連載コラム「未体験ゾーンの映画たち2020【延長戦】見破録」第10回
様々な国籍・ジャンルの映画から、埋もれかけた貴重な作品を紹介する劇場発の映画祭「未体験ゾーンの映画たち2020【延長戦】見破録」。第10回で紹介するのは映画『ダンスダンスダンス』と『バードソング』、併せて上映された2本を紹介します。
予告編:『ダンスダンスダンス』(2016)
予告編:『バードソング』(2019)
12歳から映画を作り始め、渡米して映画製作を学び、映画にTV・CMなど幅広いジャンルの映像を手がけ、国内外に活躍の場を広げている落合賢。
ベルキーで1999年より活動する、エレクトロニック・ミュージックバンド「アナーセル」に所属し、音楽だけでなく映像制作・詩集の発表など多彩な活動を見せるヘンドリック・ウィレミンズ。
2人がコラボした2つの映画は、ファンの間で待望の存在でした。その作品が「未体験ゾーンの映画たち2020【延長戦】」で公開されると、多くの観客を集めアンコール上映が実施、その存在に改めて注目が集まる異色の作品です。
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CONTENTS
映画『ダンスダンスダンス』の作品情報
【日本公開】
2020年(ベルギー・日本映画)
【原題】
Dance! Dance! Dance!
【監督】
落合賢
【キャスト】
ディーン・フジオカ、伊藤歩、森川葵
【作品概要】
都会に移り住み活動するDJの男。彼の住むマンションの窓の外には、最愛の人の幽霊が現れる。幻想的な映像で綴られた47分の中編映画です。
『太秦ライムライト』(2014)や、ベトナムで監督した映画『サイゴン・ボディガード』(2016)、『パパとムスメの7日間』(2018)で知られる、国際的映画監督・映像作家である落合賢の作品で、主演はディーン・フジオカが務めました。
ベルギー最大の映画祭・ゲント映画祭2014や、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016で上映され、BSスカパー!で放送された後に、その存在がファンの間で語り継がれた伝説の作品が、ついに再編集バージョンで劇場公開されました。
映画『ダンスダンスダンス』のあらすじとネタバレ
暗い高層マンションの一室で、無為に流されたTVの前で1人酒を飲む男、DJのFuru(ディーン・フジオカ)。窓の外には白い服で、まるで水中を舞うように漂っている女の姿があります。
かつてFuruは、海に近い食堂で働く女ユキノ(伊藤歩)と付き合っていました。彼女は今、窓の外に現れている女の姿に、よく似ていました…。
観賞魚店に現れた女子高生のナツコ(森川葵)。彼女は店員の男から観賞魚用の薬を受け取ります。それは人が服用して音楽を聴くと、トリップできる薬剤でした。
彼女がその薬を水槽に投げ込むと、音楽に合わせ金魚が舞い踊ります。人間にも効くがあくまで魚用、危険だから1錠しか服用しないように、と告げる店員。
ナツコは貰った薬の礼として店員に目を閉じさせ、挑発するようにキスをします。その際口移しで男の口に金魚を含ませたナツコ。
彼女は仲間と共に、車に乗ってクラブへと向かいます。到着するとナツコは、仲間に先程の薬を与えます。駐車場で服用し音楽を聴いた仲間たちは、トリップに酔いしれます。
車の中でまどろむ仲間を残し、クラブに入って行くナツコ。「ダンス禁止」と表示されたクラブで、DJを務めるのがFuruでした。
ナツコは彼に興味を持ったのか、近づくと自分の誕生日だから、私好みの軽い曲をかけるよう求めます。しかし彼女を相手にしないFuru。
ナツコはFuruの選んだ曲に合わせ、体を動かし始めますが、店の男につまみ出されました。Furuの流す音楽は、様々なイメージを作り出します。
