エマ・ワトソン、シアーシャ・ローナンら豪華4姉妹がはしゃぐ姿に胸躍る。
世界中で愛され続ける大ベストセラー作家、ルイーザ・メイ・オルコットが自らの生き方を重ねて書き上げた、ジョー・マーチの物語として描かれた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。
『レディ・バード』でもアカデミー賞<監督賞>をはじめ5部⾨ノミネートを果たし、その類まれなる表現⼒で映画界に新⾵を巻き起こしたグレタ・ガーウィグ監督が繊細にそしてみずみずしく生まれ変わらせた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が、2020年3⽉27日より公開されます。
※3/3追記:政府および関係機関等による新型コロナウイルス感染拡大防止対策の方針に鑑み、公開は初夏に延期となりました※
この度、エマ・ワトソン、シアーシャ・ローナンら豪華4姉妹ではしゃぐ姿に胸が躍る本編映像が解禁されましたので、本作の見どころと併せてご紹介します。
CONTENTS
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の見どころ
本作は、「若草物語」がこれまでの自分を形作る上で大切な作品であったという若き才能グレタ・ガーウィグ監督の手により、時代を超えて愛されるジョーの物語が、まるで現代に生きる女性たちを新しい世界へといざなうように、あざやかに描き上げられます。
本作でアカデミー賞<衣装デザイン賞>にもノミネーションされたジャクリーン・デュランによる思わず目を奪われる美しい衣装も見どころの一つです。
「ジャクリーンは、私が求めていたことを完全に理解していたわ。真実に忠実で、触り心地が想像できて、毎日着る洋服のような感覚で、衣裳ではないもの。そういったことでモダンな感じが出せたと思う」とガーウィグ監督が絶賛するように、4姉妹たちがそれぞれ“最大限に自分らしくいられる”ための個性を活かした衣装が実現しました。
また、本作を彩る音楽は同じくアカデミー賞<作曲賞>にノミネートされた、巨匠アレクサンドル・デスプラが手掛けたもの。
後にご紹介する本編特別映像では、美しい映像に豪華キャスト、衣装、音楽…と見どころが多く詰まった映像となっています。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のキャスト紹介
主人公ジョー役を演じるのは25歳という若さで既にアカデミー賞の常連と呼ばれる天才女優シアーシャ・ローナン。
2016年の『ブルックリン』、2018年の『レディ・バード』に続き、本作で2年ぶり3回目のアカデミー賞<主演女優賞>ノミネートを果たしました。
ジョーのソウルメイトであり彼女に愛を告白するローリー役には『君の名前で僕を呼んで』で世界中から注目と賞賛を集め、今もっとも注目されるイケメン実力派俳優ティモシー・シャラメ。
さらに長女のメグ役は『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、三女のベス役はHBOの『シャープ・オブジェクツ』のエリザ・スカンレン、そして常に自問する頑固で有名な、家族の末っ子エイミー役には本作で初めてのアカデミー賞<助演女優賞>ノミネーションともなる期待の新星フローレンス・ピューが演じます。
さらにベテランのローラ・ダーンがマーチ家の愛されてやまない愛情豊かな尊き母親を好演し、名女優のメリル・ストリープが四姉妹の裕福なマーチ叔母役で華を添えます。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の本編映像
この度解禁された本編映像では、クリスマスの朝、自分たちが食べるはずだった朝食を貧しい家庭に分け与えに向かった母と4姉妹が冒頭に映し出されています。
空腹ながらも善行を行った心は幸せで満たされ、そのまま家族一緒に帰宅します。
すると、空っぽのはずのテーブルの上に、思わず息を飲むような華やかで豪華な食卓が!
驚いた彼女たちは「妖精が来たの?」「サンタよ」「伯母様が来たの?」と次々に突然現れた美味しそうなご馳走に驚嘆します。
そして、これらの食事は全て、最近ご近所に越してきた、お金持ちの「ローレンス氏が運んでくれたもの」と判明します。
実は、ローレンス氏は4姉妹の今朝の善行を偶然見かけ、その心優しい行動に心打たれ、彼からのクリスマスギフトとして自宅に運ばせたものでした。
しかもローレンス氏は、最近4姉妹が偶然知り合ったローリー(ティモシー・シャラメ)の祖父でもありました。
まだ見ぬローレンス氏に対して「ケチな老人かと」「孫のローリーの差し金よ」「友達になろう」と空腹も忘れて皆で好き勝手に言って大はしゃぎ、いつの時代も変わらない女性たちの好奇心を体現するような、4姉妹の愛らしい姿を捉えています。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の作品情報
【日本公開】
2020年(アメリカ映画)
【原題】
Little Women
【監督・脚本】
グレタ・ガーウィグ
【キャスト】
シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
【作品概要】
監督は⻑編映画監督デビュー作にしてアカデミー賞主要5部⾨にノミネートされ⼤きな話題を呼んだ『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ。
⾳楽は『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)『シェイプ・オブ・ウォーター』(2018)のアレクサンドル・デスプラ。
⾐装デザインは『アンナ・カレーニナ』(2013)でアカデミー賞受賞したジャクリーン・デュランが⼿掛けました。
撮影はオリヴィエ・アサイヤスやルカ・グァダニーノら、名だたる⻤才監督と仕事をしてきたヨリック・ル・ソーが務めています。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のあらすじ
19世紀、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。
マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミー。情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかってばかりの次女ジョー(シアーシャ・ローナン)は、小説家を目指し、執筆に励む日々でした。
自分とは正反対の控えめで美しい姉メグ(エマ・ワトソン)が大好きで、病弱な妹ベス(エリザ・スカレン)を我が子のように溺愛するジョーですが、オシャレにしか興味がない美人の妹エイミー(フローレンス・ピュー)とはケンカが絶えません。
この個性豊かな姉妹の中で、ジョーは小説家としての成功を夢見ています。
ある日ジョーは、資産家のローレンス家の一人息子であるローリー(ティモシー・シャラメ)にダンス・パーティで出会います。
ローリーの飾らない性格に、徐々に心惹かれていくジョー。
しかしローリーからプロポーズされるも、結婚をして家に入ることで小説家になる夢が消えてしまうと信じるジョーは、「私は結婚できない。あなたはいつかきっと、もっと素敵な人と出会う」とローリーに告げます。
自分の選択でありながらも、心に一抹の寂しさを抱えながらジョーは小説家として自立するため、ニューヨークに渡りますが…。
まとめ
本作で描かれるのは、世界中で愛され続ける大ベストセラー作家、ルイーザ・メイ・オルコットが自らの生き方を重ねて書き上げたジョー・マーチの物語。
グレタ・ガーウィグ監督が繊細にそしてみずみずしく、まるで現代に生きる女性たちを新しい世界へといざなうように、あざやかに描き上げます。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は、2020年3⽉27日より全国ロードショーです。
※3/3追記:政府および関係機関等による新型コロナウイルス感染拡大防止対策の方針に鑑み、公開は初夏に延期となりました※