映画『写真の女』は2021年1月30日(土)より渋谷ユーロスペース他全国で順次公開。
2020年3月に第15回大阪アジアン映画祭でワールドプレミア以来、世界中の映画祭から上映オファーが相次いでいる映画『写真の女』。
50以上の国際映画祭に正式出品され、グランプリを含む15冠を達成し、2021年1月30日(土)より渋谷ユーロスペースを皮切りに全国公開が決定しています。
公開を記念して、世界が注目する令和インディーズ映画の異端児・串田壮史監督のサイン入り『写真の女』パンフレットを、抽選で5名様にプレゼントいたします。
映画『写真の女』について
本作は、『地球は青かった』(2015)、『声』(2017)など短編作品で数々の映画賞を受賞し、高い評価を得てきた、CM制作会社ピラミッドフィルム所属の串田壮史監督の初長編映画。
カメラのレタッチャーとして寡黙に生きる女恐怖症の男(永井秀樹/ながいひでき)と、加工の力で写真の中の美しい自分を必死に守ろうとする女(大滝樹/おおたきいつき)の、悲しくもロマンチックな愛を描きます。
串田壮史監督が、15年前のCMの撮影時、一人の女優がカメラに収められた自身の姿をレタッチャーに自ら指示し、より美しく、より細く仕上げる事を注文する姿に衝撃を受け、構想に至ったといいます。
スマートフォンで自らを撮影し、加工した姿をSNSに投稿することが当たり前になった今、「本当の美しさとは?」という疑問は誰しもが持ったことがあるのではないでしょうか。
そんな現代の皮肉な風刺を本作は見事映し出しました。
劇団「青年団」所属し、舞台を中心に俳優活動をしている永井秀樹と、劇団「北区AKT STAGE」所属の大滝樹のふたりが、確かな演技力で魅了します。
映画『写真の女』の作品情報
【日本公開】
2021年(日本映画)
【監督・脚本】
串田壮史
【キャスト】
永井秀樹、大滝樹、猪股俊明、鯉沼トキ
映画『写真の女』のあらすじ
小さな写真館にひとり暮らす“写真レタッチャー(補正加工する人)”械は、ある夏の日、森の奥で不慮の転落で怪我をし、胸元に大きな“傷のある美しい女”キョウコと出会いました。
女性恐怖症の械は、馴れ馴れしく付いてくるキョウコに戸惑うも、行く当てが無く困る彼女を仕方無く一緒に住まわせる事に。
械はキョウコに頼まれ、画像処理によって傷のない美しい姿を生み出しました。その加工された自身の姿に魅了されるキョウコ。
しかしSNS上では、ただ美しいだけでは評価されず、皮肉にも、傷ついた醜い本当の姿をさらす事で沢山の人が興味を抱いてくれました。
「理想の自分」と「現実の自分」、彼女にとっては世界のすべてであったSNSの中で、二つの自分の溝に挟まり精神的混乱に陥ってしまったキョウコは、やがて、完全に自分の存在意義を喪失。
もはや、自分だけがキョウコを救うことができると感じた械は、まるで、メスに共食いされてしまうカマキリのオスの様に、“死を覚悟して”女を愛し、彼女のすべてを写真に収め続ける事を決意し…。
映画『写真の女』パンフレットプレゼント
映画『写真の女』公開を記念して、串田壮史監督のサイン入り『写真の女』パンフレットを、抽選で5名様にプレゼントいたします。
映画『写真の女』パンフレットプレゼントの応募受付
【応募方法】
*たくさんのご応募ありがとうございました。当選発表は発送をもって代えさせていただきます。
【応募締切】
2021年2月12日(金)PM23:59まで
【当選者数】
5名様
【抽選・当選発表】
厳正なる抽選のうえ、当選者を決定致します。また当選者の発表は個人情報の保護のため、当選者ご本人への発送をもって代えさせていただきます。
*応募はお1人様1回に限り有効です。複数回の応募は無効となる場合がございますのでご注意ください。
まとめ
世界50の映画祭が興奮の渦に巻き込まれ、15冠を達成した映画『写真の女』が、ついには2021年1月30日(土)より渋谷ユーロスペース他全国で順次公開となります。
公開を記念して、串田壮史監督のサイン入りパンフレットを、抽選で5名様にプレゼントいたします。
奮ってご応募ください。