Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2020/02/27
Update

映画『ANNA/アナ』予告編/上映館。リュック・ベッソンが戦うヒロインを描くエンターテインメント!

  • Writer :
  • 松平光冬

『ニキータ』『レオン』に続く最強にして美しいヒロインが登場。

『ニキータ』(1991)、『レオン』(1995)、『LUCY/ルーシー』(2014)で魅力的な“闘うヒロイン”を次々生み出してきたリュック・ベッソン監督


(C)2020 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

そのベッソンの最新作『ANNA/アナ』が、2020年6月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショーされます。

映画公開に先がけ、新たに予告編、日本版本ポスタービジュアル、そして場面写真が到着しました。

映画『ANNA/アナ』について

(C)2020 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

本作『ANNA/アナ』は、『ニキータ』、『レオン』、『LUCY/ルーシー』と、闘うヒロインが主人公の映画を次々と放ってきた、リュック・ベッソン監督の最新作です。

ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた殺し屋のアナが、押し寄せる刺客とノンストップバトルを繰り広げます。

主人公のアナ役には、シャネル、ディオール、ヴァレンチノなどのハイブランドのモデルを務めたロシア出身のスーパーモデル、サッシャ・ルスを大抜擢。

5分で40人を倒すリアル且つ壮絶なファイティングシーンを、見事に演じています。

共演に、アナを育てたKGBの上司オルガ役に、『クィーン』でアカデミー賞を受賞したヘレン・ミレン。

アナを支える同胞アレクセイ役に『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2018)のルーク・エヴァンス、CIA捜査官レナード役に「ダークナイト」トリロジー(2005~13)のキリアン・マーフィと、演技派を揃えました。

映画『ANNA/アナ』の予告編

映画公開に先がけ、予告編が公開されました。

解禁となる映像には、KGB最強の殺し屋アナが任務中にあやまってCIAに捕まり、KGB(ソ連)とCIA(アメリカ)の間で揺れ動きながらも、究極のミッションに立ち向かう様子が映し出されます。

リュック・ベッソン監督の十八番ともいえる、“闘うヒロイン”要素もふんだんに散りばめられ、アナ役のサッシャ・ルスが、いくつもの“顔”を使い分けて男を欺き、長い腕で銃を構え、長い脚で蹴り飛ばし、皿をも武器に使って闘う暴れっぷりを見せてくれます。

「殺されるか、CIAに寝返るか、どちらにする?」と脅しをかけるキリアン・マーフィや、「裏切るのか!?」とせめ立てるルーク・エヴァンス、「KGBをナメないで」と啖呵をきるヘレン・ミレンなど、一筋縄ではいかない切れ者たちの姿も。

ベッソンが生んだ新たなヒロインの、リアルかつ壮絶なノンストップアクションに、期待が膨らむ映像になっています。

映画『ANNA/アナ』の日本版ポスタービジュアル

(C)2020 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

映画公開に先がけ、日本版ポスタービジュアルも公開されました。

ポスタービジュアルでは、グロック拳銃を構えたアナが、返り血を浴びながらも標的を見据えている姿が収められています。

「殺って、魅せる。」という刺激的なキャッチコピーも添えられており、リュック・ベッソンならではのノンストップアクションに、さらに期待が膨らむビジュアルとなっています。

映画『ANNA/アナ』の作品情報

(C)2020 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

【日本公開】
2020年(フランス・アメリカ合作映画)

【原題】
ANNA

【監督・脚本・製作】
リュック・ベッソン

【製作】
マーク・シュミューガー

【キャスト】
サッシャ・ルス、ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィ、ヘレン・ミレン、アレクサンドル・ペトロフ、レラ・アボヴァ、ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィ

映画『ANNA/アナ』のあらすじ

(C)2020 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋、アナ。

美しきファッションモデルやコールガールなどの複数の顔を持つ彼女の使命は、国家にとって危険な人物を次々と消し去ることでした。

その明晰な頭脳とトップクラスの身体能力を駆使して、アナは国家間の争いを左右する一流の暗殺者への進化を遂げていきます。

しかしそんな中、アメリカのCIAの巧妙な罠にはめられ、捜査官レナードから成功率0%の究極の取引を迫られることに。

最大の危機を前にしたアナは、さらなる覚醒を果たし、世界の命運を握る二大組織KGBとCIAの脅威へと化していくのでした―。

まとめ


(C)2020 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『ニキータ』、『LUCY/ルーシー』といった代表作以外に、『ジャンヌ・ダルク』(1999)、『アデル/ファラオと復活の秘薬』(2010)、『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(2011)などで“強いヒロイン”を描いてきたリュック・ベッソン

製作と脚本で参加した『コロンビアーナ』(2011)でも、やはり殺し屋となったヒロインを主人公にするなど(元々は『レオン』の続編として企画)、ベッソンが追い求める女性像は一貫しています。

本作『ANNA/アナ』での主人公アナが、どのような描かれ方をしているのか、実に興味深いところ。

成功率0%の究極のミッションに、アナが下した衝撃の決断とは?

すべての予測を裏切るノンストップ・アクション・エンターテインメントを、お見逃しなく。

映画『ANNA/アナ』は、2020年6月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー




関連記事

新作映画ニュース

物体 妻が哲学ゾンビになった|キャスト管勇毅・門田麻衣子コメント×予告編が到着!《哲学ゾンビ》が蔓延る世界を生きる夫婦の行方を描く

映画『物体 -妻が哲学ゾンビになった-』は2023年12月9日(土)より池袋シネマ・ロサにて劇場公開! 伊刀嘉紘監督の初長編作であり、2023年12月9日(土)より池袋シネマ・ロサにて劇場公開される映 …

新作映画ニュース

山口情報芸術センターYCAM【ビデオ・プリゼント】障害のある参加者に届けた映像制作技術がつまった作品をウェブサイトで公開!

障害のある参加者に映像制作技術を届けるプログラム「ビデオ・プリゼント」 参加者が作成した短編映像作品を公開! 山口情報芸術センター[YCAM]では、障害のある参加者とその保護者や支援者へ、映像制作の技 …

新作映画ニュース

日本統一シリーズ初映画『山崎一門』公開日/キャスト。漫画家たーし絶賛コメント×主題歌CD発売など解禁!

映画『劇場版 山崎一門〜日本統一〜』は2022年9月23日(金)より新宿バルト9ほかにて全国順次公開! オリジナルビデオ作品として、50本以上がリリースされている人気極道シリーズ「日本統一」。 映画『 …

新作映画ニュース

チェルフィッチュ映画『想像』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。三月の5日間の創作を映像に収めたドキュメンタリー

社会は「想像」という行為によって支えられている。 世界的に注目されている演劇カンパニー・チェルフィッチュ。 (C)ハイドロブラスト 本作『想像』は、オーディションを経てチェルフィッシュの舞台『三月の5 …

新作映画ニュース

映画『Eggs 選ばれたい私たち』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。卵子提供を題材に女性の生き方を描く

結婚も出産もしなくても、子どもができるとしたら? 2018年タリン・ブラックナイツ映画祭出品作品『Eggs 選ばれたい私たち』。 (C)「Eggs 選ばれたい私たち」製作委員会 映画『Eggs 選ばれ …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学