出演を終えFuruが店を出ると、外にはナツコが待っていました。踊り足りないので、DJの家で踊りたいと言い出し、勝手にFuruの後を付けるナツコ。
冷たくあしらおうとしたFuruも、彼女の自由奔放な態度に負けたのか、自分のマンションの部屋にナツコを入れました。彼女は部屋に入ると、あの薬を1錠口にします。
よく見ると部屋は引き払う予定なのか、荷物を詰めたダンボール箱が積まれていました。ナツコは今まで見た部屋で、一番悲しい部屋かも、と呟きました。
ナツコの耳に、何かの音楽が聞こえてきます。彼女がこれから裸で踊ると告げ挑発しても、ただ冷たく無関心な目を向けるFuru。
ナツコは音の正体に気付きました。それは高層マンションの窓の外に映し出された、東北地方の伝統舞踊・鹿踊りにあわせて聞こえていたのです。
その光景に驚くナツコに、Furuはお前には見えるのかと呟きます。今まで他の者には見えなかった光景でした。あの津波の3日後に現れたんだ、と告げるFuru。
それ以来毎晩現れ、朝5時位に始まって夕方には終わると説明します。鹿踊りが消えると窓の外には、あの水の中で舞う、白い服の女の姿が現れました。
それを見て思わず、綺麗と呟くナツコ。そんな彼女にFuruは言葉を続けます。
やがて音楽が止まると、鹿踊りも止まり、最後には彼女が毎晩溺れだす。日の出の直前に彼女は溺れ死ぬ。そんな光景が窓の外で、毎晩繰り返されるとFuruは告白しました…。
映画『バードソング』の作品情報
【日本公開】
2020年(ベルギー・日本映画)
【原題】
Birdsong
【監督・脚本・編集・音楽】
ヘンドリック・ウィレミンズ
【キャスト】
永夏子(小林夏子)、金山一彦、麿赤兒、松林慎司、須賀貴匡
【作品概要】
人気オーディション番組に出演した女が語る、彼女が体験した音楽業界の闇とは。幻想的な映像で綴られたサスペンス映画で、落合賢が製作に回り、ヘンドリック・ウィレミンズが日本人キャストを使って、日本を舞台に描いた異色作。
主演は矢崎仁司監督作『スティルライフオブメモリーズ』(2018)や、藤井道人監督作『光と血』(2017)の永夏子。金山一彦や麿赤兒ら、ベテラン俳優が脇を固めます。
映画『バードソング』のあらすじとネタバレ
自分の名を名乗り、私の歌、聞いて下さいと告げる飛鳥(永夏子)。
彼女は夜間に、とある大きなオフィスビルの清掃員として働く1児の母でした。勤務を終えると、疲れ切った顔の人々が乗る電車を使って、マンションの自宅に帰ります。
帰ってきた母を幼い娘のフミカが出迎えました。夫の仁(松林慎司)は入れ替わるように出勤していきます。それでも彼女は平凡で、幸せな家庭を築いていました。
テレビでは音楽オーディション番組、「マイソング」でチャンピオンになったアーティストの歌を流していました。
私の方が上手いと思う、と言った飛鳥に、同居している義理の母も同意して「マイソング」に応募するよう薦めます。仁もまんざらではない様子です。
今日も飛鳥は勤務先のビルで清掃員として働きます。最上階にある「Star Factory」と書かれた部屋から、貫禄ある人物が出て来る姿を目撃する飛鳥。
別の日、テレビは著名な音楽家、大友領(金山一彦)が原因不明の死を遂げてから、ちょうど1年が過ぎたと伝えると、同時に今回の「マイソング」参加者募集を告知します。
「マイソング」にはオリジナル曲を用意すれば、誰でも応募することが可能でした。
飛鳥は「マイソング」出演が認められ、リハーサルに参加します。まもなく自分の番という時スタジオに、以前働いている時に見かけた人物が入ってきたと気付きます。
スタッフに訊ねると、その人物は大手音楽会社白鳥エンターティンメントの社長、白鳥明(麿赤兒)だと教えられます。彼女に働いているビルも白鳥が所有していました。
飛鳥のリハーサルの番が来ました。彼女が演奏を始めると、なぜかスタッフにより中断させられます。それは白鳥の指示によるものです。
