劇場発信型映画祭「のむらコレクション」(通称:のむコレ)。
2019年もスケールアップして開催!
2018年、超速で日本公開を実現し大ヒットした『魔女/The Witch』や、個人の自主配給ながら全回満席を達成した『ゴッズ・オウン・カントリー』など、大好評を博した名作映画発掘フェスティバル「のむコレ」が上映作品36本にスケールアップして、2019年も11月15日(金)より開催決定!
今年もアジア映画が大充実。マ・ドンソク主演作『ザ・ソウルメイト』や、ドニー・イェン主演作『スーパーティーチャー 熱血格闘』、2019年タイのNo.1ホラーコメディ『祟り蛇ナーク』が早くも日本上陸します。
レトロスペクティヴとして、全世界で1400万人が観た、イ・ジュンギ主演の華麗なる王朝ロマン大作『王の男 デジタルリマスター版』がスクリーンで蘇る二度とない貴重な機会も。
ほかにも、ジョン・トラボルタ、モーガン・フリーマンら“イケオジ”大活躍のサスペンススリラー『ポイズンローズ』。オランダから届いたアオハルBL『BOYS/ボーイズ』など、今年もLGBTQ作品が複数ラインナップしています。
今年も、絶対に見逃せない大充実のラインナップから、一部先行発表されましたのでご紹介します。
CONTENTS
のむコレとは?
ヒューマントラストシネマ渋谷とシネ・リーブル梅田の「未体験ゾーンの映画たち」や、新宿シネマカリテの「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション」(通称:カリコレ)に続けと、2017年に立ち上がった新たな劇場発信型映画祭、それが「のむらコレクション」(通称:のむコレ)。
2018年は、『魔女/The Witch』や、『ゴッズ・オウン・カントリー』、『7年の夜』、『狂獣 欲望の海域』などの大ヒット作を生み出し、大きな話題となりました。
大好評を得て、2019年は更なるスケールアップ!各配給会社から選りすぐりの全36本をラインナップして、11月15日(金)より開催することが決定しました!
「のむらコレクション」は、シネマート新宿/心斎橋の番組編成担当・野村武寛(のむらたけとも)が、アジア映画に強いシネマートらしく、韓国・中国・香港は勿論、世界中から話題作をいち早く集め、要チェックなレア作品が目白押しの映画祭です。
野村武寛のコメント
第3回目の開催決定にあたり、野村武寛からコメントが届いています。
今年も秋に「のむコレ3」を開催することになりました。
「王の男」がデジタルリマスター版で帰ってきます!そして、マ・ドンソクにリュ・ジュンヨルが主演する作品をはじめ、多数の韓国映画。アジア映画では香港・フィリピンやベトナムがエントリーされています。とくに、タイ映画「祟り蛇ナーク」は2019年タイでNo.1ヒットのホラーコメディが、この「のむコレ3」を通してご覧いただけます!
昨年はスパダリ(スーパーダーリン)という言葉も飛び交っていましたが、今年はずばり!イケオジ(イケてるおやじ)という枠組みで映画を上映していきます。
さらに、昨年の「ゴッズ・オウン・カントリー」の大ヒットをきっかけに、今年もLGBTQ作品が4本エントリーされています。今年はオランダ映画「BOYS/ボーイズ」がおすすめです。
また、のむコレ史上初の邦画となる、ろう者が主人公の「虹色の朝が来るまで」は必見です。
11月15日(金)から始まります。特別上映作品として1回しか上映できない作品もあります。たくさん映画をご覧になってほしいです。
シネマート新宿/心斎橋 番組編成担当:野村武寛
野村武寛(のむらたけとも)って誰?
