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Entry 2019/08/17
Update

南沙良の演技力が西山小雨の楽曲『未来へ』で光る!映画『無限ファンデーション』主題歌映像解禁

  • Writer :
  • 石井夏子

西山小雨『未来へ』ミュージックビデオ解禁!
こちらも南沙良が主演。

MOOSIC LAB 2018長編部門にて女優賞(南沙良)とベストミュージシャン賞(西山小雨)を受賞した、大崎章監督作品『無限ファンデーション』がいよいよ8月24日よりK’s cinemaにてロードショー

公開に先駆けて、映画と同じく南沙良が出演し、スピンオフとも言える主題歌『未来へ』のミュージックビデオが完成、解禁となりました。

Music Videoでは南沙良が夢を心に抱いた少女時代から、傷つきながらも成長し、未来へ向かって旅立っていく少女の姿を見事に演じきっています。一般の子どもたちから募集した「夢の絵」745枚がラストを飾る姿は圧巻です。

映画『無限ファンデーション』について

映画『無限ファンデーション』

『お盆の弟』(第37回ヨコハマ映画祭4冠)の大崎章監督がシンガーソングライター・西山小雨の楽曲『未来へ』を原案に、10代の少女たちの即興芝居で紡がれた『無限ファンデーション』

主人公・未来を、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でブルーリボン賞ほか数々の賞を受賞し、『キリン 午後の紅茶』などのコマーシャル出演し、注目を集めている女優・南沙良が演じています。

主題歌『未来へ』のミュージックビデオ

今回公開された、映画主題歌でシンガーソングライター西山小雨『未来へ』のミュージックビデオにも、映画同様に南沙良が主演

夢を心に抱いた少女時代から、傷つきながらも成長し、未来へ向かって旅立っていく少女の姿を、見事に演じきっています。

実は映画制作のきっかけにもなった原案とも言えるのがこの『未来へ』のミュージックビデオだったんです。

「未来へ」ミュージックビデオ

そもそも西山小雨より同曲のミュージックビデオを作りたいという話を受けた大崎章監督が、松本花奈監督(『21世紀の女の子』『脱脱脱脱17』)にプロットを頼み、映画化の話を音楽×映画のコラボ映画祭「MOOSIC LAB(ムージック・ラボ)」に企画を持ち込んだのが映画制作のきっかけ

このプロットとは別で映画化が進み、ミュージックビデオ自体は未完成だったため、公開を記念しクラウドファンディングで資金を募り、多くの支援が集まりこの度完成しました。

「未来へ」ミュージックビデオ

また本ミュージックビデオのために、一般から「夢の絵」を募集。

子どもたちを中心に745枚の様々な絵が集まり、ラストを飾る姿は圧巻です。このミュージックビデオは一部劇場でも公開予定。

合わせて主題歌『未来へ』など挿入曲を収録したサウンドトラック「未来へ-無限ファンデーション曲集」も完成し、公開劇場などで販売されます。

西山小雨プロフィール

西山小雨

西山小雨(にしやまこさめ)は仙台出身・東京在住

人気インディーズバンド雨先案内人のキーボーディストとして活動していましたが、作詞作曲の世界に興味を抱いて2014年からソロワークを開始しました。

日々の想いや出来事をキャッチーなメロディーに乗せ、ピアノやウクレレで自由に歌う西山。

時に激しく時にほのぼのと、独特の世界観を展開するキュートな個性派シンガーソングライターです。

その他、nightmealや笹口騒音オーケストラなどでのバンド活動や、FMひたち『西山小雨のMusic of Dreams!』メインパーソナリティ、Aマッソ加納単独ライブ『コンナンモ』へのコントゲスト出演など、幅広い活動を展開中。

MOOSIC LAB 2018長編部門映画『無限ファンデーション』(大崎章監督)で、主題歌・劇中歌・音楽・出演。ベストミュージシャン賞を受賞。

関東音楽甲子園2018、優勝。『平成最後映画』エンドロール(藤田大介監督)で、楽曲提供・出演を果たしています。

映画『無限ファンデーション』の作品情報

映画『無限ファンデーション』

【日本公開】
2019年(日本映画)

【監督】
大崎章

【音楽・主題歌】
西山小雨

【キャスト】
南沙良、西山小雨、原菜乃華、小野花梨、近藤笑菜、日高七海、池田朱那、佐藤蓮、嶺豪一、片岡礼子

【作品概要】
第37回ヨコハマ映画祭4冠に輝いた『お盆の弟』(2015)の大崎章監督が、シンガーソングライター・西山小雨の楽曲『未来へ』を原案に、未来へ向かう10代の少女たちの即興芝居で紡ぎました。

主人公・未来を堂々と演じきったのは、ブルーリボン賞ほか新人賞を続々と受賞している『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018)『もみの家』(2020)の南沙良。

共演は原菜乃華、小野花梨など、10代の実力派女優たちによるアンサンブルが瑞々しく光ります。

猪本雅三、伊藤裕規による撮影と録音が少女たちのかけがえのない一夏を見事に切り取りました。

映画『無限ファンデーション』のあらすじ


映画『無限ファンデーション』

人付き合いが苦手な女子高生・未来は、服飾デザイナーになる夢を胸に秘め、誰にも打ち明けることなく退屈な日々を過ごしていました。

ある日の帰り道、リサイクル施設から聴こえる澄んだ歌声に導かれ、ウクレレを弾きながら歌う不思議な少女・小雨と出会います。

さらには未来が描いた洋服のデザイン画を目にした演劇部のナノカたちに誘われ、舞台の衣装スタッフとして入部することになる未来。

戸惑いつつも小雨やナノカたちに心を開いていく未来でしたが、彼女たちの一夏はやがて思いがけない方向へと走り出していき…。

まとめ

「未来へ」ミュージックビデオ

未来へ向かう10代の少女たちの即興芝居で紡いだ本作。

その原点にはシンガーソングライター・西山小雨の楽曲『未来へ』がありました。

本作のスピンオフとも言える、『未来へ』のミュージックビデオ。西山の伸びやかな唄声と、南沙良の真っすぐな眼差しが心に残ります。

映画『無限ファンデーション』は2019年8月24日より新宿K’s cinema、シネマテークたかさき他全国順次公開です。

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