Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

連載コラム

映画『コントロール洗脳殺人』ネタバレ感想。キャストのジョン・キューザックはまたも神経衰弱ぎりぎりの役柄で登場|未体験ゾーンの映画たち2019見破録33

  • Writer :
  • 増田健

連載コラム「未体験ゾーンの映画たち2019見破録」第33回

今年もヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の“劇場発の映画祭”「未体験ゾーンの映画たち2019」。今回は陰謀論者がお好みのテーマを扱った作品が登場します。

ある悲劇を機に心に傷を負った美しい人妻は、穏やかな生活を求め最愛の夫と共に、郊外のハイテク設備を持つ高級マンションに移り住みます。

彼女はそこで不可解な現象、奇妙な幻覚に悩まされますが、周囲の人間に相談しても取り合ってもらえません。

その原因を調べていた彼女の前に、ジャーナリストと称する怪しげな男が現れます。

第33回は日常に潜むマインドコントロールの恐怖を描いた、サスペンススリラー映画『コントロール 洗脳殺人』を紹介いたします。

【連載コラム】『未体験ゾーンの映画たち2019見破録』記事一覧はこちら

スポンサーリンク

映画『コントロール 洗脳殺人』の作品情報


(C)2018 YAR PRODUCTIONS INC

【公開】
2019年(カナダ映画)

【原題】
Distorted

【監督】
ロブ・W・キング

【キャスト】
クリスティーナ・リッチ、ジョン・キューザック、ブレンダン・フレッチャー、ビセラス・シャノン

【作品概要】
ハイテク警備に守られているはずの高級マンションで、密かに進行する陰謀を描いたハイテクスリラー映画。

『アダムス・ファミリー』など、子役時代からハリウッドの第一線で活躍し続けているクリスティーナ・リッチが、不可解な恐怖に襲われる主役の人妻として演じます。

彼女の前に協力者と称して現れる謎の人物を演じるのは、芸能一家に育ち80年代は青春スターとして活躍、今も数々の作品で存在感を見せるジョン・キューザックです。

ヒューマントラストシネマ渋谷とシネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。

映画『コントロール 洗脳殺人』のあらすじとネタバレ


(C)2018 YAR PRODUCTIONS INC

廃工場の様な怪しげな場所に、1人の女性が迷い込んでいます。

それはローレン(クリスティーナ・リッチ)の見た悪夢でした。目覚めた彼女が洗面所で薬を服用していると、バスルームから物音がします。恐怖に駆られた彼女は夫の名を呼びます。

彼女を呼ぶ男の子の声がします。誰かが近寄って来る気配に、ローレンは思わずナイフを手にしていました。

帰宅した夫のラッセル(ブレンダン・フレッチャー)は、彼女の姿に驚きます。誰かいると訴えるローレンに、誰もいないと彼は説得します。

自宅では絵を描いて過ごしているローレンに、ラッセルは彼女が安心して暮らせる場所に引っ越そうと提案しました。

彼女が落ち着いて過ごせる環境を求め、夫婦が訪れたのは郊外の緑に囲まれた環境にあるマンションでした。

ハイテクで管理され、様々な付帯設備を持つマンション「ザ・ピナクル」を2人は見学します。セキュリティシステムを完備しており、住人は各監視カメラの映像を見ることも可能です。