参考:野村武寛のツイッター
放送日が決まりましたらまたお知らせ致します。笑笑 pic.twitter.com/agTCzoQhmj
— シネマート新宿・心斎橋番組編成のむら (@Shihainin_Eiga) April 13, 2019
シネマートのオープン当初から、新宿/心斎橋の上映作品のセレクトを担当し、数多くのアジア映画をファンに届けてきた男、それが野村武寛。
今までに見てきたアジア映画・邦画・洋画は数えきれないほど。また、定期的に東京/大阪で韓国映画のトークイベントを開催。
まるで関西版”綾小路きみまろ”!?と思うほどの軽妙なトークを毎度繰り出し、好評を博しています。
のむコレ3の開催概要
【会期】
2019年11月15日(金)より
【場所】
東京:シネマート新宿
大阪:シネマート心斎橋
【料金】
1,500円均一
リピーター割引:1,200円均一
※2回目以降から半券提示で1,200円でご入場できます。ご入場の際に必ず半券をご提示ください。
オンラインチケット予約サービスをご利用の際にも、ご入場の際に必ずご提示をお願いいたします。
※シニア料金、メンズデイ・レディースデイ、TCG会員割引、夫婦50割引、障がい者割引、伊勢丹アイカード割引の適用はございません。
詳しくは「のむコレ」公式ウェブサイトにて!
アジア映画はホラー・ホラーコメディ・スリラーも充実!
映画『王の男 デジタルリマスター版』の作品情報
全世界で1400万人が観た、イ・ジュンギ主演による華麗なる王朝歴史ロマン大作!
【製作】
2005年(韓国映画)
【監督】
イ・ジュンイク
【キャスト】
カム・ウソン、イ・ジュンギ、チョン・ジニョン
【あらすじ】
16世紀初頭。固い友情で結ばれた幼馴染の旅芸人チャンセンとコンギルは、王を皮肉った芝居を演じたことで宮廷に捕らわれます。
そして言い渡されたのは「王を笑わせなければ、死刑――」。
愛も欲望もすべてが豪華絢爛な宮廷の中で、実在した史上最悪の暴君に芸で挑んだ2人の男の、波乱に満ちた人生を描く人間ドラマの傑作!
映画『ザ・ソウルメイト』の作品情報
マ・ドンソクが演じるのは正義感0%の怪力王。愛するものを守るため、封印した拳を解き放て!
【製作】
2018年(韓国映画)
【監督】
チョ・ウォニ
【キャスト】
マ・ドンソク、キム・ヨングァン、イ・ユヨン
【あらすじ】
ある田舎町の警察官のテジンは、犯罪組織の人身売買の現場を目撃してしまったことから、口封じのため暴行され、意識不明の重体になってしまいます。
生霊となってしまったテジンでしたが、柔道場の館長ジャンスにだけはテジンのことが見えることが判明。
奇妙な事情で共同捜査をすることになったふたり。事件の裏には巨大な陰謀が隠されていて…。
映画『祟り蛇ナーク』の作品情報
2019年タイのNo.1ホラーコメディが早くも日本上陸!
【製作】
2019年(タイ映画)
【監督】
ポンタリット・チョーティグリッサダーソーポン
【キャスト】
ワチラウィット・パイサーングンウォン、プーリパット・ウェーチャウォンサーデーチャーワット、ウィッタワット・ラッタナブンバーラミー
【あらすじ】
人里離れた古い寺院――そこには、化け物じみた大蛇の伝説がありました。
そんな事情を知らず、その寺院を訪れたノーン、ファースト、バルーンの3人組。彼らが身の毛もよだつ寺の伝説を知った時はすべてが遅すぎました。
数々の怪現象が起こる中、果たして彼らはこの呪われた寺院を生きて出ることができるのか?そして伝説の悪霊“ナーク”の望みとは…?
映画『ゾンビプーラ』の作品情報
抱腹絶倒のゾンビコメディ!生き残るのは誰だ!?
【製作】
2018年(シンガポール映画)
【監督】
ジェイセン・タン
【キャスト】
アラリック、ベンジャミン・ヘン
【あらすじ】
やる気のない陸軍予備兵士のカユは、陸軍キャンプ地で訓練と警備任務を気ままに遂行していました。
ある日、キャンプ地で正体不明のウイルスが突然発生し、兵士たちが狂暴なゾンビに続々と変身してしまいます。
カユはウィルス感染から逃れる為、軍の中で一番の天敵である上司、リー軍曹と一緒に脱出を計画をし、軍事訓練以上に困難なゾンビ軍団との熾烈な闘いを始めなければならず…。
映画『スーパーティーチャー 熱血格闘』の作品情報
全員、俺についてこい!!ドニー先生に一生ついていきます!
