映画『Cosmetic DNA』は
2021年10月29日(金)よりアップリンク吉祥寺にて2週間上映!
大久保健也監督の完全オリジナルストーリーで手がけた長編デビュー作『Cosmetic DNA』。
現代を生きる女性たちを取り巻く社会の不条理と理不尽をパワフルに描き出した本作は、新宿K’s cinemaでの劇場公開に続き、アップリンク吉祥寺での2021年10月29日(金)からの2週間上映が決定いたしました。
このたびの上映を記念し、公開初日の29日にはアップリンク吉祥寺にて舞台挨拶を開催。主演の藤井愛稀さんをはじめ、キャストの仲野瑠花さん、川崎瑠奈さん、西面辰孝さん、そして大久保健也監督が登壇しました。
本記事では、その初日舞台挨拶の模様をお届けします。
CONTENTS
アップリンク吉祥寺・初日舞台挨拶リポート!
アヤカ役:藤井愛稀さん
アップリンク吉祥寺での上映が実現
新宿K’s cinemaでの劇場公開に続き、アップリンク吉祥寺での2021年10月29日(金)からの2週間上映を記念して行われた、同映画館での初日舞台挨拶。
アヤカ役の藤井愛稀は、アップリンク吉祥寺での上映について「クールでポップでオシャレな映画館であるアップリンク吉祥寺で、『Cosmetiic DNA』を上映できることがとてもうれしい」とコメント。
ユミ役:川崎瑠奈さん
また大阪在住のため、今回の初日舞台挨拶で初めてアップリンク吉祥寺、そして吉祥寺という場所に訪れたというサトミ役の仲野瑠花は、「吉祥寺が、日本じゃない異世界みたいに感じられた」と告白。対してユミ役の川崎瑠奈も吉祥寺を「イケイケな場所」と語り、二人ともに吉祥寺という空間での『Cosmetiic DNA』の上映に喜びをあらわにしました。
キャスト・スタッフ陣での「コスメ」トーク
サトミ役:仲野瑠花さん
舞台挨拶での登壇者によるフリートークの話題は、やがて『Cosmetic DNA』での重要なテーマである「コスメ(化粧)」へ。
コスメが好きであり、特にアイラインが好きだという川崎は「かつて新体操をやっていたころのメイク経験から、その影響で特にアイラインへ興味を持つようになった」とコメント。また藤井は、「川崎のアイラインがとても綺麗で美しいなと思ったことで、彼女を見習ってメイクをより頑張るようになった」と、川崎との交流がもたらした変化を明かしました。
フリートークでは、撮影現場での「コスメ」の裏話についても言及。川崎は「撮影では、仲野さんが一番小道具用の化粧道具を持ってきてくれた」、藤井は「母親が持っていたシャネルの空きリップも持参した」と語り、低予算・少数スタッフで制作された『Cosmetic DNA』の苦労話について明かしました。
映画監督・柴島役兼プロデューサー:西面辰孝さん
一方、大久保健也監督はコスメについて「一度は自分に対して化粧をしてみたいとは思っているが、なかなかできずにいる」と自身のコスメに対する「夢」をコメント。
対して映画監督・柴島役兼プロデューサーの西面辰孝は、かつて携わっていた舞台の影響で、知人とともにカツラなどを含めて女装と化粧を試みたことがあると告白。その感想について「自分でも女装ができるんだと感じた」「不思議と『楽しさ』と『認識の変化』を感じられた」と、試したことで実感した「化粧」の意味を語りました。
映画から感じとったものを大事にしてほしい
大久保健也監督
舞台挨拶の最後、西面はこれから映画を観る劇場内の人々に対して「この場所(アップリンク吉祥寺)だからこそ感じとれる『Cosmetic DNA』を味わってほしい」とコメント。また川崎も「今まで観たことのない、新感覚の映画を楽しんでもらいたい」を語りました。
藤井は「人と人同士の物語である『Cosmetic DNA』を通じて、映画を観た方それぞれが感じとったものを大事にしてほしい」と語り、対して仲野も「『Cosmetic DNA』はいろんな想いを浮かべることができる作品」と藤井の言葉に応えました。
