是枝裕和監督の映画『三度目の殺人』は、2017年9月9日(土)より東宝系劇場にて公開!
弁護士が殺人を犯した容疑者の心の奥底に潜む真意を、弁護する立場から見つめる姿により、新たな真実を想像させる法廷サスペンス。
キャストは是枝監督と2度目のタッグとなる福山雅治が弁護士を演じ、殺人犯は日本を代表する大御所の役所広司が演じます。
また、2016年夏に理系女子(リケジョ)キャラで大ブレイクした市川実日子が今度は検察官役で出演!見逃せませんね!
1.映画『三度目の殺人』の作品情報
【公開】
2017年(日本映画)
【原案・脚本・編集・監督】
是枝裕和
【キャスト】
福山雅治、役所広司、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功
【作品概要】
『そして父になる』の是枝裕和監督と福山雅治が、ふたたびタッグを組んだ作品で、是枝監督自らオリジナル脚本で挑んだ法廷心理ドラマ。
第74回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品。
是枝組には初参加となる役所広司が殺人犯の三隅役で福山雅治と初共演を果たしました。また、『海街diary』の広瀬すずが重要な鍵を握る被害者の娘役を演じています。
2.『三度目の殺人』の市川実日子(篠原一葵 役)
弁護士の重盛朋章に福山雅治、殺人容疑者の三隅高司に役所広司とキャスティングを聞いただけでも、この作品の密度がいかに濃いのか伺わせますよね。
その他に父親の命を奪われた娘役の山中咲江に広瀬すず。その母親山中美津江に斉藤由貴ですから、この重要な鍵となるポイントにこの2人が演じるのですから、見どころは満載です。
そして何より待っていました!検察官の篠原一葵を演じるのは市川実日子。
2016年に『シン・ゴジラ』で尾頭ヒロミという理系女子役の演技で大ブレイク。
今作の彼女も尾頭ヒロミを彷彿とさせるような、テキパキ、ハキハキとした口調の検察官・篠原一葵ということですから、その魅力は変わらないでしょう。楽しみですね。
3.市川実日子のプロフィール
こんな顔もオチャメ〜な市川実日子!!
ともさかりえさんのインスタにて!
今回はしっかり顔が映ってる~!
いつもちょっと顔をくずしてるところも可愛すぎる。#市川実日子 pic.twitter.com/dybGwk08Cd— サン (@suikano_mika) 2017年8月25日
市川実日子(いちかわ みかこ)は、1978年6月13日に東京都で生まれます。ファッションモデル、女優として活躍しています。
事務所はスールキートス所属。姉は同じくモデル出身の女優の市川実和子というから、美人姉妹としても有名です。
1998年に女優としての活躍を開始した彼女は、2003年の初主演映画『blue』ではモスクワ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞。
2016年に『シン・ゴジラ』の尾頭ヒロミのヒロイン役で人気急上昇すると、毎日映画コンクール女優助演賞を受賞、また、第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しました。
今回の市川実日子の映画のなかで、どれほどの場面に出演しているのでしょうか?実日子ファンとしては気になりますね。
しかし、少ない役回りだとしても、彼女の場合は絶対的な存在感を見せてくれることでしょう。
『三度目の殺人』の検察官の篠原一葵のハキハキとした話し方や涙袋のある愛らしい目線に注目したいですね。
4.映画『三度目の殺人』のあらすじ
法廷の弁護の勝訴にこだわりを持つ弁護士の重盛が、弁護を担当することになってしまったの容疑者の三隅。この容疑者には30年前にも殺人前科がある人物でした。
仕事を解雇された工場の社長を殺めて、その死体に火をつけた容疑で起訴された三隅。彼は犯行も自供し、死刑はほぼ確実でした。
しかし、調査を進めるにつれ、弁護士の重盛には違和感のようなものが芽生えていきます。
三隅と会うたびに動機が曖昧に変わり、なぜ殺したのか…?本当に彼が殺したのか…?謎の多い三隅に呑まれているのか…?
他人の弁護に真実などは必要ないと信じていた弁護士の重盛が、初めて容疑者の心の真実を知りたいと願うようになります。
やがて、三隅と被害者の娘の咲江に接点があることが明らかになるのです…。
まとめ
この作品は弁護士重盛役に福山雅治、対峙する容疑者に役所広司、物語の鍵を握る被害者一家の斎藤由貴と広瀬すず。
そこに重盛の事務所に所属する若手弁護士に満島真之介も出演。
そして何よりも市川実日子が検察官で出演するのが見どころですよね。果たして容疑者は犯人なのか?冤罪なのか?
絡んだ人間模様の糸口を一つ一つ解いていった時、それまで見えていた真実がいとも簡単に変容していくようです。
是枝裕和監督の映画『三度目の殺人』は、2017年9月9日(土)より全国公開。
ぜひ、お見逃しなく!