連載コラム「未体験ゾーンの映画たち2019見破録」第42回
ヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の“劇場発の映画祭”「未体験ゾーンの映画たち2019」。今回は、南アフリカを舞台に描かれた西部劇が登場します。
南アフリカの大地で、現代を舞台に描かれた西部劇。こう聞いてどのような映画をイメージするでしょうか。
2018年度アフリカ映画アカデミー賞で10部門ノミネート、作品賞・監督賞(長編映画部門)・撮影賞など5部門で受賞と、高い評価を得た作品です。
この映画が初の長編映画監督作であったマイケル・マシューズは、ハリウッドで『メイズ・ランナー』シリーズの、ディラン・オブライエン主演映画『Monster Problems』の監督に抜擢されるなど、今後の活躍が期待されています。
第42回は南アフリカ発の新感覚ウェスタン・アクション『ファイブ・ウォリアーズ』を紹介いたします。
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CONTENTS
映画『ファイブ・ウォリアーズ』の作品情報
【日本公開】
2019年(南アフリカ映画)
【原題】
Five Fingers for Marseilles
【監督】
マイケル・マシューズ
【キャスト】
ブヨ・ダブラ、ゼツ・ドロモ、ケネス・ンコシ、ジェリー・モフォケン
【作品概要】
アパルトヘイト体制下の南アフリカで、暴力的な白人警官に支配された街マルセイユ。“ファイブ・フィンガーズ”と呼ばれる正義感あふれる少年少女たちが街を守るべく戦っていました。
ある日“ファイブ・フィンガーズ”の1人、タウは横暴を働いた2人の警官を射殺してしまい、街を離れ流浪の身となります。
20年後、白人の支配から解放されたマルセイユに戻ったタウ。しかし街は新たな悪に染まり、“ファイブ・フィンガーズ”は数奇な運命の下で戦います。
ヒューマントラストシネマ渋谷とシネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。
映画『ファイブ・ウォリアーズ』のあらすじとネタバレ
最初に列車がやって来た。それと共に入植者が現れ、彼らの街を持って来た。パリ、ローマ、バルセロナ、そしてマルセイユ。
新たに生まれた街の住民は多くが鉄道で働き、マルセイユの人々は幸せだった。しかしパリ、ローマの街が死に始めた時、マルセイユは不安に襲われた。
鉄道の衰退と共に寂れてゆく、丘の上に築かれた街マルセイユに、団結して行動する少年少女たちがいました。
血気盛んでライオンと呼ばれるタウ、紅一点の少女レラト、通称ポケットと呼ばれるボンガニ、ゴキブリと呼ばれるルヤンダ、牧師と呼ばれるウナーティ。そして年長のズールー。
ズールーとレラトに見守られ、4人の少年はパチンコ(スリングショット)を決闘のように撃ち合って遊んでいました。石を飛ばしたタウはたしなめられます。
彼らは月末になるとやって来る、銃を持った白人警官と闘っていました。ズールーは少年らに冷静に行動し、怪我をしない様に指導します。
街の人々から上納金を取り立てる警官を諦めさせるには、彼らが断念するよう抵抗を続け、彼らに銃を使わせないよう行動は一線を越えない。ズールーはそう教えます。
少年少女が集うこの地は、彼らにとって聖地でした。彼らは互いにこの土地を守ることを約束します。
これは5人の戦士と、彼らを愛した少女の物語です。5人の戦士は聖地を守る目的に集い、兄弟となったのです。
リーダーは大胆不敵なズールー。少女レラトは彼らの心と魂です。聖書を勉強し、皆に牧師と呼ばれるウナーティは、彼らの物語の語り部です。
誰がルヤンダをゴキブリと呼んだのか。金持ちだったボンガニはポケットと呼ばれ、ライオンと呼ばれるタウは勇敢で意地悪でもありました。
5人の少年は自由の為に戦い、多分死ぬ時も一緒。それが彼ら“ファイブ・フィンガーズ”です。
マルセイユの街に戻った“ファイブ・フィンガーズ”とレラト。レラトの父で酒場の主人、ヨナ(ジェリー・モフォケン)はタウに電球の交換を頼みます。
タウとレラトは言葉を交わします。一緒に帰ろうというレラトに、タウは街に来る警官を見張るには、この場所がいいと告げます。
タウはレラトに、慎重に行動するズールーは頼りないと言います。彼は誰よりも強くあろうとしていました。
翌日、2人の白人警官が現れます。街の住人から上納金の取り立てにやって来たのです。
