Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2023/11/03
Update

『海街奇譚』あらすじ/公開日/上映館。中国映画新世代のチャン・チー監督が日本へ贈る驚嘆の《アート・サスペンス》

  • Writer :
  • Cinemarche編集部

中国映画界の新たな才能が
驚嘆の映像美で紡ぎ出すアート・サスペンス!

姿を消した妻の故郷である、離島の港町へと訪れた男。男は手に携えたカメラとともに、不可思議な事件の数々と遭遇する……。

夢と現実、過去と現在が交錯する迷宮の物語を描く映画『海街奇譚』は、中国映画界の新たな世代を担うチャン・チー監督が、驚嘆の映像美によって紡ぎ出す《アート・サスペンス》です。


(C)Ningbo Henbulihai Film Productions/Cinemago

このたび、映画『海街奇譚』は2024年1月20日(土)よりシアター・イメージフォーラム公開後、3月2日より大阪 シネ・ヌーヴォ公開、3月9日よりCinemaKOBE、川崎市アートセンターにて上映、3月15日よりアップリンク京都にて上映ほか全国順次ロードショー!

また公開決定を記念し、本国オリジナルのビジュアルを使用したティザーポスターと場面写真・各1点も解禁となりました。

映画『海街奇譚』とは?


(C)Ningbo Henbulihai Film Productions/Cinemago

姿を消した妻を探しに、彼女の故郷である離島の港町へと訪れた男。相次ぐ海難事故により住民の行方不明が続く寂れた町で、男は妻の面影を持つ女と出会うことになる……。

カブトガニの仮面、消えた“仏”の頭、永遠の8月5日、呪われた海……夢と現、過去と現在を彷徨する迷宮の物語を描く中国映画『海街奇譚』

1987年生まれで本作が長編デビュー作となる中国の新たな才能チャン・チー監督が、卓越した映像感覚と比類なきイマジネーションで物語を描き出し、観る者を《幻惑》の映画体験へと招待します。

原題「海洋動物(かいようどうぶつ)」が示す通り、作中には海の生物をメタファーとした様々な演出が登場モチーフはいずれもチー監督自身が生まれ育った港町から由来し、海の生き物たちが作中で何を意味するのかを類推しながら楽しめるのも、本作の魅力の一つとなっています。

本作は、第41回モスクワ国際映画祭・審査員特別賞(シルバー・ジョージ)第18回イスタンブール国際インディペンデント映画祭・批評家協会賞(メインコンペティション)を受賞。

また映像表現も高く評価され、第27回カメライメージ映画祭ではゴールデンフロッグ賞・撮影監督デビュー部門の2部門ノミネートを果たしています。

チャン・チー監督プロフィール


(C)Ningbo Henbulihai Film Productions/Cinemago

1987年生まれ、中国浙江省寧波出身。ノッティンガム大学国際コミュニケーション学科卒業、北京電影学院演出科修了。舞台演出家、舞台美術家としても活動。

2010年から2015年まではCMや短編映画などを手がけ、2016年に中編『Edge Of Suspect』でデビュー。2019年に長編デビュー作『海街奇譚』にてモスクワ国際映画祭審査員特別賞を受賞。2021年の長編第2作『ANNULAR ECLIPSE』は釡山国際映画祭に出品された。

学生時代から演劇を学んでおり、演出を手がけた最新の舞台は、2021年に上演された戯曲「三字奇譚」。同作品は浙江省文化芸術基金の資金提供対象に選ばれている。

映画『海街奇譚』の作品情報

【原題】
海洋動物(英題:In Search of Echo)

【脚本・監督】
チャン・チー

【共同脚本】
ウー・ビヨウ 

【撮影】
ファン・イー

【音楽】
ジャオ・ハオハイ

【キャスト】
チュー・ホンギャン、シューアン・リン、ソン・ソン、ソン・ツェンリン、チュー・チィハオ、イン・ツィーホン、ウェン・ジョンシュエ

まとめ

中国映画界の新たな世代を担うチャン・チー監督が、驚嘆の映像美によって紡ぎ出す《アート・サスペンス》こと映画『海街奇譚』。

作中に登場する海の生き物たちをはじめ、多くの「謎」が織り込まれているために多くの「考察」を楽しめる本作ですが、主人公がカメラを携えている通り、『海街奇譚』は「映画」という芸術そのものについて描き出した映画でもあります。

チャン・チー監督は本作を通じて、「映画」という芸術のどのような姿を映そうとしたのか」……「海の生き物」という視点のみならず、そのような視点からも本作を楽しめるはずです。

映画『海街奇譚』は2024年1月20日(土)よりシアター・イメージフォーラム公開後、3月2日より大阪 シネ・ヌーヴォ公開、3月9日よりCinemaKOBE、川崎市アートセンターにて上映、3月15日よりアップリンク京都にて上映ほか全国順次ロードショー!





関連記事

新作映画ニュース

《動画で見る笠松七海・村田唯インタビュー》映画『おろかもの』での役作りと仙台ロケを語る

映画『おろかもの』 動画で見る、笠松七海・村田唯インタビュー 弁慶グランプリ・キネマイスター賞・観客賞・俳優賞(笠松七海)・俳優賞(村田唯)と、田辺・弁慶映画祭にて史上初の5冠受賞を果たした映画『おろ …

新作映画ニュース

映画『イップ・マン4 完結篇』あらすじとキャスト。ドニーイェンが華麗な中国武術で魅せる予告編解禁

ドニー・イェン主演「イップ・マン」シリーズ最新作 (c)Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved. 『イップ・マン 序章』(2008) …

新作映画ニュース

映画『ソン・ランの響き』あらすじとキャスト。公開日は2月22日のベトナム産ボーイ・ミーツ・ボーイ作品とは

出会うはずの無かったふたり 孤独な魂が触れ合う運命の3日間。 第31回東京国際映画祭ジェムストーン賞(新人俳優賞)、ベトナム映画協会最優秀作品賞、サンディエゴ・アジアン映画祭観客賞をはじめ、国内外で3 …

新作映画ニュース

映画『ブルー・マインド』あらすじと上映劇場情報。予告編とポスタービジュアル解禁

スイス・アカデミー賞7部門ノミネート、作品賞ほか3部門受賞。恐ろしくも美しく、狂おしく淫らな、カミング・オブ・エイジ・ホラー。 映画『ブルー・マインド』は、10月13日(土)よりヒューマントラストシネ …

新作映画ニュース

映画『Dinerダイナー』キャストのカウボーイ役は斎藤工(たくみ)。演技力の評価とプロフィール

店主も客も、全員殺し屋の<ダイナー(食堂)>を舞台に繰り広げられる衝撃のサスペンス映画『Diner ダイナー』が2019年7月5日に公開されます。 原作は平山夢明による人気小説。第28回日本冒険小説教 …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学