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Entry 2021/06/09
Update

映画『アミューズメント・パーク』あらすじ/キャスト/公開日/上映館。ジョージ・A・ロメロ未発表作品が日本上陸!

  • Writer :
  • 大塚まき

故ジョージ・A・ロメロ監督が1973年に手掛けた幻の未発表映画が半世紀を経てついに解禁!

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)『ゾンビ』(1978)などゾンビ映画の第一人者であり、ホラー映画の巨匠、2017年に他界した故ジョージ・A・ロメロ監督が1973年に手掛けた幻の未発表映画『アミューズメント・パーク』。

この度、ジョージ・A・ロメロ監督の未発表映画『アミューズメント・パーク』が、半世紀を経て日本初公開となることが決定しました。

また、『アミューズメント・パーク』公開を記念してジョージ・A・ロメロ監督作品『ザ・クレイジーズ』(1973年)、 『マーティン/呪われた吸血少年』(1977)も劇場公開されることが決定

一般公開に先駆け、2021年7月9日(金)より新宿シネマカリテで4週間に渡り開催される映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2021」 (略して「カリコレ2021」) 内にて、ロメロの命日である7月16日(金)に3作品を上映、10月15日(金)よりシネマカリテにて公開となります。

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映画『アミューズメント・パーク』について


(c)2020 George A. Romero Foundation, All Rights Reserved.

1978年に『ゾンビ』を発表し、全世界を恐怖のどん底へ叩き落し、以降の“ゾンビ映画”というジャンルを確立した故ジョージ・A・ロメロ監督の幻の未発表映画が発見されたのは3年前。

4Kレストアが行われ、『アミューズメント・パーク』はついに日本公開となります。

本作はもともと年齢差別や高齢者虐待について世間の認識を高めるためにルーテル教会がロメロに依頼した企画でしたが、出来上がった作品は老人の悲惨な状況が容赦なく映され、そのあまりにもストレートに当時のアメリカ社会を描いた内容に依頼者は慄き、封印されていました。

ロメロがある意味での教育映画を撮っていたという希少性ホラー映画ではないがロメロの視点で現実を映し出した貴重な作品であり、半世紀封印されていた幻の作品が日本初上陸します。

映画『アミューズメント・パーク』の作品情報


(c)2020 George A. Romero Foundation, All Rights Reserved.

【製作】
1973年(アメリカ映映画)

【原題】
THE AMUSEMENT PARK

【監督】
ジョージ・A・ロメロ

【キャスト】
リンカーン・マーゼル

【あらすじ】
遊園地で老人が罵られ、大変な目にあい…。

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映画『ザ・クレイジーズ』の作品情報


(c)1973 PITTSBURGH FILMS.ALL RIGHTS RESERVED.

【製作】
1973年(アメリカ映画)

【原題】
The Crazies

【監督・脚本】
ジョージ・A・ロメロ

【キャスト】
W・G・マクミラン、レイン・キャロル、ハロルド・ウェイン・ジョーンズ

【作品概要】
本作は人間を発狂させる細菌兵器の事故による人々の混乱をセミ・ドキュメントタッチな設定と残酷描写を交えながらの狂人、軍人、生存者の手に汗握る三つ巴で描いたパニック・ホラーの傑作。

【あらすじ】
アメリカの田舎町、エバンズ・シティ。住人の男性が突然発狂して妻を殺し、家に放火する事件が発生しました。

やがて町に防護服に身を包んだ兵士たちが現れ、伝染病の発生を理由に住人たちを強制的に連行し始めます。

実は町の付近に軍の輸送機が墜落し、搭載していた生物兵器のトリクシーが流出して飲料水の水源を汚染し、住人たちを発狂させていたのです。

政府は事態が明るみに出ることを恐れ軍政を敷いて町を完全に封鎖すると同時に、封鎖失敗に備えて核爆弾による焼却を行うべく、上空に爆撃機を待機させ…。

映画『マーティン/呪われた吸血少年』の作品情報


(c)1977 MKR Group Inc.
【製作】
1978(アメリカ映画)

【原題】
Martin

【監督・脚本】
ジョージ・A・ロメロ

【キャスト】
ジョン・アンプラス、リンカーン・マーゼル、クリスティーン・フォレスト

【作品概要】
『ザ・クレイジーズ』に続いてロメロが監督した劇場用映画『マーティン/呪われた吸血少年』は、現代を舞台に、人間の血を求める少年(自称84歳)と、彼を監視するいとこの老人との確執を軸に、ドラキュラに代表される吸血鬼伝説を新たな視点・角度から描いた作品です。

ロメロは本作を「自身の手掛けた作品の中で、最も気に入っている」と公言しています。

本作にはジョージ・A・ロメロも出演しています。

【あらすじ】
青年マーティンと老人クーダ。とても同年代には見えない2人ですが、関係性は“いとこ”であるといいます。

マーティンの吸血行為を知っているクーダは、行動のすべてを監視することにしていました。

孤独を抱え、自らが何者であるか思い悩むマーティンは、ラジオの身の上相談に匿名で電話。

自分が吸血鬼であることを告白すると、彼は次第にリスナーの人気者となっていきます。

マーティンは唯一、町で暮らすサンティーニ夫人と心を通わせていました。

吸血衝動が次第に抑えられ、このまま普通の生活を送っていくかに思えましたが、夫人が突然自殺したことをきっかけに、物語は衝撃的な結末を迎え…。

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まとめ

画像:『マーティン/呪われた吸血少年』


(c)1977 MKR Group Inc.

この非常に貴重で危険な故ジョージ・A・ロメロ監督の未発表作『アミューズメント・パーク』の日本公開にあたり、同監督の1973年作品『ザ・クレイジーズ』と1977年作品『マーティン/呪われた吸血少年』も併せて劇場公開されます。

『アミューズメント・パーク』『ザ・クレイジーズ』『マーティン/呪われた吸血少年』は、2021年7月16日(金)より新宿シネマカリテで4週間に渡り開催される映画祭カリコレ2021にて3作上映です。

また、2021年10月15日(金)より、新宿シネマカリテにて3作公開となります。




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