映画『ブレス しあわせの呼吸』は、9月7日(金)角川シネマ有楽町他全国ロードショー。
1950年代に首から下が全身マヒという状態で余命宣告を受けたロビン。そんな彼が妻ダイアナや家族とともに笑顔に満ちた幸せな人生を送った実話を描いた感動のヒューマンドラマ。
ロビン役に『ハクソー・リッジ』のアンドリュー・ガーフィールドが好演、その献身的に愛した妻ダイアナ役は、ドラマ『ザ・クラウン』のクレア・フォイが務めます。
CONTENTS
映画『ブレス しあわせの呼吸』の作品情報
【公開】
2018年(イギリス映画)
【原題】
Breathe
【監督】
アンディ・サーキス
【キャスト】
アンドリュー・ガーフィールド、クレア・フォイ、トム・ホランダー、ヒュー・ボネビル
【作品概要】
「ロード・オブ・ザ・リング」や「猿の惑星」シリーズに出演する名優アンディ・サーキスの長編初監督作。全身マヒで余命宣告を受けた夫が、妻や家族とともに幸せな人生を送った実話を描くヒューマンドラマ。
ポリオ病で首から下の全身マヒのロビン役に『ハクソー・リッジ』のアンドリュー・ガーフィールドが演じ、その献身的に愛した妻ダイアナ役はドラマ『ザ・クラウン』のクレア・フォイは務めます。
アンドリュー・ガーフィールド(ロビン役)のプロフィール
参考映像:『ハクソー・リッジ(2016)
1983年にアメリカのロサンゼルスに生まれたアンドリュー・ガーフィールド。
その後は3歳からはイギリスで育ち、2004年にロンドン大学セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマを卒業します。
舞台から俳優のキャリアをスタートさせ、2004年にMEN Theatre Awardを、2006年にイヴニング・スタンダード演劇賞の新人賞を受賞。
2007年にロバート・レッドフォード監督の『大いなる陰謀』で長編映画の初出演を果たします。
同年の主演作品『BOY A』で、英国アカデミーBAFTA賞TV部門で主演男優賞を受賞。
2010年にデビッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』で、ゴールデングローブ賞助演男優賞をはじめ多くの映画賞にノミネートされます。
「スパイダーマン」シリーズをリブートした、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ(2012、2014)でタイトルロールを演じ、ヒロイン役の女優エマ・ストーンとの交際で世間を賑やかせますが、2015年に破局。
2016年にマーティン・スコセッシ監督が映画化した遠藤周作原作の『沈黙 サイレンス』で、主人公ロドリゴ神父を演じます。
また、同年にメル・ギブソン監督の戦争映画『ハクソー・リッジ』でアカデミー主演男優賞ノミネートをされます。
クレア・エリザベス・フォイ(ダイアナ役)のプロフィール
参考映像:『ザ・クラウン』(2016)
クレア・エリザベス・フォイは、1984年生まれのイギリスのストックポート出身。
女優としての出世作は、2016〜17年のドラマ『ザ・クラウン』のエリザベス2世役で、一躍広く世間に知られるようになります。
それ以前のクレアは、2008年に「ビーイング・ヒューマン」シリーズで女優としてデビュー。2011年に『デビルクエスト』でスクリーン・デビューを果たします。
2015年にBBC2のドラマ『ウルフ・ホール』で女王アン・ブーリンを演じて、英国アカデミー賞(テレビ部門)女優賞ノミネートされます。
2016年からネットフリックスのオリジナルドラマ『ザ・クラウン』で、エリザベス2世の若年期を演じた際に、ゴールデングローブ賞テレビドラマシリーズ部門女優賞受賞、全米映画俳優組合賞ドラマシリーズ部門女優賞受賞(第23回、第24回の2年連続)。
また、英国アカデミー賞テレビ部門女優賞ノミネート、プライムタイム・エミー賞ドラマシリーズ部門主演女優賞ノミネートもされています。
映画『ブレス しあわせの呼吸』のあらすじ
ロビンとダイアナのふたりは運命の恋に落ちます。
やがて、家族や友人に祝福されて結婚し、幸せな日々を過ごしていました。
ところが、出張先のナイロビで、突然、ロビンが倒れてしまいます。
医師から診断された結果はポリオでした。
ロビンは首から下の全身マヒとなり、人工呼吸器なしでは息もできないほどひどい症状になります。
1959年に医師からは、余命数カ月と宣告。
ロビンは英国に戻り、息子も生まれましたが彼は絶望に明け暮れます。
入院している病院出たいと望むロビンのために、ダイアナは医師の反対を押し切り自宅で看病する決意します。
そんなダイアナの下した決断が、ロビンの運命を大きく変えていく…。
映画『ブレス しあわせの呼吸』の感想と評価
第71回ロンドン映画祭でオープニングを飾った本作『ブレス しあわせの呼吸』。
1950年代にアフリカでポリオに感染した父親のロビン・カヴェンディッシュと、その妻ダイアナの激動の半生を、息子であるジョナサン・カヴェンディッシュが自ら映画化しました。
ロビンは首から下が全身マヒになり、人工呼吸器なしでは自力で息をすることができず、医師からは余命数ヶ月を宣告。
しかし、当時子どもだったロビンの息子であるジョナサンの思い出の両親は、笑顔とユーモアを絶やさず、外の世界へと飛び出していく存在でした。
なぜ、ロビンは“世界一幸せ”だと、胸を張れ生きたのか?