ローレンは贅沢過ぎると告げましたが、彼女に静けさと安全を与えたいラッセルの薦めで、このマンションに移住することを決めます。

精神科医のビアトリスと面談したローレンは、自分の抱える不安を打ち明けていました。

ビアトリス医師は彼女に社会に参加するよう勧めますが、ローレンはまだ絵筆を取ることすら出来ないと語ります。彼女は心に深い傷を抱え苦しんでいました。

夫婦はマンション「ザ・ピナクル」に移り住むと。さっそく近所の住人であるマーゴ夫人と挨拶を交わします。

その夜、2人は「ザ・ピナクル」の住人の集まる豪華なパーティーで、ふたたびマーゴ夫人と再会しました。

120号室のフィリップ(ビセラス・シャノン)は金持ちで広告代理店の経営者、ティムは変わり者の科学者と夫人はローレンに、マンションの住人たちを紹介してゆきます。

夫人との会話に疲れたローレンはその場を離れます。独りになった彼女は、ある女性がフォスターの楽曲「夢路より(夢見る人)」をハミングしていると気付きます。

ローレンにフィリップが声をかけてきました。2人の共通点は、カクテルパーティーが苦手なことだと語るフィリップと彼女は親しくなりました。

ローレンは屋内でマーゴの幼い娘、アリーに出会います。怖い夢を見たと訴えるアリーに、ローレンは優しく声をかけます。

翌日出勤するラッセルを見送ると、ローレンはマンション内のジムに向かいます。

運動していた彼女は、近くの男性が「夢路より」をハミングしていると気付きます。そして彼女は映像のフラッシュバックに襲われます。

自室に戻ったローレンは、スピーカーから漏れ聞こえるノイズ音が気になります。しかし異常は無く、彼女はパソコンで養子をあっせんするサイトを眺めます。

帰宅したラッセルと会話するローレンは、その最中テレビの画面に一瞬文字が映ったことに気付きましたが、夫には理解されません。

夜、自分を呼ぶ女の子の声で目覚めたローレン。彼女には室内のノイズ音が感じ取れます。玄関ののぞき穴から外を見ると、そこに男の姿がありました。

悲鳴に驚いたラッセルが駆け付けますが、男の姿はありません。彼は環境の変化がローレンの精神状態に影響を与える可能性を、ビアトリス医師が彼女に指摘したことを思い出させます。

翌日ラッセルは、マンションのエンジニアに部屋の点検を依頼します。ローレンはマーゴの部屋に何か設備の異常が無いか尋ねますが、特に変わったことは無いとの返事をします。

ローレンが1人になると、またテレビに何かが映り込みます。「夢路より」が聞こえ、ノイズが聞こえます。エンジニアのライアンが部屋を点検しても異常は確認されません。

不審を覚えたローレンは「ザ・ピナクル」について調べます。このマンションはヘニング・ドールクエストという人物が建てたものでした。

「ザ・ピナクル」を使って何者かが、何らかの実験をしていると疑ったローレンは、広告業界の人物であるフィリップを訪ね、疑問をぶつけます。

彼はローレンにサブリミナル広告の手法を説明しますが、その効果は一般に対し誇張されて伝えられていると教えます。

同時にかつて使用されていたが、現在はその使用が法律で禁じられていると説明します。

ローレンは帰宅した夫に周囲に起こる異常を訴えますが、ラッセルは彼女の不安をやわらげたいと、病院へ行くよう薦めます。

ローレンを診たビアトリス医師は、薬を増やすと告げます。病院から自宅に戻ったローレンはまた「夢路より」のメロディーを聞き、TVのサブリミナルメッセージを目にします。

