体があると通報します。

場所を訊ねられたリアは住所がわからずパニックになりますが、リアの名前を呼ぶ声を警察が聞き、声の主に代わるよう言われると、電話を切ってしまいます。

今度はアーロンに助けを求めます。アーロンからリア達の家に到着したと連絡が入り、家まで歩き出すと倒れている母の目が開きます。

リアは家の前まで戻りますが、アーロンの姿はありませんでした。ふと家の窓を見ると、そこにはリアをみつめる母がいました。

その場を離れようとしたリアですが、すぐに背後から呼び止められて、家の中に入るよう言われます。母はナイフを持った挙動不審のリアに、どこへ行っていたのか、ナイフはなんなのか聞きます。

リアは階段をかけ上がり自室に入るとドアにカギをかけます。しかし、母の声が近づいてくるとドアを開けるよう激しく叩き、ついにはものすごい力でドアを叩き破り侵入してきます。それは母ではなく、真っ黒な姿のパイワケットでした。

リアは窓ガラスを破り外へ逃げ出し、家のほうに振り返ると、パイワケットが四つん這いで追いかけてきていました。リアは再び家に戻り屋根裏に隠れますが、屋根裏にもまた何者かが迫ってきます。

屋根裏の戸が開き灯りがつくと、母が心配そうにして入って来ます。母をパイワケットだと思っているリアは、ナイフを向け威嚇し罵声をあびせます。

母はそっと近づき、持っているナイフを渡すよう説得し、リアの手からナイフを取ると2人でリビングへ行き、森で何をしていたのか優しく聞きます。だけどリアは答えられません。

リアは部屋に戻りますが、パイワケットの存在を見た彼女は、母は邪悪なものが姿を変えたものだと確信しています。

リアは割れたガラスの破片でホースを切り、自動車からガソリンをバケツに入れると、寝ている母の部屋へ行き、無言でガソリンをかけると火を放ちました。

母はそのままの姿で火だるまになりますが、正体であるはずのパイワケットの姿は現れませんでした……。業火のごとく家は燃え始め、そこにアーロンが到着して、外で倒れているリアを発見します。

気がつくとリアは、警察に事情を尋ねられます。通報記録を聞かされる中で森の中には母の遺体はなく、みつかったのは家の中の焼死体のみだったと知らされるリア。

そして家の中の焼死体の身元について“お母さんか?”と訊ねられますが、リアは答えられず狼狽えるだけでした。

映画『ブラック・ウィッチ』の感想と評価


(C)2017 Pyewacket JoBro Productions Inc. All Rights Reserved in all Countries

仲間のロブが「親を呪うなんて異常だ」と言った通り、リアの行動は常軌を異していたかもしれません。リア本人もまさか、パイワケットを召喚できるとは思ってもみなかったでしょう。

父親の死、母の過干渉の2つが強いストレスになり、たまたま興味をもっていた“オカルト”からいたずら半分で儀式をして、うっぷんが発散できればよかったのです。しかし冗談とはいえ、親に呪いの術をかけてしまったリアにとっては、後味の悪さや後ろめたさがつきまといました。

そのリアの心理状態をオカルト的に演出していました。派手な演出ではなく、カメラワークによる心理的な追い詰められ感、パイワケットの姿も曖昧なまま、はっきり出てきません。

「恐怖心から、視界の角に何か見えた気がする」……誰もが経験したことがある、恐怖のシチュエーションです。そうした観点で作品を捉えると、本当の“パイワケットの姿”が浮き彫りになっていきます。

使い魔“パイワケット”とはナニ?

“パイワケット”とは魔女に仕える「使い魔」のことであり、悪魔や魔女とは違います。その姿に代表されるのが黒猫をはじめとする「妖猫」などです。

この場合、呪術によってパイワケットを召喚したのはリアであるため、リアが“魔女”的な立ち位置になり、リアの命令によってパイワケットは母の命を狙います。

そのため、オカルト作家ローワンの説明には矛盾が生じてしまいます。しかも売れっ子作家が、1人の少女の訴えに親身になるとも考えにくいので、その時点からすでにパイワケットは、術者リアの命令を忠実に実行しはじめていたといえます。

邦題の『ブラック・ウィッチ』は“黒き魔女”という意味ですから、魔女の正体は呪術を使った、リアだということです。

ジャニスは“パイワケット”を見たのか?

リアは“パイワケット”を本当に召喚したのか? また親友のジャニスは、パイワケットを見たのでしょうか? 悲鳴も上げずに、朝には車の中で怯えていただけです。

ジャニスも両親に何らかの不満があったと見受けられ、心に何か闇を抱えていたのではないでしょうか?

しかも、ジャニスは大麻やアルコールに依存し、オカルトを信じていたことを考えると、リアの感情や思考は、感受性の強いジャニスにも伝染し、集団ヒステリーのような症状を引き起こしたとも考えられます。

リアはまだ半信半疑だったパイワケットの存在を、この時から強く意識し始めました。したがって、自分の“後悔”や母への後ろめたさ、不安と恐怖が増幅し見えないものを、見せてしまった。それが“パイワケット”を作りだしたのです。

まとめ

『ブラック・ウイッチ』は夫を亡くし情緒不安定になった母が、娘に対して過干渉になり、思春期の娘は横暴な母のやり方に、反抗もできずフラストレーションをため、いつしかそれが憎悪に変わり、おぞましい黒魔術の儀式をしてしまう物語でした。

娘も父親を亡くし寂しい思いをして、仲間と過ごすことで紛らわせていましたが、母は娘のことを理解しないばかりか、その仲間から引き裂こうとしました。

リアは怒りから呪術の儀式をしたことで、魔女となりパイワケットを召喚します。最後はパイワケットに憑依されたかのように、自らの手で母を殺害してしまう最悪な結果となりました。

おそらくリアが刑事に全てを話しても、それは真実ではなく妄想としか受け取られないのは想像に難くありません。しかしそれが真実にせよ妄想にせよ、心の闇こそが“パイワケット”を生むことだけは、誰もが理解できるのかもしれません。

【連載コラム】「B級映画 ザ・虎の穴ロードショー」記事一覧はこちら

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