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映画『九龍ジェネリックロマンス』あらすじ感想と評価レビュー。キャスト吉岡里帆×水上恒司がノスタルジックなミステリーラブロマンスを演じる|映画という星空を知るひとよ266

  • Writer :
  • 星野しげみ

連載コラム『映画という星空を知るひとよ』第266回

眉月じゅんの人気漫画『九龍ジェネリックロマンス』がアニメ化に続き、待望の実写映画化されました!! 映画『九龍ジェネリックロマンス』は、妖しくも美しい街・九龍を舞台に繰り広げられるミステリアスなラブロマンスです。

映画『九龍ジェネリックロマンス』は、2025年8月29日(金)全国ロードショー!

過去の記憶がない鯨井令子と誰にも明かせない過去をもつ工藤発の恋の物語です。2 人の距離が近づくほど深まっていく謎。その真相にたどり着く時、2人は究極の選択を迫られます。

主人公の一人鯨井令子役は、映画『正体』(2024)で第48回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した吉岡里帆、もう一人の主人公工藤発役には、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』(2023)で第47回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した水上恒司が抜擢されました。

W主演となる吉岡里帆×水上恒司のノスタルジックなラブストーリーが展開します。

【連載コラム】『映画という星空を知るひとよ』一覧はこちら

映画『九龍ジェネリックロマンス』の作品情報


(C)眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

【日本公開】
2025年(日本映画)

【原作】
眉月じゅん『九龍ジェネリックロマンス』(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)

【監督】
池田千尋

【脚本】
和田清人、池田千尋

【音楽】
小山絵里奈

【キャスト】
吉岡里帆、水上恒司、栁俊太郎、梅澤美波(乃木坂46)、曾少宗、花瀬琴音、諏訪太朗、三島ゆたか、サヘル・ローズ、関口メンディー、山中崇、嶋田久作、竜星涼

【作品概要】
テレビアニメ化もされた眉月じゅんの人気コミックが、『君は放課後インソムニア』(2023)の池田千尋監督によって実写映画化。

吉岡里帆がヒロインの令子役、水上恒司が工藤役で主演を務めます。ある理由から令子に近づく巨大製薬会社の社長・蛇沼みゆき役で竜星涼、金魚茶館の店員タオ・グエン役で栁俊太郎、令子の友人・楊明役で梅澤美波(乃木坂46)、小黒役で花瀬琴音、蛇沼と行動をともにするユウロン役でフィガロ・ツェンが共演しています。

映画『九龍ジェネリックロマンス』のあらすじ


(C)眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

懐かしさで溢れる街・九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子は、先輩社員の工藤発に恋をしていました。

工藤は九龍の街を知り尽くしており、令子をお気に入りの場所に連れ出してくれるのですが、距離は縮まらないまま。

そんな中、九龍で靴屋を営む楊明、あらゆる店でバイトをする小黒らと意気投合。令子は、九龍でゆっくりと流れる日常にそれなりに満足していました。

しかしある日、工藤と立ち寄った金魚茶館の店員タオ・グエンに工藤の恋人と間違われます。

さらに、令子が偶然見つけた1枚の写真には、工藤と一緒に自分そっくりの恋人が写っていました。

困惑する令子の元に大企業の社長・蛇沼みゆきと謎めいた男ユウロンが現れます。

思い出せない過去の記憶、もう1人の自分の正体、九龍に隠された秘密。これまでの生活の核心に迫る令子は、工藤が抱える切ない過去を知ることになりました。

映画『九龍ジェネリックロマンス』の感想と評価


(C)眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

どこか懐かしい風情を漂わせる街・九龍で巻き起こる、不思議な恋の物語です。

過去の記憶のない令子が職場の先輩の発に恋心を抱いていますが、肝心の発の行動は令子に気があるのか、それとも気まぐれなのか、よくわからないところがあります。

実は、発は過去に令子との間にある秘密を抱えていたのです。2人の間に何があったのかと気になる半面、それまでに映し出される2人の関係がとても微笑ましく映し出されて和ませてくれます。

朝の出勤のルーティン、どたばたしながらタイムカードの早押し勝負をし、ランチをいつも共にするお店では、臆することなく、好きなものを好きなだけ食べる令子と発。

仲の良い友人同士のようにも見えますが、時々覗かせる相手への気になる素振りがとても初々しく描かれています

そんな2人を演じているのは、吉岡里帆と水上恒司。『ハケンアニメ』(2022)『アイスクリームフィーバー』(2023)『怪物の木こり』『正体』(2024)などの話題作に出演している吉岡里帆は、ショートカットにして新たな魅力を発揮しています。

また、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』(2023)『本心』(2024)に出演し、2025年10月に公開予定の『火喰鳥を、喰う』にも出演している水上恒司も、謎めいた男性を好演しています。

アニメとはまた違う、実力派俳優2人のリアルな表現によるノスタルジックな恋愛に注目してください。

まとめ


(C)眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会

映画『九龍ジェネリックロマンス』をご紹介しました。九龍という町に暮らす令子と令子が気になっている職場の先輩の発。つかず離れずの一定の距離を保つ2人の過去に何があったのでしょうか。

物語が進むにつれ、美しく幻想的な町の風景をバックに、2人の関係に漂う“違和感”と九龍に秘められた“謎”が見え始め、恋心と謎が絡み合い、交錯するお互いの想いが胸を締めつけます。

切なくも美しい、ミステリー・ラブロマンス映画『九龍ジェネリックロマンス』をお楽しみに!

映画『九龍ジェネリックロマンス』は、2025年8月29日(金)全国ロードショー!

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星野しげみプロフィール

滋賀県出身の元陸上自衛官。現役時代にはイベントPRなど広報の仕事に携わる。退職後、専業主婦を経て以前から好きだった「書くこと」を追求。2020年よりCinemarcheでの記事執筆・編集業を開始し現在に至る。

時間を見つけて勤しむ読書は年間100冊前後。好きな小説が映画化されるとすぐに観に行き、映像となった活字の世界を楽しむ。




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