Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2025/05/06
Update

『私は何度も私になる』あらすじ/公開日/上映館。おすすめアジア映画は名匠ヤスミン・アスマドとマレーシアニューウェーブを牽引した女性監督の待望復帰&主演作

  • Writer :
  • 星野しげみ

ベネチアが認めた女性映画人
タン・チュイムイ待望の監督復帰作!

マレーシア映画界を牽引するタン・チュイムイの監督復帰作『私は何度も私になる』(原題:野蛮人入侵

出産・離婚を経て引退したかつての名女優が、復帰を請われ幼い息子を連れてロケ地にやってきます。再会した旧知の監督は、アジア版『ボーン・アイデンティティー』な新作アクション映画の主演を提案しました……。


(C)2022 By Heaven pictures/HK/Cinemago

本作は、復帰作の撮影の中で、母親として生きる現実世界と女優として生きる映画世界が交錯しながらも、主人公が《己との闘い》を模索する姿を描いた物語です。

このたび、映画『私は何度も私になる』が、2025年6月28日(土)ポレポレ東中野で先行公開、シネマリス(神保町に開館予定)で順次劇場公開が決定!

公開を記念し、本作の邦題・日本公開ポスタービジュアルが解禁されましたので、ご紹介します。

映画『私は何度も私になる』とは?

本作を手がけたタン・チュイムイは、2017年に日本初公開された『タレンタイム~優しい歌』(2009)の名匠ヤスミン・アハマドらとともに、2000年代のマレーシア映画界を牽引した女性監督です。

初長編作『愛は一切に勝つ』(2006)では、釜山国際映画祭ニュー・カレンツ・アワード及び国際批評家連盟賞を受賞し、第36回ロッテルダム国際映画祭タイガー・アワードを受賞する快挙を達成。また同作は、第19回東京国際映画祭「アジアの風」部門で「マレーシア新潮流」の一作として上映され、大きく注目されました。

2024年には、ミュウミュウ「女性たちの物語」第27弾作品として最新監督作が東京で上映され、赤楚衛二・山本美月ら多数の著名人が鑑賞。また同年、エグゼクティブ・プロデューサーを務めた『蒙古馬を殺す(英題:To Kill a Mongolian horse)』は、ベネチア国際映画祭で受賞を果たし、第20回大阪アジアン映画祭でも特別上映されました。

10年以上の監督休業からの復帰となる本作『私は何度も私になる』(原題:野蛮人入侵)では、自ら主演を務め、女性として映画人としての想いを込めた半自伝的作品を完成させています。

本作では、主人公の復帰を提案する映画監督ロジャー・ウー役を『タレンタイム~優しい歌』(2009)の音楽監督などで知られるシンガーソングライターのピート・テオ、主人公に武術を教えるロー師範役を『私たちがまた恋に落ちる前に』(2007)の監督ジェームス・リーが演じています。

マレーシアの名だたる映画人が顔を揃え、“マレーシア・ニューウェーブ”の新たなムーブメントに期待が寄せられます

映画『私は何度も私になる』の作品情報

【日本公開】
2025年(香港・マレーシア合作映画)

【原題】
野蛮人入侵

【監督・脚本】
タン・チュイムイ

【キャスト】
タン・チュイムイ、ピート・テオ、ブロント・パララエ、ジェームス・リー、ニー・ウーイ

映画『私は何度も私になる』のあらすじ

出産と離婚を経て引退した名女優ムーン・リー。

かつて仕事をともにしていた映画監督ロジャー・ウーは、彼女にアジア版『ボーン・アイデンティティー』なアクション映画の主演を務めてほしいとオファーします。

ムーンは幼い息子ユージョウをロジャーのアシスタントに預けつつも、ロー師範のもとで撮影に向けての過酷な武術訓練に励みます。

しかしある日、思わぬ知らせが届きました。それは映画スポンサーからの「ムーンの元夫ジュリアードを相手役として起用したい」という提案でした。

一人の女性として、映画人としてムーンが模索する《己との闘い》と《自分》とは?