大人たちが警官に従う中、“ファイブ・フィンガーズ”は卵や小石を飛ばして警官に当て、抵抗します。警官は子供たちの挑発に、銃を撃たせたいのかと歯噛みします。
ところが大きな石が警官の頭に当たり出血します。怒った警官は手近にいたレラトを捕えると車に乗せ、街から走り去ります。
それを見たタウは自転車に飛び乗り先回りします。自転車は警察車両の前に飛び出し、避けようとした車は横転します。
タウの目の前に、警官の拳銃が落ちていました。倒れて動かないレラトを見たタウは怒りにかられ、2人の警官を射殺します。
レラトは意識を取り戻し無事でした。残る“ファイブ・フィンガーズ”の面々も駆け付け、惨状を目にします。
お前、なんて事を、とズールーはタウに言いました。警官を殺した以上、容赦ない追求が始まります。タウは黙って1人自転車で去り、他の少年たちも身を隠すことを決めまず。
タウは独り列車に乗り、マルセイユの街を後にしました。
月日は流れました。拳銃を振りかざしバスを止めて襲い、目ぼしいものが無いと見るや発砲し乗客を殺害する強盗団。この地の治安は悪くなっていました。
成長したタウ(ブヨ・ダブラ)は刑務所にいました。彼は囚人仲間や看守からも一目置かれる無法者になっていました。
出所の日、野生に戻れマルセイユのライオン、と看守に声をかけられたタウは、もう俺は足を洗うと言って出て行きます。
彼は犯罪仲間の元に戻らず、マルセイユを目指し線路に沿って歩いていきます。傍らには「新マルセイユへようこそ」と書かれた看板が立っています。
マルセイユに戻ったタウは酒場に入ります。酒場はヨナが変わらず経営しており、ヨナの娘レラト(ゼツ・ドロモ)も店を手伝っていました。タウに気付いたヨナは驚きます。
タウは酔って荒くれ者とトラブルになった、白人の男を仲裁して助けますが、相手はボスが戻ったらただでは済まないと凄みます。
セールスマンだと称する白人、ジョンと共に外に出たタウ。彼を見送り街を歩くタウを、同じ年頃の牧師が見つめています。
街の外の荒れ地の、崩れかけた小屋に入ったタウ。そこでかつての“ファイブ・フィンガーズ”と、レラトの写真眺めます。
そこに若き日のズールーを思わせる姿の少年が現れます。逃げた少年をタウは追いますが、姿を見失います。そこにはズールーの墓がありました。
翌日、新マルセイユの市長が人々の前で演説をして歓迎を受けています。市長は寂れた古い街と離れた場所に、新たな街を築き警察を再建し、治安を回復させていました。
街に出たタウはジョンと再会し、自らの成果を語る市長の声を聞いていました。しかし市長が誇る黒人の警察は、チャイナと呼ばれるアジア系の男の店から金を取り立てています。
白人の支配は終わりましたが、警官の横暴は昔と変わりありません。
演説を終えた市長は、通りかかったレラトに声をかけます。市長はかつてのポケット、ボンガニ(ケネス・ンコシ)でした。
ボンガニは彼女が鉄道の衰退と共に寂れた、丘の旧マルセイユから、父と共に新しい街に移り住んでくれる事を望んでいました。しかし彼女に父の店から離れる意志はありません。
ボンカニの元で働く警察隊長はかつてのゴキブリ、ルヤンダでした。彼はタウの動向から目を離さないよう部下に命じます。
レコードを聞きながら独り食事をするボンガニは、ゴキブリにタウを連れてくるよう命じます。かつてのあだ名で呼ばれたルヤンダは、怒りを覚えていました。
独り荒れ地にいるタウの前に、馬に乗りライフルを持った、ズールーに似た少年が現れます。
ライフルは父の物だったと語る少年。彼がズールーの息子と知ったタウは、少年に父を知っていると語ります。
少年はタウがなぜ父を知っているのか、父と共に戦っていたのか尋ねますがタウは答えません。
タウが少年にズールーがなぜ死んだか尋ねると、父は「弟」に殺されたと少年は伝えました。
シーズイ、と少年を呼ぶ声がします。その声がレラトのものと知ったタウは身を隠します。
夜になりヨナの酒場に現れたタウ。荒くれ者が集い、今日は彼らのボス、セポコがいました。
セポコはタウの前に座ると、語り始めます。
人と交わらないお前は、今のところギャングではない。丘の上での掟は一つ、大きな犬が小さな犬を喰う。
俺は神に祝福され、同時に呪われている。悪魔にも救世主にもなれる俺は、仲裁者になれる。
セポコは極悪なギャング団“ナイト・ランナーズ”のボスでした。セポコに酒をおごられても会話を拒む態度を無礼とみなし、“ナイト・ランナーズ”はタウに挑んできます。
ギャングの1人、スィートフェイスと呼ばれる大男が挑発しますがタウは乗りません。スィートフェイスは店主のヨナを殴ります。
