中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久原作の大人気マンガ『キングダム』を実写化した映画が2019年4月19日に公開されます。
原作は第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞し、累計発行部数3600万部を超える一大歴史エンターテイメント作品です。
メガホンをとるのは、『アイアムアヒーロー』『いぬやしき』『図書館戦争』などヒット作を数多く持つ佐藤信介監督。
主演の山崎賢人はじめ、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多など豪華俳優が出演することが発表されています。
この記事では、楊端和(ようたんわ)役を演じる長澤まさみについて詳しくお伝えしていきます。
CONTENTS
映画『キングダム』の作品情報
【公開】
2019年(日本映画)
【原作】
原泰久『キングダム』(集英社)
【監督】
佐藤信介
【キャスト】
山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、 満島真之介、高嶋政宏、要潤、加藤雅也、石橋蓮司、大沢たかお
【作品概要】
中国の春秋戦国時代を舞台とした歴史大作。
大将軍になるという夢を抱いた戦災孤児の信と、中華統一を目指す王のえい政(後の始皇帝)の活躍が壮大なスケールで描かれます。
山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多、 満島真之介、高嶋政宏、要潤、加藤雅也、石橋蓮司、大沢たかおなど豪華俳優陣が集結。
脚本には原作者の原泰久も参加。約2年もの時間をかけて書き上げられました。
監督はドラマ『アイアムアヒーロー』『いぬやしき』『図書館戦争』を手がけた佐藤信介が務めます。
映画『キングダム』のあらすじ
春秋戦国時代の中華西方の秦の国。
戦災孤児の少年である信と漂は天下の大将軍となることを目指して、日々剣術の鍛錬に励んでいました。
王との大臣の昌文に召し上げられた漂が王宮に入ることとなり、信と漂は別々の道を歩み始めます。
王宮では王の弟・成蟜(せいきょう)によるクーデターが発生。戦いの中で致命傷を負った漂は、なんとか信のいる納屋にたどり着きます。
お前に頼みたいことがあると言いながら、漂は血まみれの手で、ある丘に建つ小屋を示す地図を信に手渡します。
そして漂はそのまま力尽きてしまいます。
地図を握りしめて走り出す信。しかし彼がたどり着いた先で見たのは、冷静にたたずむ漂の姿でした。
それは漂ではなく、玉座を奪われて王都を追われた秦の王・えい政でした。王にうり二つだった漂は、彼の身代わりとして命を落としたのです。
激高した信は、えい政と共に行動すると決意し、王と共に王宮奪還のために立ち上がります。
しかし、それはえい政にとって、路の第一歩に過ぎず…。
映画『キングダム』楊端和(ようたんわ)役は長澤まさみ
参考映像:映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004)
映画『キングダム』で楊端和(ようたんわ)役を演じる長澤まさみは1987年6月3日生まれの31歳。静岡県磐田市出身。東宝芸能所属。
父は元サッカー日本代表で、ジュビロ磐田初代監督の長澤和明。
1999年第5回東宝「シンデレラ」オーディションで史上最年少の12歳でグランプリ獲得し、芸能入りしました。
同年公開の『クロスファイア』で映画デビューし、その後雑誌『ピチレモン』専属モデルとなります。
2000年『秘密~弁護士迫まり子の遺言作成ファイル』でドラマ初出演。
2001年ドラマ『Pure Soul~君が僕を忘れても』にレギュラー出演するのに合わせ、中学2年生で上京。
2002年NHK朝ドラ『さくら』に出演。
2003年に高専ロボットコンテストを題材にした映画『ロボコン』に初主演し、第27回日本アカデミー賞新人俳優賞等を受賞。
同年『ゴジラxモスラxメカゴジラ 東京SOS』、翌年『ゴジラ FINAL WARS』に出演。
2004年に興行収入85億円の大ヒット映画『世界の中心で、愛をさけぶ』ヒロインを演じ、一躍人気女優に躍り出ました。
この作品で第28回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など多数の映画賞を受賞。
その後も映画『タッチ』『ラフROUGH』『モテキ』『散歩する侵略者』など数多くの作品に出演。
参考作品:『海街diary』(2015)
2015年出演作『海街diary』は第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されました。
2006年『功名が辻』でNHK大河ドラマ初出演。2016年には『真田丸』にも出演。
そのほか『プロポーズ大作戦』『ラスト・フレンズ』『コンフィデンスマンJP』など多くのドラマに出演しています。
趣味は料理、鑑賞全般。憧れの女優は松たか子。
映画『キングダム』楊端和(ようたんわ)はどんな役?
長澤まさみが演じる楊端和(ようたんわ)は山の民を武力で束ねた、美しい山界の王。女性ながら、武力は山界一。
その存在は多くの謎に秘められています。
果たして信の敵なのか、味方なのか…。
長澤まさみの演技力の評価は
参考映像:『散歩する侵略者』(2017)
いまや人気実力共に日本を代表する女優となった長澤まさみ。
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』で白血病治療中のヒロイン・亜紀を演じて人気を博し、トップ女優への道を歩みだしました。
作中では脱毛症を抱えた役を演じるために、スキンヘッドとなって体当たりの演技をみせました。
この作品で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、ブルーリボン賞助演女優賞などを受賞しています。
その後も2006年『涙そうそう』2011年『モテキ』で日本アカデミー賞主演女優賞、2015年『海街diary』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
2017年『散歩する侵略者』でも毎日映画コンクール女優主演賞を受賞しており、出演作は軒並み映画賞を受賞。実力を高く評価されている女優です。
2018年に出演した『コンフィデンスマンJP』では振り切った演技で見事なコメディエンヌぶりをみせ、視聴者を魅了。新境地を開きました。
長年にわたって息の長い活躍をしてきた女優として、実力派の地位を確固たるものにしています。
長澤まさみの公式SNSの紹介
長澤まさみの公式SNSをみつけましたのでご紹介させて頂きます。
【長澤まさみ公式Instagram】
まとめ
中国歴史超大作映画として大きな注目を集める『キングダム』。
キャストには、山崎賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多といった若手実力派が勢ぞろいしています。
鬼才・佐藤信介監督がメガホンをとり、”撮影にもっともふさわしい場所”中国で撮影が敢行された本作。公開を前に期待が大きく高まっています。
山界の王という異色の役どころである楊端和を演じる長澤まさみ。野性味あふれる中にも威厳ある王をどう魅せるのか、大きな期待が高まっています。
超大作歴史ロマン『キングダム』は2019年4月19日より全国ロードショーです。