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映画『96分』あらすじ感想と評価解説。最後に至る“悲しき真実”とは?台湾映画興行収入1位の新幹線ノンストップアクション

  • Writer :
  • 菅浪瑛子

2025年台湾映画の興行収入1位!ノンストップアクション『96分』は2026年3月13日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開!

「台北から南部・高雄へ向けう台湾新幹線の中に、爆弾が仕掛けられている」──妻と共に新幹線に乗っていた爆弾処理の専門家ソン・カンレンに届いた、元上司からの報せ。

高雄に到着するまでの96分の間に爆弾を見つけ出し、爆発を阻止することができるのか!?

主人公のソン・カンレンを演じたのは『僕と幽霊が家族になった件』(2023)のリン・ボーホン、主人公の妻役を演じたのは『赤い糸 輪廻のひみつ』(2023)のビビアン・ソン。

デビュー作『狂徒』(2018)で金馬奨最優秀新人監督賞にノミネートされた新進気鋭の監督ホン・ズーシュアンが本作を手がけました。

映画『96分』の作品情報


映画『96分』

【日本公開】
2026年(台湾映画)

【原題】
96分鐘

【監督】
ホン・ズーシュアン

【脚本】
ホン・ズーシュアン、イボンヌ・チェン、ヤン・ワンジュ

【キャスト】
リン・ボーホン、ビビアン・ソン、ワン・ポーチエ、リー・リーレン、イレブン・ヤオ、ケント・ツァイ、フレデリック・リー、ン・キピン

【作品概要】
2025年台湾映画の興行収入1位を記録した、待望の話題作。監督はデビュー作『狂徒』で金馬奨最優秀新人監督賞にノミネートされた新進気鋭の監督ホン・ズーシュアン。

脚本の構想から完成まで9年をかけ、台湾初の高速鉄道車両用スタジオを建設し、バーチャルアート技術も導入するなど徹底されたリアリティ追求によって制作された超大作です。

主人公ソン・カンレンを演じたのは『僕と幽霊が家族になった件』(2023)『ナイト・オブ・シャドー 魔法拳』(2020)のリン・ボーホン。妻役を演じたのは『私の少女時代 Our Times』(2018)『赤い糸 輪廻のひみつ』(2023)のビビアン・ソン。

映画『96分』のあらすじ


映画『96分』

警察で爆弾処理を専門としていたソン・カンレンは、映画館に仕掛けられていた爆弾を防ぎましたが、百貨店に仕掛けられた第2の爆弾を防ぐことまではできず、多くの死傷者が出る結果となりました。

カンレンは国家の英雄として称えられたものの、爆弾の被害を完全には防げなかった罪悪感から警察を辞め、同じく警察で働く婚約者ホアン・シンとの結婚も延期になっていました。

それから3年。3回目となる追悼式にため、ホアンと自身の母と共に参加したカンレンは、台北から南部の高雄に向かう新幹線に乗ります。すると、かつての上司リ・ジエから「車両内に爆弾が仕掛けられている」「爆弾を探すのを手伝ってほしい」と衝撃の報せが届きます。

カンレンは3年前の悲劇を乗り越え、今度こそ人々を救うことはできるのか。そして、爆弾犯の正体とその目的とは?

映画『96分』の感想と評価


映画『96分』

2025年台湾映画の興行収入1位!息も止まらぬノンストップアクション映画『96分』。

列車を舞台にしたアクションといえば、韓国の『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2017)や日本では最近リメイクされた『新幹線大爆破』(2025)、ハリウッドでも『ブレット・トレイン』(2022)『トレイン・ミッション』(2018)など数多くあります。

デビュー作『狂徒』で金馬奨最優秀新人監督賞にノミネートされた新進気鋭のホン・ズーシュアン監督は、脚本の構想から完成まで9年をかけ、台湾初の高速鉄道車両用スタジオを建設して撮影に臨みました。

さらに、台湾の新幹線が日本製であることから、日本から部品を取り寄せ、ハリウッドのバーチャルアート技術も導入。リアリティと大迫力の映像を追求しました。

冒頭から緊迫した爆弾処理の場面から始まり、大勢を救えなかったことで罪悪感に苛まれる主人公ソン・カンレン。3年後、追悼式に参加したカンレンと妻のホアン・シン、そしてカンレンの母が乗っていた新幹線に爆弾が仕掛けられていることが判明します。

爆弾はどこに仕掛けられているのか、犯人の目的は。タイムリミットは台北から高雄へと向かう96分。

刻々と迫る時間の中、カンレンは状況が3年前の爆弾事件と似ていること、そして3年前の事件の“隠された真実”を知る者の犯行であることに気づき始めます。

手に汗握る展開の先にある悲しき真実とは……そこに描かれているのは、選択することと愛する者の死という重いテーマです。

贖罪と希望と、3年前の惨事を繰り返さないために。カンレンが下した選択とは。

リン・ボーホンが、罪悪感を抱えながらも勇敢な行動をするカンレンを演じました。

カンレンの妻ホアン・シンは、カンレンと同じく警察であり、自身も不安な中でカンレンを信じ、乗客を守るため行動する責任感のある人物です。

2人の関係性も本作の見どころの一つと言えるでしょう。

まとめ


映画『96分』

台北から高雄までの96分で爆弾の爆発を防げ!息もつけぬノンストップアクション映画『96分』。

大勢の命を救うことのできなかった大惨事から3年。罪悪感を抱え、警察の仕事も辞めたソン・カンレン。

そんな彼が直面するのは、3年前の自身の選択と隠された真実でした。あの時、違う選択をしていたら……もし、防ぐことができていたら……。

一方で、愛する人を突然失った人の悲しみはそう簡単に乗り越えられるものではありません。悲しみは怒りや憎しみに、その矛先が誰かに向かうこともあります。

誰もが何かを選択しなければならない場面に直面することがあります。しかし、その選択が正しかったのかどうかはわかるわけではなく、自らの選択と向き合いながら生きていくしかないのです。

大迫力のアクションと共に描かれる贖罪。映画『96分』は2026年3月13日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開!


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