彼女は処方された薬を捨て、パソコンでサブリミナルメッセージについて検索し、洗脳フォーラムのチャットボットに入り、様々な情報に触れていきます。

ローレンはマンションの廊下で住人のティムと接触しかけました。謝る彼女にティムは、自分は奴らとは違うと、よく判らない言葉を口にして去ります。

マンションのプールを利用していたローレンは、マーゴとアリー母娘と出会います。プールで泳ぐアリーを見るようマーゴに頼まれます。

ローレンの目の前でアリーが溺れかけますが、彼女は何故か身動き出来ず、アリーに手を差し伸べることができませんでした。

ローレンはラッセルに、自分が洗脳されていると訴えますが、夫は改めて医師に診てもらうよう薦めます。

ラッセルは彼女がまだ過去の体験のから受けた心の傷から回復出来ず、精神的な問題がまた悪化していると受け取っていました。

心配する夫の態度に怒ったローレンは、パソコンの洗脳フォーラムで知り合った人物との接触を試みます。

ローレンはカフェで、その人物から送られたファイルを見ていました。そしてついにその人物と接触します。

周囲を気にする怪しげな人物、バーノン(ジョン・キューザック)は、ローレンを一室に連れ込むと説明を始めます。

洗脳はCIAも、ロシアも中国も競って研究している。かつてあったアイデアはデジタル技術の進歩で、遂に実現可能となったと主張します。

バーノンはローレンに協力を約束し、彼女の体験は決して妄想ではないと伝えます。

その頃ラッセルは、自宅に隠しカメラを仕掛けていました。

カフェからマンションに戻ったローレンは、屋上に立つティムの姿を目撃します。彼は身を投げ、その体は彼女の目の前に落ちました。

動揺するローレンにラッセルは、ティムは精神的な疾患を抱えていて自死したと説明します。

マンションの外ではバーノンが、「ザ・ピナクル」の外観を撮影していました。

ローレンにバーノンからメッセージが送られてきます。自分が感じる疑惑を信じてくれない夫を残し、彼女は外出します。

彼女はバーノンに会いました。何者かがローレンを洗脳していると信じる彼は、彼女に薬の服用を止めるよう告げます。

精神科医の処方した薬の影響が大きいと洗脳され、少ないと病状に悪影響を及ぼす。それでもローレンは、薬の使用を控えることを決めます。

バーノンは現代の文明社会はハイテク技術を得た結果、多国籍企業のCMなど、マインドコントロールがあふれていると信じていました。

バーノンはローレンに協力を申し出ます。彼がマンションのコンシェルジュの注意を引き付けている間に、マンションを管理するサーバールームに忍び込むよう指示します。

エンジニアのライアンの目を盗み、ローレンが撮影したサーバーを見たバーノンは、これは軍用規格品だと指摘します。

彼はローレンに「ザ・ピナクル」のオーナー、ヘニング・ドールクエストについて調査すると約束します。

自宅に戻った彼女は、何者かに監視されていると感じます。夫のラッセルと共にその人物が出入りした410号室を訪ねますが、マンション側の説明ではその部屋は空き部屋でした。

夫の態度にも不審を感じたローレンは、外出する彼の後をつけます。彼女とすれ違った女性が「夢路より」をハミングしていました。

彼女の電話にバーノンから連絡が入ります。彼は自分は尾行されていると信じており、ローレンは彼が指示した場所へ向かいます。

バーノンはローレンに、彼の調査ではヘニング・ドールクエストは問題ない人物だと報告します。

誰が彼女を洗脳しているか判らないと告げたバーノンは、ローレンにマンションからすぐ逃げろと言います。

困惑してどうすれば良いか尋ねる彼女に、バーノンは迷ったら心の声を聞くよう告げて去ります。

ローレンが自宅に戻ると、そこにはラッセルとビアトリス医師がいました。彼女の様子を心配した夫は。医師を訪ね相談したのです。

医師から入院の必要を告げられるローレン。彼女は自身が意識を失い倒れた際に、浴槽で起きた事故で幼い息子を溺死させていました。その心の傷が彼女を蝕んでいました。

ローレンは自分の心が病んでいるを受け入れ、入院を決めました。

以下、『コントロール 洗脳殺人』ネタバレ・結末の記載がございます。『コントロール 洗脳殺人』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

スポンサーリンク


(C)2018 YAR PRODUCTIONS INC

入院を決意したローレンですが、ジムに行くと告げた夫が何気に首をかいた動作を見て、あることを思い出します。

自死したティムも、彼女が目撃した不審な人物も、同じ動作をしていました。

彼女はマンションの技術者、ライアンに宛てたと思われる謎のメッセージを確認し、部屋を出てエレベーターに乗り込みます。

突然エレベーターは停止し照明が消えます。ノイズが聞こえ、激しくフラッシュが瞬きます。ローレンは何者かに、首に注射を打たれます。

様々なイメージが流れ、「夢路より」のメロディが流れます。彼女の首は固定され、自室TV画面から流れる映像メツセージを強制的に見せられます。

それはマーゴの娘、アリーを彼女に殺させようとするメッセージでした。

そこにバーノンが現れ、TVを破壊し彼女を解放します。何者かが彼女を洗脳し、ローレンの手でアリーを殺害させようと企んでいました。

バーノンは彼女にその事実を告げると、彼女に車で逃げるよう指示します。銃を手に彼女を援護した彼は、ここで初めてローレンに自分の名を告げます。

背後の銃声を聞きながら、ローレンは車に乗り逃亡します。しかし彼女に洗脳の影響が残っているのか、ある場所へと向かいます。

子供たちが遊んでいる公園に着いたローレンは、銃を手にしてアリーを捕まえます。

周囲の人々が驚く中、駆けつけたバーノンがアリーを解放するよう彼女を説得します。

彼はローレンの容態を観察するため仕掛けた監視カメラの映像で、彼女が洗脳される姿を確認していました。

しかしローレンには夫が彼女の置かれた状況を理解したのか、それとも洗脳の影響下にあるのか確信がありません。ローレンは発砲して威嚇すると、アリーを車に乗せ走り出します。

運転しているローレンに、頭の中から子供を殺せとのメッセージが聞こえてきます。彼女はその声を振り切って、必死に運転します。

断続的に響くメッセージに苦しみながら、ローレンはある農場に到着しました。彼女はアリーにもう大丈夫と告げると、車を降りて中に入ります。

そこにはサブリミナルメッセージで示された斧がありました。ローレンはアリーを横たわらせると、彼女にもうすぐ終わると告げます。

斧を捨て農場から出たローレンは、カバンを下げていました。坂道を登り吊り橋を渡って、丘の上にある家に入ります。

家の中には何人かの人物がいました。その人物の中に、同じマンションの住人フィリップがいました。

カバンを置いたローレンにフィリップは、指示通り良くやったと言います。君のおかげでサイコテクノロジーの分野で、ライバルを引き離したと周囲の者に告げます。

広告代理店を経営するフィリップは、マンション「ザ・ピナクル」の住人に対し、マイインドコントロールの実験をしていたのです。

新たな武器となる洗脳技術の開発は、犠牲を払っても進めなければいけないと、フィリップは関係者に向け語ります。今回の実験で、洗脳で殺人を犯させることに成功したのです。

