深田晃司監督が挑む新たなる衝撃作。
待望の予告編が解禁!
2016年『淵に立つ』で、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞、世界から注目を集めた若き鬼才・深田晃司監督。
あれから2年、同作で毎日映画コンクール主演女優賞他、数々の映画賞を受賞した筒井真理子を主演に迎え、自身のオリジナル脚本による渾身の問題作『よこがお』が、2019年7月26日(金)より角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国公開されます。
この度、ある事件をきっかけに「無実の加害者」に問われ、幸せだった日常が崩壊していく様を、主人公演じる筒井真理子が狂気すら感じる圧倒的な存在感で演じ、観る者に深い印象を残す衝撃の予告編が解禁。
本作の予告編を場面写真とともにご紹介して行きます。
映画『よこがお』とは
映画『よこがお』は、「無実の加害者」として生きる女の絶望と希望を描く、ヒューマンサスペンスです。
ある事件をきっかけに、「無実の加害者」へと転落した女。
身に覚えのないことで不利な状況に陥り、気がつくと日常が崩壊し始めていました。
誰にでも起こりうるかもしれない人生の不条理に、人はどう立ち向かえるか…。
本作は、運命を受け入れ、ふたたび歩み続けるまでの絶望と希望を描きます。
“演技者としての天才的なセンスを持つ”と監督が絶賛する女優・筒井真理子が演じるのは、市子/リサという異なる横顔をもつヒロイン。
彼女の運命を握る、怖ろしくも愛おしい“闖入者”(ちんにゅうしゃ)、基子と和道を演じたのは、市川実日子と池松壮亮です。。
映画『よこがお』の予告編
解禁となった予告編は、よくある美容室での会話から始まります。
「前にも?どこかでお会いした気が…」と話しかける美容師(池松壮亮)に対し、「いえ、初めてです」と返すひとりの女性客(筒井真理子)。
柔らかな受け答えとは裏腹に、鏡越しで美容師を見つめるその目線は強く、続く過去のフラッシュバックが、観る者をその女性・市子の物語へと一気に引き込んで行きます。
基子(市川実日子)の家の優秀な訪問看護師であった市子がなぜ「無実の加害者」に問われることになったのか?
主人公・市子を取り巻く人々との関係が、崩れ落ちていく様子を描きながら、主人公の葛藤と絶望に迫る場面が続き目が離せません。
市子の運命を握る若手実力派・市川実日子、池松壮亮に加え、市子の婚約者役の吹越満や、ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(2019)など話題作出演が続く須藤蓮、「ホットペッパービューティー」の特別WEB動画で注目された小川未祐など、多彩な顔触れが主人公の人生をどう左右していくのかにも注目です。
映画『よこがお』の作品情報
【日本公開】
2019年(日本・フランス合作映画)
【脚本・監督】
深田晃司
【キャスト】
筒井真理子、市川実日子、池松壮亮、須藤蓮、小川未祐、吹越満
【作品概要】
本作は、運命を受け入れ、ふたたび歩み続けるまでの絶望と希望を描くヒューマンサスペンス。
『淵に立つ』でカンヌ映画祭ほか、世界から注目を集めた若き鬼才・深田晃司監督が、再び筒井真理子をヒロインに迎えました。
ヒロインの運命を握る人物を市川実日子、池松壮亮が演じます。
深田晃司監督自身のオリジナル脚本で挑む渾身の問題作です。
映画『よこがお』のあらすじ
訪問看護師の市子は、その献身的な仕事ぶりで周囲から厚く信頼されていました。
なかでも訪問先の大石家の長女・基子には、介護福祉士になるための勉強を見てやっているほど。
基子が市子に対して、密かに憧れ以上の感情を抱き始めていたとは思いもせず…。
ある日、基子の妹・サキが行方不明になってしまいます。
一週間後、無事保護されますが、逮捕された犯人は意外な人物でした。
この事件との関与を疑われた市子は、ねじまげられた真実と予期せぬ裏切りにより、築き上げた生活のすべてが音を立てて崩れてゆきます。
すべてを失った市子は葛藤の末、自らの運命へ復讐するように、“リサ”となって、ある男の前に現れ…。
まとめ
深田晃司監督が「以前『淵に立つ』で取材をうけているときの筒井真理子さんの横顔がすごく美しく、それが本作の企画の思いへ繋がった」と語る主人公の“よこがお”は観客に何を問いかけるんでしょうか。
また、予告編の最後の言葉「ある女の、ささやかな復讐。」が意味するものとは?
映画『よこがお』は2019年7月26日(金)より角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国公開です。
日常に潜むサスペンスを描き出した、深田監督の新たなる衝撃作をぜひスクリーンでお見逃しなく。