ついに怒ったタウはスィートフェイスを殴り倒し、ライオンの様に咆えます。
そのタウの姿を見たセポコは、この街は秘密だらけだ、しばらく留まるとしよう、と呟きます。
傷ついた父を見たレラトは、余計なまねをしたとタウを責め、彼がいない間に“ファイブ・フィンガーズ”のたどった運命を語ります。
タウが去った後も警察に抵抗を続けた“ファイブ・フィンガーズ”ですが、ついに警察の待ち伏せにあいズールーは命を落します。
シーズイはズールーとレラトの息子ですが、シーズイが父の顔を見る事はありませんでした。
多くを失ったけど、私は許した。レラトはタウに語ります。
翌日、新マルセイユの路上でタウは、市長のボンガニに声をかけられます。ボンガニは親し気に彼を食事に招きます。
食事を共にしながら、ボンガニはお前は知りたいだろうと過去を語ります。
犬を連れた警察に追われ逃げ込んだ峡谷で、ズールーは転落し命を落した。ルヤンダは捕えられ拷問され、別人になってしまった。
最終的に警察を倒し苦労して街を再建したが、ズールーがいれば彼こそが市長になっただろうと彼は語ります。
彼はレラトと息子シーズイに援助を申し出ましたが、断られていました。
街の皆が、俺をうとましく思っていると語るタウに、ボンガニは彼らの面倒はお前が見るべきだと語ります。
ヨナの酒場に現れたタウはジョンと再会します。警察に上納金を奪われたチャイナが子供を連れて現れ、警察と戦いたいとタウに助力を求めますが、彼は断ります。
荒れ地に戻ったタウはシーズイと再会し、彼に乗馬を教えてもらいます。徐々に2人は親しくなっていきました。
シーズイは祖父や母、街の人々を苦しめる警察やギャングと、父ズールーの様に戦うことを望んでいました。
しかしタウは彼に悪党と関わるな、俺みたいになるなと忠告します。その言葉にシーズイは父さんを裏切ったくせに、と強く反発します。
そこにギャング団“ナイト・ランナーズ”を引き連れセポコが現れます。シーズイを追い払うとタウに語りかけるセコポ。
俺は母が雷に打たれ、死んだ日に生まれた。この街に何を望んでいるか知りたいか、何も望んでいない。新しい街は死産だ。
この地には過ちを正すための、冷酷な悪魔が必要だ。街の連中はお前がいる事を望んでいない、俺たちは兄弟だ。
タウは背後からギャングに殴り倒されます。セコポは街の住人に変化を思い知らせると宣言し、ギャングを引き連れ旧マルセイユへ向かいます。
ヨナの酒場に現れた“ナイト・ランナーズ”。セコポはヨナを、自分は丘に隠れて“ファイブ・フィンガーズ”ら子供たちを戦わせた卑怯者と責め、酒場を焼き討ちにします。
娘は傷つけないでくれと懇願し、ヨナは命を落します。その光景をレラトとシーズイ、そして牧師が見つめています。
レラトは市長をかつてのあだ名ポケットで呼び、助けを求めます。市長であるボンガニは、セコポと取引して、“ナイト・ランナーズ”の襲撃から街を守っていました。
ボンガニはセコポに会い、誰も傷付けるなと訴えますが、セコポはお前からは恥の臭い、腐臭がする、ヘドが出ると言い捨て、またすぐ会おうと襲撃を宣言します。
ボンガニの態度を見た警察隊長のルヤンダは、ギャングに利用されやがってと呟きます。
逆さ吊りにされたタウはギャングにリンチされます。セコポはタウにようやく正体を見せたな、と告げ、タウの腹部に銃弾を撃ち込みます。
セコポはタウに俺を殺したければ、殺したい奴の列に並べと言い残し、丘を降り新マルセイユを目指します。
新マルセイユの街で3人の警察官を捕えた“ナイト・ランナーズ”は、警察に立ち去るよう求めます。
ルヤンダはお前たちは丘を降りない約束だろうと説得しますが、セコポは世の中が変わったと告げると、捕えた警官を1人ずつ射殺します。
セコポは、これが堕落したリーダーのもたらした結果だと宣言します。
その頃吊るされ放置されていたタウは、何者かに助けられていました。
“ナイト・ランナーズ”を見送ったルヤンダは、部下にまだここは俺たちの街だと呟きます。
これは5人の戦士の物語。ここは俺たちの聖地だ。彼らの子供の頃の思い出が甦ります。
映画『ファイブ・ウォリアーズ』の感想と評価
西部劇で壮大に描かれる南アフリカの寓話
アパルトヘイト体制下、白人警官と戦った少年たちが成長し、アパルトヘイト廃止後ギャング団と戦うストーリー。この説明は何の間違いも無いのですが、映画を見た方は違和感を覚えるでしょう。
登場するのは架空の街。現代が舞台ですが西部劇のスタイルで描かれる展開。ファンタジー的な表現の飛躍はありませんが、全て現実と異なる世界の物語と見るべき映画です。
