そこは果てしなき、殺戮の大地!
コンゴの紛争地帯で行方不明となった妹を探すため、ひとり現地に向かった姉が見た地獄とは…。
ドキュメンタリー映画出身のノルベルト・ロペス・アマド監督が、コンゴの終わりなき紛争をリアルに描いた映画『エンドレス・ウォー』。
10月20日(土)より ヒューマントラストシネマ渋谷「ワールド・エクストリーム・シネマ2018」にて公開です。
CONTENTS
映画『エンドレス・ウォー』とは
本作『エンドレス・ウォー』の舞台となったコンゴ民主共和国は、豊富な鉱物資源に恵まれ、電化製品に欠かせない貴重なレアメタルが産出されるアフリカ最大の鉱物資源国です。
皮肉なことに、パソコンや携帯電話の部品として使用される錫石やコルタンといったレアメタルは、武装組織の資金源となっており、限りある資源を巡って今なお殺し合いが続いています。
本作は、紛争地帯のリアルな殺戮と恐怖を描き、本国スペインで興行収入ランキング初登場1位を記録しました。
ドキュメンタリー出身のノルベルト・ロペス・アマド監督による緻密な演出は、『怪物はささやく』『インポッシブル』など骨太な名作を作り上げてきた製作陣の期待に見事に応え、スペイン映画史に残る新たな傑作を生みだしました。
映画『エンドレス・ウォー』のキャスト
主人公ラウラを演じたベレン・ルエダは、アカデミー賞外国語映画賞にも輝いた『海を飛ぶ夢』でスペイン・アカデミー賞(ゴヤ賞)新人女優賞を受賞しました。
2007年公開の、ギレルモ・デル・トロ製作の傑作『永遠のこどもたち』に主演したことでも広く知られています。
さらに、マリアン・アルバレス、マノロ・カルドナ、そして『シチリア!シチリア!』のエンリコ・ロー・ベルソら、スペイン映画界を代表する俳優陣が共演しています。
映画『エンドレス・ウォー』の作品情報
【公開】
2018年(スペイン映画)
【原題】
EL CUADERNO DE SARA(英題:SARA’S NOTEBOOK)
【監督】
ノルベルト・ロペス・アマド
【脚本】
ホルヘ・ゲリカエチェバリア
【キャスト】
ベレン・ルエダ、マリアン・アルバレス、マノロ・カリドナ、エンリコ・ロー・ベルソ
【作品概要】
アフリカ・コンゴの紛争地域を舞台に、終わりなき殺し合いのリアルを描き、本国スペインでNo.1大ヒットとなった傑作スリラー。
主演は、『ロスト・アイズ』『永遠のこどもたち』などで知られるスペインを代表する女優ベレン・ルエダ。
映画『エンドレス・ウォー』のあらすじ
紛争の続くアフリカ・コンゴ。
その危険地帯でラウラの妹サラは消息を絶ちました。
戦闘に巻き込まれた可能性が高く、生存は絶望的でした。
しかしその数年後、サラらしき人物が現地のジャーナリストに目撃されます。
ラウラは情報を頼りに、1人コンゴへ向かいサラを捜索することを決意します。
行く先で何度も戦闘に巻き込まれ、銃弾をくぐり抜けながらもサラの無事を信じ旅を続けるラウラ。
眼の前に転がる死体の山と血の匂い、この世の地獄の果てに彼女を待ち受ける運命とは…。
まとめ
限りある資源を巡り、繰り返される紛争。コンゴの紛争地帯の今を、ドキュメンタリー出身のノルベルト・ロペス・アマド監督がリアルに描ききりました。
主人公ラウラは、紛争地帯で失踪した妹を見つけ出すことができるのでしょうか。
そして冷酷無残な現実を目の当たりにしたラウラが迎える結末にも注目です。
本国スペインで大ヒットを記録した映画『エンドレス・ウォー』は、10月20日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷「ワールド・エクストリーム・シネマ2018」開催期間中の上映です。
スケジュールをご確認のうえお出かけください。
映画『エンドレス・ウォー』の上映スケジュール
【東京】
ヒューマントラストシネマ渋谷
10月20(土)~10月26(金)
【大阪】
シネ・リーブル梅田
11月11日(日)、13日(火)、15日(木)
*上映時間は後日、発表となります。
また、追記の劇場情報などが決まりましたら、当サイトでおってお知らせいたします。