スリラー&サスペンス映画(洋画)の2020年おすすめ最新作をピックアップ!
2019年はインディペンデントも含め良質な映画が多く公開されました。
2020年は、『ワンダーウーマン』(2017)や『ヴェノム』(2018)の続編等たくさんのブロックバスター映画が続々と劇場公開されます。
今回はアメコミ以外で、2020年注目必至の「スリラー/サスペンス映画」を5選ピックアップしてご紹介します。
CONTENTS
スリラー/サスペンス映画おすすめ①『TENET』
【原題】
TENET
【公開】
2020年7月世界同時公開
【監督】
クリストファー・ノーラン。
映画『TENET』の作品概要
クリストファー・ノーランが監督・脚本・製作を兼務。主役を務めるジョン・デヴィッド・ワシントンの他、ロバート・パティンソン、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナー、エリザベス・デビッキ等が出演します。
プロットの詳細は製作会社が極秘扱いにしていますが、2億ドル以上の製作費をかけた新感覚のアクション・スリラー作品で、第三次世界大戦勃発を阻止する為捜査官がタイムトラベルで奔走する物語です。9月に日本で劇場公開。
スリラー/サスペンス映画おすすめ②『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』
【原題】
The Woman in the Window
【公開】
2020年4月世界同時公開
【監督】
ジョー・ライト
映画『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』の作品概要
アルフレッド・ヒッチコックの『裏窓』(1955)やブライアン・デ・パルマの『ボディ・ダブル』(1985)でもプロットになった、隣家で起きた事件をたまたま目撃してしまうストーリー。
しかし、本作は親しい隣人だと思っていた人が全く別人というヒネリが加わっており、公開された予告編が怖くて興味をそそります。
出演は、エイミー・アダムス、ジュリアン・ムーア、ジェニファー・ジェイソン・リー、トレイシー・レッツ、ゲイリー・オールドマン、ブライアン・タイリー・ヘンリー等豪華キャスト。5月劇場公開。
スリラー/サスペンス映画おすすめ③『ナイル殺人事件』
【原題】
Death on the Nile
【公開】
2020年10月世界同時公開
【監督】
ケネス・ブラナー
映画『ナイル殺人事件』の作品概要
ミステリーの女王と呼ばれるアガサ・クリスティー原作『ナイルに死す』を映画化。ケネス・ブラナーが監督・製作・主演を兼務し、リドリー・スコットも製作に名前を連ねます。
『LOGAN/ ローガン』(2017)や『ブレードランナー 2049』(2017)を書いたマイケル・グリーンが『オリエント急行殺人事件』(2017)に続き脚本を執筆。
出演は、ガル・ガドット、アーミー・ハマー、アネット・ベニング、『ブラック・パンサー』や『アベンジャーズ』シリーズのシュリ役でお馴染みのレティーシャ・ライトもキャストされています。日本でも年内に劇場公開予定。
スリラー/サスペンス映画おすすめ④『リズム・セクション』
【原題】
The Rhythm Section
【公開】
2020年北米、欧州
【監督】
リード・モラーノ
映画『リズム・セクション』の作品概要
小説『堕天使の報復』を映画化し、著者のマーク・バーネルが脚本を執筆。本作の監督を務めたのは、リード・モラーノ。撮影監督としてキャリアを築き、テレビドラマ『ビリオンズ』や『ハンドメイズ・テイル /侍女の物語』では監督を担当。
主演はブレイク・ライブリーで、他にジュード・ロウ、スターリング・K・ブラウン、リチャード・グレイクも出演します。
飛行機事故で家族を失ったステファニーは事故が偶然ではなかったことを知り、復讐の為に暗殺者となるアクション・スリラー。1月劇場公開。
スリラー/サスペンス映画おすすめ⑤『ロスト・ガールズ』
【原題】
Lost Girls
【公開】
2020年3月インターネット配信
【監督】
リズ・ガルバス
映画『ロスト・ガールズ』の作品概要
ロバート・コルカー著ニューヨーク・タイムズのベストセラー『Lost Girls』を基に映画化。ドキュメンタリー映画を長く手掛けたリズ・ガルバスが監督です。
日本では劇場未公開でしたが、北米では絶賛された重厚ドラマ『足跡はかき消して』(2018)のトーマサイン・マッケンジー、エイミー・アダムス、そしてガブリエル・バーンも出演します。失踪した娘を探す母親が未解決の連続殺人事件に巻き込まれていく実話を基にしたクライム・スリラー。Netflixで3月に配信。
まとめ
今回はブロックバスター映画を中心にご紹介しましたが、実は昨今インディペンデントで製作される映画数が大手スタジオより多くなっています。
そのムーブメントを生み出したサンダンス映画祭は今年も1月から開催。昨年、上映直後から大反響となった『フェアウェル』(2020年4月10日劇場公開決定)は、主演したオークワフィナがアジア人女性初のゴールデングローブ賞主演女優賞に輝くなど、インディーズ映画の高いクオリティが話題になりました。
令和2年も映画ファンにとって豊作の年となりますように!