アパルトヘイト廃止後、望んだ自由で恵まれた社会は訪れず、汚職や不正が蔓延し、犯罪がはびこった結果、ヨハネスブルクは世界一治安が悪いとまで言われた南アフリカ。
この映画をアパルトヘイト廃止後の、南アフリカ社会の風刺像として捉えるとどうなるでしょうか。
自由の為に戦った少年たちは成長して犯罪者、現実に迎合し清濁あわせ飲む市長、汚職警官となり、高い理想を持っていたリーダーは新時代を見る事なく死んでいます。
アパルトヘイトという体制悪が消えると、呪術的なカリスマに率いられたギャングという、絶対悪が現れる。これは社会問題になるまでに増加した犯罪の象徴でしょう。
ストーリーに対して語り部を与え、善と悪との対決には神話的構造を用意する。まさにこの映画は西部劇の形をした寓話です。
もっとも南アフリカの方の名誉のために補足すると、現在の治安状況は以前より改善しています。
アパルトヘイト廃止の年を軸に考えると、この映画で描かれた頃が、治安と社会情勢が極めて悪かった時期となります。その時代を西部劇で描いた、とも解釈できる映画です。
南アフリカの荒野で描く西部劇という美学
西部劇の形をした寓話、そして神話的な物語の映画といえば、奇才アレハンドロ・ホドロフスキーの『エル・トポ』が思い浮びます。
参考映像:『エル・トポ』(1987)
伝説のミッドナイトムービーと呼ばれたカルト映画『エル・トポ』では、ホドロフスキーらしい強烈な悪夢的イマジネーションが映像化されています。
対して『ファイブ・ウォリアーズ』は現実的、そしてマカロニウェスタンを基調とする手堅い映像で構成されています。
しかし南アフリカの荒野でロケして描かれた映像は、実に美しく時に幻想的に描かれており、2018年度アフリカ映画アカデミー撮影賞受賞も納得です。
マイケル・マシューズ監督は、この映画に最適な舞台を見つける為に何年もかけてロケハンを行いました。その成果はご覧になって確かめて下さい。
西部劇というジャンルにも忠実な映画
参考映像:『続・夕陽のガンマン』(1967)3人の決闘シーン
様々な面からこの映画を紹介しましたが、難しく高尚な映画だと思われていませんか。
ご安心ください。本作はマカロニウエスタンへのオマージュに満ち、その形式に忠実に作られ、それらと同じ様に楽しめる西部劇映画です。
冒頭そしてラストの4人の決闘シーンは、『続・夕陽のガンマン』のクリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォラックの有名な決闘シーンのオマージュです。もっとも本家ほど長いシーンではありません。
主人公タウが一度敵に手に落ち、死の直前までリンチされ、そこから復活して敵を倒すという展開。西部劇を知らない人は「詰めが甘い」と思うでしょうが、これもマカロニウエスタンお約束の展開です。
原点は『荒野の用心棒』の元ネタ、黒澤明の『用心棒』ですが、ヒーローが一度死(リンチ)を経て復活し、救世主となって悪を倒すというキリスト教的な展開は、マカロニウエスタンで好んで使用されました。
むろんここには凄惨なリンチという、映画に暴力描写を加えたいと望む、実にイタリア映画らしい思惑もあるのですが。
その他、さまざまな描写でマカロニウエスタンに忠実な『ファイブ・ウォリアーズ』。南アフリカの現代劇でありながら、西部劇ファン必見の映画です。
まとめ
『ファイブ・ウォリアーズ』は西部劇として純粋に楽しんでも良し、実は何をテーマに描いているのか深読みするのも良しの映画です。
見る者に強烈な印象を残す、謎めいたギャングのボス、セコポを演じたハミルトン・ドゥラミニの演技は必見です。
そのセコポの腹心の手下を演じた、悪人顔のウォーレン・マセモラは「未体験ゾーンの映画たち2019」の上映作品『ザ・ナンバー』にも、プリズンギャングの一員として出演しています。
西部劇というスタイルを、そのまま南アフリカを舞台に移し見事な成功を収めた『ファイブ・ウォリアーズ』。
日本にも「和製西部劇」と呼ばれた数々の日活無国籍アクション映画、そして『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』という映画がありますが、ここでは語らないでおきましょう。
次回の「未体験ゾーンの映画たち2019見破録」は…
次回の第43回はドルフ・ラングレン主演、大人気スマホゲームを映画化したゾンビ・アクション『デッドトリガー』を紹介いたします。
お楽しみに。
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