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Entry 2019/04/25
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映画『Dinerダイナー』キャストのカウボーイ役は斎藤工(たくみ)。演技力の評価とプロフィール

  • Writer :
  • 谷川裕美子

店主も客も、全員殺し屋の<ダイナー(食堂)>を舞台に繰り広げられる衝撃のサスペンス映画『Diner ダイナー』が2019年7月5日に公開されます。

原作は平山夢明による人気小説。第28回日本冒険小説教会大賞及び第13回大藪春彦生を受賞した作品です。

監督を務めるのは、世界的写真家である蜷川実花。『さくらん』、社会現象にもなった作品『ヘルタースケルター』に続く、待望の第3作目となります

主演は演劇界きっての実力派俳優、『デスノート』『22年目の告白-私が犯人です-』の藤原竜也。

故・名演出家の蜷川幸雄のまな弟子として活躍してきた藤原竜也と、娘の蜷川実花がどんなコラボレーションみせるのかに、大きな期待が寄せられています。

共演者には、窪田正孝、斎藤工、佐藤江梨子、小栗旬、土屋アンナなど豪華俳優たち。

この記事では、殺し屋#04のカウボーイ役を演じる斎藤工(たくみ)について詳しくお伝えしていきます。

映画『Diner ダイナー』の作品情報


(C)2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会

【公開】
2019年(日本映画)

【原作】
平山夢明『DINER ダイナー』(ポプラ社)

【監督】
蜷川実花

【キャスト】
藤原竜也、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二

【作品概要】

一人ぼっちで人生どん底に陥った女性が、ほんの出来心から怪しいバイトに手を出してしまい、とあるダイナーにウェイトレスとして売られる物語。

要塞のような鉄扉の奥にある、強烈な色彩美を放つ店の店主は、元殺し屋で天才シェフ。

そこは殺し屋専用のダイナーで、皿の置き方ひとつで消されることもあるような場所でした。

次々と凶悪な殺し屋たちが現れ、緊張感あふれるサスペンス劇が繰り広げられます。

出演者に名を連ねるのは、藤原竜也、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二ら豪華実力派俳優陣。

女性から絶大な人気を誇る、『さくらん』『ヘルタースケルター』を生み出した蜷川実花の監督作品です。

映画『Diner ダイナー』のあらすじ


(C)2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会

一人ぼっちで人生のどん底にいたオオバカナコは、ほんの出来心から怪しいバイトに手を出していしまいます。

一瞬で普通の生活から転落してしまった彼女は、とあるダイナーのウェイトレスとして売られることに。

そこは要塞のような分厚い鉄の扉の奥にある、強烈にカラフルな店でした。

店主の名はボンベロ。元殺し屋の天才シェフです。

「ここは、殺し屋専用のダイナー<食堂>だ。皿の置き方一つで消されることもある」

次々に訪れるのは、凶悪な殺し屋たち。毎日が極限状態の世界に、カナコは放り込まれたのでした。

一瞬たりとも目が離せない展開へと物語は加速していき…

映画『Diner ダイナー』カウボーイ役は斎藤工(たくみ)

参考映像:『昼顔』(2017)

映画『Diner ダイナー』でカウボーイ役を演じる斎藤工(たくみ)は1981年8月22日生まれの俳優・映画評論家。東京都出身。ブルーベアハウス所属。

東北新社勤務の父の影響で、幼少期より映画館に通って育ちました。

高校生時代から雑誌『MEN’S NON-NO』『POPEYE』などでモデルとして活動。国内ショー、パリ・コレクションなどで活躍。

卒業後、伊藤正次演劇研究所で演劇を学びます。

2001年『時の香り~リメンバー・ミー』のプロデューサーにスカウトされて俳優デビュー。

2008年大竹浩一・波岡一喜・福士誠治と演劇ユニット「乱-Run-」を結成。

ドラマ『ガラスの家』『半分、青い。』『最上の命医』『BG~身辺警護人』、映画『春琴抄』『シン・ゴジラ』など数多くの作品に出演。

2014年のドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』は、社会現象となるほどのヒットとなり大ブレイクしました。その後映画化もされています。

映画監督としても活動中。2012年ショートムービー『サクライロ」で監督デビュー以来、2014年『半分ノ世界』がショートショートフィルムフェスティバル特別上映作品に選ばれるなど活躍を重ねます。

2017年には『bland13』が第20回上海国際映画祭でアジア新人賞部門最優秀監督賞を受賞。

ディープな映画好きで、WOWOW映画情報番組のパーソナリティーを務めて、知識を披露しています。エッセイなども執筆。

映画『Diner ダイナー』カウボーイはどんな役?

殺し屋#04のカウボーイは、ヒロイン・オオバカナコが「ダイナー」でウェイトレスになるきっかけになる人物。

カナコが日給30万円というあやしいバイトに申し込んだ時、待ち合わせ場所に現れたのがカウボーイの恰好をしてチュッパチャップスをなめているカウボーイでした。

セクシーな美女DDと並んで、見るからにやばいカップルです。

強盗をしてヤクザに追われる2人を、カナコが車に乗せて逃げることになります。

しかし、カウボーイはすぐにつかまってボコボコにされ、切り刻まれてしまい…。

斎藤工(たくみ)の演技力の評価は

参考映像:『妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』(2016)

俳優・監督として高い人気と実力を備えた斎藤工(たくみ)。

斎藤の雰囲気ある表情には何ともいえない憂いがあり、考え込むような姿、切なそうな表情はセリフより胸に迫るものがあります。

もとより恋愛ドラマでは欠かせない存在となっていた彼の転機は2014年放送の『昼顔』でした。

『昼顔』は平均視聴率13.9%を誇る大ヒット作となり大ブレイク。「昼顔」という言葉そのものが流行語大賞にノミネートされるほどの社会現象を巻き起こしました。

セクシー俳優の筆頭として躍り出ましたが、その殻を破るべく、人気バラエティ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない科学博士24時』で芸人サンシャイン池崎をハイテンションで完コピ。

「ヤバい自分に出会う」ことをテーマに演じきる、という役者魂がその根底にはありました。これを機に更に人気が再沸騰。

『妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』では、実写版ぬらりひょんを見事な変化メイクで演じるなど、様々な役に挑んでいます。

斎藤工(たくみ)の公式SNSの紹介

斎藤工(たくみ)の公式SNSは残念ながらみつけられませんでした。

まとめ


(C)2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会

映像化は不能と言われていた衝撃的な小説を実写化した、未体験サスペンス映画『Diner ダイナー』。

キャストには、藤原竜也、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二といった、若手からベテランまで、実力ある人気俳優たちが集結。

世界的フォトグラファーで独特の美的センスを持つ蜷川実花監督が、その才能を大きく更に開花させた本作。公開を前に期待が大きく高まっています。

当代きってのフェロモン俳優・斎藤工が、チュッパチャップスを口にしたイカれた殺し屋のカウボーイを演じます。

ノンストップ極彩色サスペンス作品『Diner ダイナー』は2019年7月5日より全国ロードショーです。



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