ポジティブかつ、エネルギッシュに人生を謳歌したロビンと、彼に無償の愛を注ぎ込んだ妻のダイアナ、支え続けた兄弟や友人たちとの絆。
そのような人間の深い絆と愛。また生きている幸せの可能性を、映画『レ・ミゼラブル』の脚本家ウィリアム・ニコルソンの手腕によって、感動的な実話の映画化として蘇らせます。
これは笑いや感動で、人々を幸せにする映画製作者としている映画プロデューサーであるジョナサン・カヴェンディッシュの原点ともいえる真実の物語。
主人公ロビン役は『ハクソー・リッジ』でアカデミー賞にノミネートされたアンドリュー・ガーフィールド。
ダイアナ役はテレビシリーズ『ザ・クラウン』でゴールデン・グローブ賞を受賞したクレア・フォイ。
家族を見守る仲間たちに『プライドと偏見』のトム・ホランダー。
『ダウントン・アビー』のグランサム伯爵でお馴染みのヒュー・ボネヴィル。
そして演出は「ホビット」シリーズの第2監督を務め、今回が初長編監督デビューとなるアンディ・サーキス。
感動を鮮やか呼び起こさせる美しい映像は、アカデミー撮影賞に3度輝く撮影監督ロバート・リチャードソンが務めます。
ロバートの映像美である1950〜60年代の英国のエレガントな暮らしと、旅先の雄大なアフリカの風景は必見です。
本作を上映する劇場は
【北海道地区】
北海道 シアターキノ 9/15〜
【東北地区】
宮城県 チネ・ラヴィータ 9/7〜
【関東地区】
東京都 角川シネマ有楽町 9/7〜
神奈川県 MOVIX橋本 9/7〜
【中部地区】
愛知県 ミッドランドスクエア シネマ 9/7〜
愛知県 ミッドランドシネマ名古屋空港 9/7〜
愛知県 ユナイテッド・シネマ豊橋18 9/07〜
【近畿地区】
大阪府 シネ・リーブル梅田 9/7〜
大阪府 なんばパークスシネマ 9/7〜
大阪府 MOVIX八尾 9/7〜
兵庫県 シネ・リーブル神戸 9/7〜
【九州地区】
福岡県 KBCシネマ 9/7〜
*上記の上映館は5月26日現在のものです。本作の作品の特性から、セカンド上映や全国順次公開されることが予想されます。お近くの劇場をお探しの際は、必ず公式ホームページをご確認するようにお願いいたします。
まとめ
本作は『ブレス しあわせの呼吸』は、映画プロデューサーとして『ブリジット・ジョーンズの日記』などを手がけたのジョナサン・カベンデュッシュの両親の実話を、自らが製作に乗り出し映画化した作品。
運命の恋に落ち、祝福されて結婚したロビンとダイアナだったが、1959年に出張先のナイロビでポリオに感染したロビンは、首から下が動かない状態になってしまいました。
しかし、病院から退院したいと望むロビンのために、ダイアナは自宅で看病する決意。その後、笑顔に満ちた幸せな人生を送った実話とは?
名優アンディ・サーキスが初監督デビューで描いた、感動のヒューマンドラマ『ブレス しあわせの呼吸』は、9月7日(金)角川シネマ有楽町他全国ロードショー。
ぜひ、お見逃しなく!