誇らしげに語るフィリップの前で、ローレンはカバンを開けます。その中からは農場にあった幾つものリンゴが転がり出します。

ローレンはバーノンの、迷ったら心の声を聞けとの指示に従っていました。

彼女は夫の言葉を信じ、全てを打ち明けて警察に通報し、自らは洗脳の支配下にあるふりをして行動を続けたのです。

ロレーンはフィリップが、サブリミナル広告の手法を彼女に説明した時のように、マインドコントロールの成果は誇張されていると言い放ち、彼に銃を向けます。

サイレンの音が響き、パトカーが続々と到着します。

全てが終わった後、ローレンはバーノンの墓を訪れていました。彼は彼女を逃がす際に犠牲になっていました。

今は電話もつながらない、自然に囲まれた一軒家に暮らすローレンとラッセル夫婦。ついに心休まる安全な環境を手に入れました。

スポンサーリンク

映画『コントロール 洗脳殺人』の感想と評価


(C)2018 YAR PRODUCTIONS INC

怪しげな都市伝説は本物だった?という映画

本作は何も知らないうちに人がマインドコントロールされているという、パラノイア的な設定を持った作品です。

その都市伝説的な陰謀は、妄想ではなく実際に存在したというトンデモない展開ですが、同様の映画にはメル・ギブソン、ジュリア・ロバーツ主演の『陰謀のセオリー』があります。

参考映像:陰謀のセオリー(1997)

かつてアメリカは、朝鮮戦争で捕虜になって帰国した兵士が収容所で行われた心理戦の結果、思想改造されていた姿に大きな衝撃を受けています。

それにヒントを得たCIAも、50年代から60年代末にかけ「MKウルトラ計画」という洗脳実験を行うなど、陰謀論めいた話になってきましたが、このテーマは映画人を引きつけました。

ジョン・フランケンハイマー監督、フランク・シナトラ主演の『影なき狙撃者』はその古典的作品。その公開翌年にケネディ大統領暗殺され、映画と事件の類似を信じる人が現れます。

それ以降マインドコントロールという言葉が広く認知されると、サスペンス・ホラーそしてスパイ映画など様々な洗脳を扱った映画が登場します。

また『影なき狙撃者』は後にジョナサン・デミ監督、デンゼル・ワシントン主演の映画『クライシス・オブ・アメリカ』としてリメイクされています。

心に闇を持つ人物を演じるジョン・キューザック


(C)2018 YAR PRODUCTIONS INC

この映画で見るからに怪しい、陰謀論を信じている人物を演じているのがジョン・キューザック。彼は80年代に青春映画に出演して大いに人気を博してしました。

その1本『セイ・エニシング』の彼がラジカセを掲げる有名なシーンが、『デットプール2』や『レディ・プレイヤー1』に登場し最近話題になりました。

90年代以降はその役柄の延長線にある、多くの恋愛映画に出演していますが、様々な役柄を経験した2000年代以降には影のある人物を好んで演じています。

『ペーパーボーイ 真夏の引力』の演じた凶悪な死刑囚役で火が付いたのか、『フローズン・グラウンド』のサイコキラーなど、映画で凶悪な人物を演じる事が増えました。

『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』では、精神が衰弱し精神科医に心身を支配された、80年代のブライアン・ウィルソンの姿を演じています。

かつてハリウッド映画で“いい人”役の代表的存在だったジョン・キューザック。彼のダークな役柄への挑戦はまだまだ続きそうです。

劇中に登場した映画に関するスラングを紹介

洋画を見ると字幕では削られ、吹替では別の言葉に置き変えられるセリフが登場します。

文字数・セリフ時間の制約や、日本人に馴染みのない表現への対応など、避けられない問題ですが、この映画で字幕に現れなかったセリフに、「キャッチ22」という言葉がありました。

参考映像:キャッチ22(1971)

