アカデミー賞作品賞『グリーンブック』主演のヴィゴ・モーテンセン初監督作品
3度アカデミー賞にノミネートされた名優ヴィゴ・モーテンセンの初監督作品『FALLING(原題)』。
この度、映画の邦題を『フォーリング 50年間の想い出』として、2021年11月12日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川髙島屋S.C.館、kino cinema天神ほかにて全国順次公開することが決定しました。
あわせてポスタービジュアルが解禁となります。
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映画『フォーリング 50年間の想い出』について
参考:『FALLING』公式インスタグラムより
『ロード・オブ・ザ・リング』3部作(2001~2003)のアラゴルン役で世界的人気を獲得し、『イースタン・プロミス』(2007)『はじまりへの旅』(2016)『グリーンブック』(2018)で3度アカデミー賞にノミネートされた名優ヴィゴ・モーテンセンが、遂に監督デビューを果たしました。
「母親の葬儀からの帰りに思いついた」と語る自身の親子関係を反映した半自伝的な脚本と、魂に語りかけるような音楽も手掛け、さらに認知症の父を持つ息子役で出演も果たし、これまでのアーティスト人生で培ってきた才能のすべてを注ぎ込んだのが『フォーリング 50年間の想い出』。
父親ウィリス役には、『エイリアン2』(1986)『ターミネーター』(1984)のランス・ヘンリクセン。認知症で息子に頼らなければ生きていけなくなった父を、正面から逃げることなくリアルに演じきりました。
父を反面教師に、都会的で洗練された生き方を選んだ息子のジョンを演じるのは、ヴィゴ・モーテンセン。
うまく愛情を表現できない若き日のウィリスには、『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(2017)でボルグに扮し、ヨーロッパ映画賞にノミネートされたスヴェリル・グドナソン。
ジョンの妹のサラには、『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』(2007)などで3度アカデミー賞にノミネートされたローラ・リニーなど、国際的に活躍する演技派俳優陣が集結しました。
映画『フォーリング 50年間の想い出』のポスタービジュアル
本記事冒頭にも記載した、この度解禁となったポスタービジュアルでは、父親ウィリスと息子ジョンが過ごした50年間にも及ぶ壮大な日々を、幼少期から青年期、そして現代まで、ワンシーンごとに切り取られています。
「大人になって、初めて気づいた。父の秘めた想い。」というキャッチコピーが示しているように、自分とは正反対の性格であった父親の言動に長年悩まされていた息子のジョンが、自身も大人になり、家族ができた事で、不器用な父親の秘めた想いに気付くメッセージが込められた、前向きで温かみのあるビジュアルに仕上がっています。
映画『フォーリング 50年間の想い出』の作品情報
【日本公開】
2021年(カナダ・イギリス合作映画)
【原題】
FALLING
【監督・製作・脚本・作曲】
ヴィゴ・モーテンセン
【キャスト】
ランス・ヘンリクセン、ヴィゴ・モーテンセン、 ローラ・リニー
映画『フォーリング 50年間の想い出』のあらすじ
航空機のパイロットを務めるジョンは、パートナーのエリック、養女のモニカとロサンゼルスで暮らしています。
ある日、田舎で農場を経営するジョンの父親ウィリスが認知症を発症し、引退後に住む家を探すためにジョンのもとへとやって来ます。
思春期の頃から、ジョンと保守的な父親との間には、ずっと埋まらない心の溝がありました。
しかし、認知症のために過去と現在の出来事が混濁してゆく父と向き合ううちに、親子の50年間の記憶がとめどなく溢れ出していき……。
まとめ
参考:『FALLING』公式インスタグラムより
監督、脚本、主演を担ったヴィゴ・モーテンセンが自身の親子関係を反映し、認知症を抱える父との再会をきっかけに辿る50年間の記憶を描き出しました。
言葉にできなかった想いを確かめ合う親子の物語として、スクリーンに映し出されます。
たとえ幾度も切れたとしても、必ずまた繋ぐことが出来る、親子の絆を描いた至極のヒューマンドラマの誕生です。
映画『フォーリング 50年間の想い出』は、2021年11月12日(金)より、kino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川髙島屋S.C.館、kino cinema天神ほかにて全国順次公開です。