そして大久保監督は、長編デビュー作であり劇場デビュー作である『Cosmetic DNA』について「『どんな人が、どんな想いを抱くのか』ということに興味を持ったことで本作を作った」「だからこそ一人でも多くの方に映画を観てもらって、『何を思ったのか』をSNSをはじめ自由な方法で教えてもらえるとうれしい」と劇場内の人々へその想いを伝えました。
映画『Cosmetic DNA』の作品情報
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— 映画『Cosmetic DNA』公式💣️10月29日~アップリンク吉祥寺 (@CosmeticDna) October 27, 2021
【日本公開】
2021年(日本映画)
【監督・脚本・撮影・照明・美術・編集】
大久保健也
【プロデューサー】
大久保健也、西面辰孝
【キャスト】
藤井愛稀、西面辰孝、仲野瑠花、川崎瑠奈、吉岡諒、石田健太
【作品概要】
14歳から映画制作を続けてきた大久保健也監督が、撮影当時24歳で作り上げた劇場デビュー作。2020年に「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で北海道知事賞を受賞したほか、ドイツのハンブルク日本映画祭ではジャンル映画特別賞を獲得した。
主人公アヤカ役には『血を吸う粘土~派生』などで知られる藤井愛稀。現代を生きる女性たちを取り巻く社会の不条理と理不尽を、ヴィヴィッドな映像美でパワフルに描いた注目の一作です。
映画『Cosmetic DNA』のあらすじ
コスメを愛する美大生・東条アヤカ(藤井愛稀)は、ある時「自分の映画に出演してほしい」とナンパしてきた自称・映画監督の柴島恵介(西面辰孝)に薬物を盛られ暴行されてしまいます。
泣き寝入りせざるを得ない状況に追い込まれ精神的に病んでいくアヤカでしたが、大学院生のサトミ(仲野瑠花)、アパレル店員のユミ(川崎瑠奈)と出会ったことで少しずつ自身の心を取り戻していきます。しかし、柴島の次なる標的がユミであると知ったアヤカは突発的に柴島を殺害してしまうのでした。
愛と友情、そして破壊の先の未来とは?アヤカ・サトミ・ユミの「私たちの未来」のための革命が始まろうとしていました……。
まとめ
映画『Cosmetic DNA』ファンである「白と黒の十字線」のツイッターより
映画 CosmeticDNA 8回目
アップリンク吉祥寺で鑑賞しました
音楽が五臓六腑に響く!パンフレット、CD、Tシャツを購入しました
久々に仲野瑠花さんに会えて嬉しかった
舞台挨拶の為だけに大阪から吉祥寺に来てくれました!#cosmeticDNA #大久保健也#西面辰孝#藤井愛稀#川崎瑠奈#仲野瑠花 pic.twitter.com/5b0fxjYxIW— 白と黒の十字線 (@wandbcross) October 29, 2021
新宿K’s cinemaでの劇場公開に続き、2021年10月29日(金)からのアップリンク吉祥寺での2週間上映が開始した映画『Cosmetic DNA』。その初日舞台挨拶では、キャスト・スタッフ陣が作品に対する強い想いをそれぞれに語りました。
またアップリンク吉祥寺の公開初日である29日には、『Cosmetic DNA』の魅力に惹かれ、新宿K’s cinemaでの上映時から複数回劇場鑑賞をしているという『コスメ』ファンの姿も。
中でも29日で通算8回目の劇場鑑賞となるという『コスメ』ファンである「白と黒の十字線」(@wandbcross)さんは、『Cosmetic DNA』を「観るたびに発見があり、観るたびに作品の面白さや魅力が増していく作品」「キャストさん・スタッフさんそれぞれが映画の劇場公開と誠実に向き合っていると感じられた作品」と語っていました。
アップリンク吉祥寺での2週間上映でも、『Cosmetic DNA』キャスト・スタッフ陣、そして特別ゲストを招いての多数のトークショーイベントが予定されています。2週間の上映を通じて、どれほどの人々が本作が観られ、どれほどの想いが生まれ広がっていくのでしょうか。
映画『Cosmetic DNA』は2021年10月29日(金)よりアップリンク吉祥寺にて2週間上映!