戦争の狂気と不条理を、ブラックユーモアで描いたジョセフ・ヘラーの風刺小説を、マイク・ニコルズ監督がオールスターキャストで映画化した作品です。

この物語には、「自分の精神に障害があると訴えても、自分が精神障害だと判断できる状況は、実は精神に異常がない証拠である」という皮肉に満ちた状況が描かれています。

これが転じてスラングとなり、矛盾や堂々巡りの状況を「キャッチ22」と呼ぶようになりました。

この極めて知名度の高い作品は、ジョージ・クルーニー出演・監督のドラマとして新たに製作され、アメリカでは2019年にHuluより配信が決定しています。

まとめ


(C)2018 YAR PRODUCTIONS INC

本作のロブ・W・キング監督は、NHKで2016年の放送されたドラマ『東京裁判』の演出・脚本に参加しています。

また2014年よりカナダで放送されている、30分の超常現象調査番組『The Other Side』の演出という変わった仕事もしている人物です。

その実績から、陰謀論的テーマを扱ったこの映画を演出したのでしょうか。ジョン・キューザック、そしてクリスティーナ・リッチが相応しい熱演を見せています。

都市伝説など怪しげな話題に興味のない方も、危うい役柄を演じる俳優の姿を楽しんでご鑑賞下さい。

次回の「未体験ゾーンの映画たち2019見破録」は…


(C) Tardo Filmes

次回の第34回は格差社会をブラックな笑いで描く、ブラジル製風刺ホラー映画『ザ・カニバル・クラブ』を紹介いたします。

お楽しみに。

【連載コラム】『未体験ゾーンの映画たち2019見破録』記事一覧はこちら

関連記事

連載コラム

映画『ガール・アスリープ』あらすじと感想。ローズマリー・マイヤーズ監督が描く14歳の少女の憂鬱と作り込んだ設定|ルーキー映画祭2019@京都みなみ会館6

15歳の誕生パーティーが始まる! 2019年8月23日(金)に、装いも新たに復活をとげた映画館、京都みなみ会館。そのリニューアルを記念して、9月6日(金)からグッチーズ・フリースクール×京都みなみ会館 …

連載コラム

【人とロボットの関係性】アニメ映画『イノセンス』『イヴの時間』から|SF恐怖映画という名の観覧車11

連載コラム「SF恐怖映画という名の観覧車」profile011 (C)2018 Production I.G/東宝 2000年にOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)として発売され、斬新な演出の …

連載コラム

映画『フィードバック』ネタバレ感想とレビュー評価。カメ止めと似て非なる仕掛けの“生放送”ラジオ番組サスペンス|未体験ゾーンの映画たち2020見破録26

連載コラム「未体験ゾーンの映画たち2020見破録」第26回 世界各国の様々なジャンルの映画を集めた、劇場発の映画祭「未体験ゾーンの映画たち2020」は、今年もヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブ …

連載コラム

映画『ザ・バウンサー』感想とレビュー評価。ヴァン・ダムが娘のために犯罪組織に挑む|すべての映画はアクションから始まる3

連載コラム『すべての映画はアクションから始まる』第3回 日本公開を控える新作から、カルト的評価を得ている知る人ぞ知る旧作といったアクション映画を網羅してピックアップする連載コラム、『すべての映画はアク …

連載コラム

『ゴーストランドの惨劇』感想と評価【トラウマ映画・どんでん返し】の鬼才パスカル・ロジェが描く新たなホラーの恐怖|SF恐怖映画という名の観覧車61

連載コラム「SF恐怖映画という名の観覧車」profile061 『マーターズ』(2009)で世界にトラウマを植え付けたホラー界の鬼才パスカル・ロジェ。 理不尽な暴力を描く作品が評価を集める一方で、前回 …

U-NEXT
架空映画館 by ReallyLikeFilms Online
【Cinemarche】今週のおすすめ映画情報
凱里(かいり)ブルース|2020年6月6日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかにて全国順次ロードショー予定!
映画『異端の鳥』TOHOシネマズ シャンテほか近日公開予定
映画『朝が来る』TOHOシネマズ 日比谷ほか近日公開予定
ドラマ『そして、ユリコは一人になった』
【玉城ティナ インタビュー】ドラマ『そして、ユリコは一人になった』女優として“自己の表現”への正解を探し続ける
【ビー・ガン監督インタビュー】映画『ロングデイズ・ジャーニー』芸術が追い求める“永遠なるもの”を表現するために
オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー|映画『冬時間のパリ』『HHH候孝賢』“立ち位置”を問われる現代だからこそ“映画”を撮り続ける
【べーナズ・ジャファリ インタビュー】映画『ある女優の不在』イランにおける女性の現実の中でも“希望”を絶やさない
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学
国内ドラマ情報サイトDRAMAP