【製作】
2018年(香港映画)
【監督】
カム・カーワイ
【キャスト】
ドニー・イェン、ジョー・チェン、ユー・カン、ドミニク・ラム
【あらすじ】
香港のタックチー学園はここ数年、学力最低の学校として、教育局からの補助金を打ち切られる寸前になっていました。
そんな中、アメリカ帰りのチャン・ハップが教師として雇われ、不良生徒ばかりの6Bの担任となります。
クラスの中でも特に問題がある5人の生徒に対して、チャンは自身の経験とテクニックで向き合い信頼を得ますが、あることがきっかけで学校を去らなければならなくなってしまい…。
欧米からは“イケオジ”大活躍のサスペンススリラーも!
映画『ポイズンローズ』の作品情報
2大スター初競演!トラボルタVSフリーマン、ハリウッドの頂点が遂に激突!!!
【製作】
2019年(アメリカ・イタリア合作映画)
【監督】
ジョージ・ギャロ
【キャスト】
ジョン・トラボルタ、モーガン・フリーマン、ブレンダン・フレイザー、ファムケ・ヤンセン、エラ・ブルー・トラボルタ、ピーター・ストーメア、ロバート・パトリック
【あらすじ】
元アメフトスター選手で凄腕の探偵カーソンは、昔の恋人ジェインから、無実の罪を着せられた娘ベッキーを救ってほしいと頼まれました。
捜査の進展とともに、幾人かの死者が現れ、事件の中心に、ある犯罪組織の一味が浮かび上がります。
組織のボスは、数百万ドル級の獲物ばかりを狙う悪党ドク。
そして、遂に出会った宿命の二人。カーソンは危険を承知で最後の大仕事に打って出て…。
映画『ディアスキン 鹿革の殺人鬼』の作品情報
お前は着るな、俺がキル!!!!
【製作】
2019年(フランス映画)
【監督】
カンタン・デュピュー
【キャスト】
ジャン・デュジャルダン、アデル・エネル、アルベール・デルピー
【あらすじ】
ジョルジュは遂に夢にまで見た憧れの「鹿革ジャケット」を手に入れました。
フリンジのたっぷりついたカウボーイ風のジャケットは完璧で、それを着た自分はさらに非の打ち所がないほど美しく感じられます。
しかし、その異常なまでの鹿革への愛情は、やがて自分以外でジャケットを着る人間への憎悪へと変わり、彼はビデオカメラを片手に街中で「死のジャケット狩り」を始め…。
のむコレ史上初の日本製LGBTQ映画も
映画『BOYS/ボーイズ』の作品情報
15歳の夏、僕は“彼”に出会った――
【製作】
2014年(オランダ映画)
【監督】
ミーシャ・キャンプ
【キャスト】
ヘイス・ブローム、コ・サンドフリット、トン・カス、フェルディ・ストフミール
【あらすじ】
陸上部に所属する少年シーヘルは、チャンピオンシップ大会に向けて結成された強化チームに選ばれ、同じく選手として選ばれた自由快活で爽やかな少年マークと出会います。
仲間としてつきあっていくうち、やがてマークに対してシーヘルの中に友情なのか恋なのかわからない気持ちが芽生え…。
自分の気持ちに戸惑いながら、たった1度きりの15歳の眩い時、少年は本当の恋を知っていきます。
映画『虹色の朝が来るまで』の作品情報
ずっと一緒にいたい、ただそれだけのこと…。ろう者の監督が描く、ろう者×LGBTQの心温まる物語。
【製作】
2018年(日本映画)
【監督】
今井ミカ
【キャスト】
長井恵里、小林遥、玉田宙、佐藤有菜、ノゾム、菊川れん、高木里華、太田辰郎
【あらすじ】
手話サークルで知り合ったろう者の華とあゆみ。華は初めて同性に惹かれ戸惑いつつも、あゆみと交際することに。
実家へ帰り、両親にあゆみとの交際について話すと、いつも味方だった母親から拒絶されてしまいます。
母親の態度にショックを受け苦しむ華を見かねたあゆみは、東京で開かれるLGBTQのろう者の集会に華を誘いました。
そこには悩みを抱えつつも前向きに生きている人たちが集っていて…。
まとめ
2019年も多種多様なラインナップで魅了してくれるのむコレ。
追加発表される作品にも期待が高まります。
「のむコレ3」は2019年11月15日(金)より、シネマート新宿・シネマート心斎橋にて開催です。