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Entry 2019/02/16
Update

映画『移動都市 モータル・エンジン』あらすじネタバレと感想。原作フィリップ・リーヴの人気SF小説をハリウッドの醍醐味で演出!

  • Writer :
  • 村松健太郎

映画『移動都市/モータル・エンジン』3月1日公開!

イギリス人作家のフィリップ・リーヴのSF小説『移動都市』シリーズを『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズのピーター・ジャクソン監督のチームが映画化。

移動する都市、都市を喰らう都市という強烈なビジュアルイメージを創り上げました。

ヘラ・ヒルマーとロバート・シーアンという若手新鋭コンビが主演を張るほか、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』三部作に出演した個性派ヒューゴ・ウィーヴィンぐがキーパーソンを演じています。

監督は2大シリーズや『キングコング』などのピーター・ジャクソン監督作品に参加し続けるクリスチャン・リヴァーズ。

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映画『移動都市 モータル・エンジン』の作品情報


(C)Universal Pictures

【公開】
2018年(アメリカ)

【原題】
Mortal Engines

【原作】
フィリップ・リーヴ『移動都市』

【製作総指揮・脚本】
フィリッパ・ボウエン

【製作・脚本】
ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルッシュ

【監督】
クリスチャン・リヴァーズ

【キャスト】
ヘラ・ヒルマー、ロバート・シーハン、ヒューゴ・ウィービング、ジヘ、ローナン・ラフテリー、レイラ・ジョージ、パトリック・マラハイド、スティーブン・ラング、カレン・ピストリアス

【作品概要】
『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』のピーター・ジャクソンが製作、脚本により、フィリップ・リーブの『移動都市』を映画化。

監督は『キング・コング』でアカデミー視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リバーズ。彼はこれまでのピーター・ジャクソン作品でストーリーアーティストや視覚効果、第2班監督などを務めていました。

へスター役は『アンナ・カレーニナ』のアイスランド出身の俳優ヘラ・ヒルマー。その仇敵となるヴァレンタイン役をヒューゴ・ウィービングが務めます。

映画『移動都市 モータル・エンジン』のキャラクターとキャスト


(C)Universal Pictures

へスター・ショウ(ヘラ・ビルマー)
復讐を誓い最大の都市ロンドンを目指す少女。顔に大きな傷がある。

トム・ナッツワーシー(ロバート・シーアン)
ロンドンの歴史家見習い、やがて60分戦争の真相に迫っていく。

サディアス・ヴァレンタイン(ヒューゴ・ウィーヴィング)
最大の異動都市ロンドンの実質的な指導者。

キャサリン・ヴァレンタイン(レイラ・ジョージ)
サディアスの娘で歴史に興味がある。

ベヴィス・ボッド(ローナン・ラフテリー)
ロンドンの下層階層で暮らすエンジニア。トムの友人。

アナ・ファン(ジヘ)
反移動都市同盟の中心人物。赤い飛行船に乗るおたずねモノでもある。


(C)Universal Pictures

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映画『移動都市 モータル・エンジン』のあらすじとネタバレ


(C)Universal Pictures

2118年頃に量子エネルギー兵器メドゥーサを用いた60戦争が勃発、地殻から破壊され文明社会は崩壊。

生き残った人々はエンジンで動く移動都市で放浪するようになります。

移動都市のなか、圧倒的な規模で他の都市を喰らい続ける最大の都市ロンドン。

7つの階層で構成されたロンドンでは、上の階層に行けば行くほど人々は裕福な生活を送っています。


(C)Universal Pictures

ロンドンの指導者で科学者のサディアスは、ロンドンが喰らった、とある小都市からロンドンに侵入してきた少女ヘスターに襲われます。

軽症で済んだサディアスと居合わせた歴史家見習いのトムが彼女を追いかけます。

トムがもう一歩のところまで迫りますが、ヘスターは自らロンドンの排出口に身を投げます。

以下、『移動都市 モータル・エンジン』ネタバレ・結末の記載がございます。『移動都市 モータル・エンジン』をまだご覧になっていない方、ストーリーのラストを知りたくない方はご注意ください。

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(C)Universal Pictures

取り逃がしたことをサディアスに謝るトム。仕方がないと受け入れるサディアスですが、その次に彼はトムを排出口に蹴り落とすします。

地表に落とされた奴隷証人に捕らわれたヘスターとトムを救ったのは、反移動都市同盟の中心人物アナ・ファンでした。

そしてヘスターとサディアスの過去が語られます。

ヘスターの母親パンドラは、科学者であり歴史家でもありました。彼女は文明社会のカケラを集めていました。

サディアスは彼女のよき理解者であり、ヘスターにも優しく接していました。

しかしパンドラがメドゥーサの起動システムを見つけてしまったことで、サディアスの顔色が変わります。

装置を奪ったサディアスはパンドラを刺し殺し、ヘスターに傷を負わせました。

それから、ヘスターは復讐を誓って過ごしてきました。

サディアスの野望がメドゥーサの再起動と、反移動都市同盟の拠点盾の壁の破壊にあることを知ったへスターたちは、アナ・ファンの導きで盾の壁に守られたと静止都市シャングオに向かいます。

ついに起動してしまったメドゥーサ。その一撃で盾の壁にも甚大な被害を与えます。

ロンドンに乗り込んだヘクターとトムは、メドゥーサを止めるためにロンドンの中心セント・ポール大聖堂に向かいます。

立ちはだかるサディアスをアナ・ファンが引きつけている間に、メドゥーサ本体にたどり着いた二人は、ギリギリのタイミングでメドゥーサを停止させ、サディアスの野望を食い止めるのでした。


(C)Universal Pictures

映画『移動都市 モータル・エンジン』の感想と評価


(C)Universal Pictures

賞レース作品の一方で

日本における洋画公開作品は、1~3月はアカデミー賞関連作品がならび、どちらかというと地味なドラマが並びます。

しかし今年2019年は、その一方でDCコミックの映画化作品『アクアマン』を始まりに。

ジェームズ・キャメロン監督の念願の企画『アリータ:バトル・エンジェル』、大ヒットシリーズの初乃スピンオフ作品『バンブルビー』、マーベルが一つの終焉に向かう『キャプテン・マーベル』。

そして、本作『移動都市モータル・エンジン』といったハリウッドならではという感じのVFX満載の大作が続きます。

IMAXで見るのに最適というか、3Dを堪能できる鉄板といいますか、まさしく“ザ・ハリウッド”という映画たちです。

大味という意見もありますが、これほどの規模の作品を量産できるのはハリウッドを除いてはありません。

賞レース作品とは全く違う味わいですが、これはこれで非常に魅力的な味わいです。


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まとめ


(C)Universal Pictures

巨大移動都市ロンドンの指導者的立場にあるヴァレンタイン。

ある出来事から復讐心をたぎらせる少女ヘスターは、小都市がロンドンに捕食された騒ぎに乗じてロンドンへと潜入。

ヴァレンタインに刃を向けるのだが……。

フィリップ・リーヴのSF小説「移動都市」シリーズを『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』のピーター・ジャクソン監督のチームがハリウッドの醍醐味で映画化しました。

映画『移動都市/モータル・エンジン』3月1日公開!

ぜひ、お見逃しなく!


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