まとめ


(C)2022 By Heaven pictures/HK/Cinemago

マレーシア映画界を牽引するタン・チュイムイの監督復帰作『私は何度も私になる』(2009)(原題:野蛮人入侵)。

2025年6月28日(土)ポレポレ東中野で先行公開、シネマリス(神保町に開館予定)で順次劇場公開が決定し、この度本作の邦題・日本公開ポスタービジュアルが解禁となりました。

『私は何度も私になる』は、マレーシアの自然豊かなロケ地と香港映画的な武術要素が同居する、予測不能の人生×修行ファンタジックムービーです。

本作は、タン・チュイムイの10年以上の監督休業からの復帰作であり、自ら主演を務めています。女性として、映画人としての想いを込めた半自伝的映画となっていますので、是非ご鑑賞ください。

映画『私は何度も私になる』が、2025年6月28日(土)ポレポレ東中野で先行公開、シネマリス(神保町に開館予定)で順次公開!



Warning: Use of undefined constant php - assumed 'php' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/demachi2026/cinemarche.net/public_html/wp-content/themes/stinger8-child/single.php on line 150

関連記事

新作映画ニュース

安室透も体験『名探偵コナン ゼロの執行人』4DX劇場情報。入場者プレゼントも超豪華!

©2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 体感型プレミアムシアター4DXで『名探偵コナン ゼロの執行人』10月19日(金)から3週間限定で上映スタート。 4DX上映でスリル、アクション、サスペンス …

新作映画ニュース

映画『パラサイト』キャストの金持ち夫人役はチョヨジョン【演技評価とプロフィール】

第72回カンヌ国際映画祭“最高賞”パルムドール&第92回アカデミー賞作品賞受賞作『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日より全国公開! 第72回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞に加え、 …

新作映画ニュース

松本優作映画『Noise』初監督作品!2019年にテアトル新宿で待望の公開決定!

松本優作の初監督作品『Noise』の2019年テアトル新宿にて公開決定しました。 レインダンス映画祭で上映、日本映画年間ベストワン・アジア映画年間ベスト4、ニッポンコネクション上映など、チケット即完売 …

新作映画ニュース

映画『妖怪大戦争ガーディアンズ』キャストの赤楚衛二は天邪鬼役に挑む。演技力の評価とプロフィール!

映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は2021年8月13日よりロードショー 2005年に三池崇史監督が神木隆之介主演で製作した『妖怪大戦争』に続く、超ド派手妖怪ファンタジーエンタテインメント『妖怪大戦争 …

新作映画ニュース

映画『ブレッドウィナー』劇場公開日は12月20日に決定!世界各国で評価されたアニメの内容とは

家族のために髪を切り“少年”になった勇気ある少女の物語。 第90回アカデミー賞長編アニメ映画賞ノミネートをはじめ、アヌシー国際アニメーション映画祭観客賞・審査員特別賞・最優秀音楽賞受賞、アニメ界のアカ …

【坂井真紀インタビュー】ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』女優という役の“描かれない部分”を想像し“元気”を届ける仕事
【川添野愛インタビュー】映画『忌怪島/きかいじま』
【光石研インタビュー】映画『逃げきれた夢』
映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』伊澤彩織インタビュー
映画『Sin Clock』窪塚洋介×牧賢治監督インタビュー
映画『レッドシューズ』朝比奈彩インタビュー
映画『あつい胸さわぎ』吉田美月喜インタビュー
映画『ONE PIECE FILM RED』谷口悟朗監督インタビュー
『シン・仮面ライダー』コラム / 仮面の男の名はシン
【連載コラム】光の国からシンは来る?
【連載コラム】NETFLIXおすすめ作品特集
【連載コラム】U-NEXT B級映画 ザ・虎の穴
星野しげみ『映画という星空を知るひとよ』
編集長、河合のび。
映画『ベイビーわるきゅーれ』髙石あかりインタビュー
【草彅剛×水川あさみインタビュー】映画『ミッドナイトスワン』服部樹咲演じる一果を巡るふたりの“母”の対決
永瀬正敏×水原希子インタビュー|映画『Malu夢路』現在と過去日本とマレーシアなど境界が曖昧な世界へ身を委ねる
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
日本映画大学