彼女は白鳥とその部下のテツオ(須賀貴匡)によって、別室に案内されます。テツオからこのビルで毎晩働いているなら、内部の事情に通じているだろうと詰問され、動揺する飛鳥。
これを見た事があるか、と1枚のCDを示すテツオ。このCDには本当に素晴らしい曲が入っている、と告げる白鳥。その中身は、私と作者以外誰も聞いていないと語ります。
CDの作曲者は亡くなった、と言う白鳥。テツオはおそらくその人物は殺された、と言葉を続けます。その曲を飛鳥が演奏したと彼は言い、彼女に説明を求めました。
状況が呑み込めない飛鳥に、テツオは説明できないなら警察に突きだすだけだ、と強く迫ります。CDの作曲者の死は、実は殺人事件だと告げる白鳥。
それに対し、彼が私の曲を盗んだと言う飛鳥。白鳥は更なる説明を求めます。飛鳥は経緯を語り始めました。全ては1年前に始まった、と語り始めます…。
1年前、飛鳥は娘のフミカと共に公園に行きました。そこに路上ライブをしている女性がいます。フミカに言いつけ、女性にチップを届けさせた飛鳥。
するとそれを見ていた女が、あなたも音楽をやっていますね、と声をかけてきます。今時音楽にお金を払うのは、音楽をやっている人くらいだと言葉を続けます。
その女は名刺を渡し、「マイソング」の番組担当者で、音楽の新しい才能を探し求めて、飛鳥にも声をかけたと説明します。
彼女は来週非公式のコンペがあると言い、飛鳥に参加を呼びかけます。当日会場に着いたらバックステージに案内すると告げ、自分は村上マリと名乗り去りました。
アスカはシンセサイザーを出して久々に歌います。そしてコンペが行われた居酒屋のステージでも歌いますが、酒場の客からの反応は全くありません。
聴いていた村上は今一つだけど、あなたには才能を感じると告げます。「マイソング」の元MC、ミュージシャンの大友領に師事すれば、本当の才能が発揮できるはずと告げるマリ。
指導料を気にして戸惑う飛鳥に、やりましょうとマリは強引にレッスンを勧めます。その上で彼のレッスン代は安くないと、付け足すように告げました。
こうしてレッスンを受けに、大友の家に到着した飛鳥。彼女の前にレッスンを受けていた女子高生位の女の子が、厳しく指導される声を聞き気後れします。
彼女が家に入る時、入れ違いで娘が出て行きます。後に大友からこの女の子が、白鳥社長の姪、メグミさんだと聞いた、と告げる飛鳥。
…白鳥社長は、確かにメグミは自分の姪だと認めます。あの家の出来事が、メグミに大きなショックを与えた結果、今はもう音楽に関わりたくないと言っていると、飛鳥に教えました。
自分の歌を大友に披露した飛鳥ですが、もう充分だと演奏を止められます。何もない、空っぽの歌だと断言した大友。
音楽とは器で、伝えるための手段だと語る大友。感情や思いを伝えるものだが、君は歌に何も入っていない、と語ります。
大友は自ら演奏を始めます。そして飛鳥に窓を眺めさせます。これが音楽の魔法だ、と彼が告げると、不思議なことに何かが窓の外に現れました。思わず拍手する飛鳥。
彼は飛鳥に演奏するよう促し、窓の外に何か作り出すように、感情を込めろと言いました。大友に導かれてピアノを演奏すると、窓の外に蝶が現れます。その姿は大友も確認しました。
もう君の歌は飛べない鳥ではない、と大友は励まします。こうやって始まっていく訳だが、と彼は告げると、明日も同じ時間に来るよう伝えレッスン料を求める大友。
マリから大友のレッスンはどうだった、と聞かれる飛鳥。楽しいレッスンだが、とても受講料を払い続けられないと言うと、マリは金を稼ぐ方法があると提案します。
彼女は飛鳥に、”プライベート・セッション”への参加を求めます。
それは金持ちが一晩、アーティストと共に過ごすことで、多額の金銭を支払ってくれると言う怪しげな仕組みの、いかがわしいものでした。
これは白鳥エンターテインメント経由のものだから、決して下品なものでは無いとマリから聞かされた、と2人に証言する飛鳥。
…ここまで彼女の話を黙って聞いていた、白鳥の部下テツオはそんなものは自社のホームページに存在しないと、社長に対して告げました。
しかしホームページを飛鳥が告げた言葉で検索すると、確かに”プライベート・セッション”の紹介画面が現れます。
それはテツオも白鳥社長も知らないものでした。彼らは何者かが会社の名を利用して、いかがわしい事業を行っていたと気付かされました。
飛鳥は自分の話に戻ります。また大友の家を訪れると、今回も先にレッスンを受けていたメグミが、彼に酷く怒られて出て行きます。
そして大友と飛鳥が音楽を奏でると、窓の外に様々なイメージが現れます。演奏が最高潮に達した時停電となり、演奏が中断して思わず声を荒げる大友。
ブレーカーを入れ直すと、今の演奏を収めたテープを再生する大友。こういう音楽なら「マイソング」も通過できると言いますが、君はもっと高みを目指した方が良いと告げました。
俺たちなら出来る気がする、と言う大友。10回もあれば完璧だと彼女に話します。
今後のレッスンに払う金は飛鳥にありません。彼女は自宅に帰るとマリに、”プライベート・セッション”に興味があるとメールを入れました。
近くには娘のフミカがおり、夫の仁は言動が怪しい母と言い争っています。
そんな時に早速”プライベート・セッション”の訪問先が伝えられ、慌てて出勤を装って家を出ると、勤務先には仕事を休むと連絡する飛鳥。
こうして彼女は音楽業界の闇に潜む、怪しい世界に足を踏み入れたのです…。
映画『ダンスダンスダンス』と『バードソング』の感想と評価
参考映像:『エンジェルサイン』(2019)
ディーン・フジオカ主演、落合賢監督の47分の映画『ダンスダンスダンス』は、ファンの間でその存在が噂されながらも、劇場で観ることが出来ない作品として注目を集めていました。
完成当初は25分の短編映画として映画祭に出品され、後に再編集バージョンの中編映画となった作品です。そして今回、落合賢がプロデュースした長編映画『バードソング』と併映する形で、「未体験ゾーンの映画たち2020【延長戦】」にて劇場公開を果たしました。
この劇場公開はファンの間で話題となり、「未体験ゾーンの映画たち」異例の、アンコール上映を重ねた興行になっています。
映画館も、そしてそれ以上に音楽関係のコンサートが、コロナ感染症の影響に苦しんでいる時代。熱望された映像を、安全に配慮された映画館で、静かに鑑賞し観客が感動を共有する、この映画興行は、今後の映画・音楽業界のあり方に1つのヒントを与える事例ではないでしょうか。
なおディーン・フジオカ、落合賢両氏は漫画家・北条司が総監督を務めた『エンジェルサイン』で、再度のコラボレーションを果たしています。
『ダンスダンスダンス』には様々な面で、後の『エンジェルサイン』につながる萌芽のようなものが感じられます。そういった視点で両作品をご鑑賞下さい。
シンプルに作られた中編映画の魅力
落合賢が監督した『ダンスダンスダンス』は、極めてそぎ落とした物語を観客の解釈に委ねつつ、映像と音のイメージを羅列して提供した作品になっています。
映画体験とはストーリーを追う事だけではありません。映像や音、そしてカメラワークや編集が生むリズムも、観客の体験となります。
ミュージック・ビデオでは表現しきれない文学性は、映画という形になってこそ提供できるものです。映像体験と音楽体験、そして詩的な文学性との融合は、本作のような中編映画こそ相応しいと言えるでしょう。
長からず、短からず。内容に適した上映時間を持つ映画が生み出され、それが公開され評価される機会は、もっとあるべきだと考えます。そして本作の内容にディーン・フジオカの存在は、適切なピースの様に収まっています。
ファンならずともひと時の体験に値する、小さな映画だと言えるでしょう。
なお短編映画から中編映画に発展した本作。これは決しておかしな話ではありません。ジム・ジャームッシュ監督の出世作『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984)も、30分の短編映画として製作されたものが長編映画に発展、公開された作品は世界を席巻しました。
監督の才能を世に示し、後にそれを発展させる意味でも、短編・中編などの様々な映画が作られるべきであり、より観客の目に触れる機会があるべきです。
多彩な日本通アーティストの描いた創造の悪夢
ミュージシャン以外にもマルチな才能を見せるヘンドリック・ウィレミンズ。その親日家・日本通ぶりは、日本人俳優を使った日本語映画製作で証明されました。
『バードソング』にはあらすじ・ネタバレでは紹介不可能の、様々な映像表現が登場します。
CGや合成で見せるファンタジー的な光景、グッドもバットもあるトリップ体験的な映像、アニメーションまで登場させた表現など、実は中編映画の『ダンスダンスダンス』より、長編映画の本作の方が野心的な実験作と言えるでしょう。
その結果と言うべきか、本作のサスペンス&謎解き部分は放置したまま、映像・音楽的体験の追求に寄った感があります。この展開に納得できない方も多いようです。
しかし本作が描きたかったのは謎解きでも、主人公の成長でも、音楽業界の闇でもなく、アーティストの産みの苦しみと、それに対する共感だと解釈するのが正解でしょう。
産み出すことへの渇望と産みの苦しみ、ましてやそれが共同作業であれば…というテーマを、幻想的に描いた作品です。このテーマの前には殺人も、家庭や職場を顧みぬ身勝手な態度も、墜ちてその身を汚す苦しみも、些細なことに過ぎないのです。
…言い過ぎですか?でも、そんな表現を追求できるのが映画であり、芸術です。
『燃えよドラゴン』(1973)の、ブルース・リーの有名なセリフ「考えるな、感じろ」。
この言葉には続きがあります。「これは月を指さすのと似ている。指に気を取られていると、栄光(月)を見失うぞ」
映画体験も、物語にばかり気を取られていると、見失うものが出てきます。本作もストーリーばかりにこだわらず、心に湧き出たものを感じて下さい。
えっ、それでもこの映画の展開には、どうにも納得いかないですか??
まとめ
“『ダンスダンスダンス』と『バードソング』”、として公開された2作品、いかがだったでしょうか。劇場で鑑賞した際は、ディーン・フジオカファンの静かな熱気に圧倒されました。
ところで知日家のヘンドリック・ウィレミンズの描いた、『バードソング』の美少女アニメオタクの男の姿が酷すぎる、との意見がチラホラ聞かれます。
本作は海外の方から見て奇妙なニッポンの姿を、誇張し映像的悪夢の素材として描いたに過ぎませんから、何やら心当たりのある方も、広い心でのスルーいたしましょう。
それより映画の登場人物の名が、「大友」に「テツオ」ですよ!
あらすじ紹介では、大友克洋監督の『AKIRA』(1988)の登場人物の名に従い、「鉄雄」と表記すべきか考えました。自らをアニメオタクと自称する人、こちらにこそ注目して下さい。
しかし塚本晋也監督の映画、『鉄男』(1989)由来かもしれない、と「鉄男」と表記すべきか1人悶々と悩み、結局「テツオ」とさせて頂いた次第です。
誰かヘンドリック・ウィレミンズ監督に、真意を確認して下さい。案外「そんなもん、関係ないわ!」と一喝されるかも…。本当に映画って奴は、「考えるな、感じろ」です。
次回の「未体験ゾーンの映画たち2020【延長戦】見破録」は…
次回の第11回は、ナメてたジジイたちは「エクスペンダブルズ」からも、恐れ多くてお声のかからぬ、ヤバ過ぎる最強老人軍団だった!バイオレンス・アクション映画『VETERAN ヴェテラン』を紹介いたします。お楽しみに。
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