突然訪れた長男の死によって巻き起こる家族の混乱と再生を、ユーモアをまじえつつあたたかく描いた感動作『鈴木家の嘘』は11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開。
第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品された本作のキャストがレッドカーペットに登場しました!
本物の家族のように和気あいあいとした雰囲気の『鈴木家の嘘』御一行の様子をお届けします。
“鈴木家御一行”ハイヤーで豪華に登場!!
昨日まで続いていた雨が止み、東京国際映画祭のオープニングにふさわしい晴天となった10月26日(木)。
会場の六本木ヒルズアリーナには多くの人が訪れ、盛り上がりを見せていました。
東京国際映画祭のレッドカーペットでは世界中の多くのゲストが階段の上から登場する中、『鈴木家の嘘』御一行は日本映画スプラッシュ部門出品作品で唯一ハイヤーに乗って登場!!
主演の岸部一徳や原日出子、加瀬亮、大森南朋、岸本加世子などベテラン俳優の登場に会場の雰囲気は一気に引き締まり、観客は今か今かと豪華俳優陣が歩き出す瞬間を待ちわびていました。
また本作のヒロインを務め、映画祭に初参加となる木竜麻生は、はじめ緊張の面持ちでしたが、岸部や加瀬ら俳優陣にエスコートされ、安心したのかいつもの笑顔を取り戻し、レッドカーペットを楽しむ様子も見られました。
本作が監督デビュー作である野尻克己監督も、監督として人生初の映画祭参加となりました。
脚本を読んだ時点でキャスト全員が出演することを決めるほど優れた脚本は監督による完全オリジナル。
取材陣へ本作の想いを熱く語るキャストらと一緒に歩く監督は、嬉しさがあふれ出し感極まった表情も見せました。
大勢のファンが集まるなか取材陣の質問に答えながらも、ファンへ握手やサインを書くなど真摯に対応した岸部ら。
歩く姿から「本物の家族みたい」と声がもれるほど、キャスト陣の仲の良さに感嘆するファンが多く見られました。
岸部一徳の太鼓判!
レッドカーペットも終盤にさしかかり、岸部一徳へ今日の感想を聞くと「楽しかったですね」とにっこり。
原は「何よりこの作品を多くの方に観てもらいと思っているので、今日皆さんに知って頂けたことが何より嬉しい」と喜びをかみしめました。
「緊張したけど、みんなと一緒だったからとても楽しかった」と同じ感想を述べた木竜と加瀬は、まるで本物の兄妹のような笑顔を見せました。
キャスト陣のコメントを聞いた野尻監督は少し目を潤ませながら「本物の家族のようなものです。本当に」と感動した様子。
「チームワークはとても良いと思います」と、岸部も太鼓判を押すほどの期待作となっている『鈴木家の嘘』。
そんな本作が東京国際映画祭にて10月28日(日)についにワールドプレミアとなります!
野尻監督の門出を祝う場となるワールドプレミアでは、どのようなトークが繰り広げられるか楽しみです。
映画『鈴木家の嘘』の作品情報
【公開】
2018年(日本映画)
【監督・脚本】
野尻克己
【キャスト】
岸部一徳、原日出子、木竜麻生、加瀬亮、岸本加世子、大森南朋
【音楽・主題歌】
明星/Akeboshi『点と線』(RoofTop Owl)
【作品概要】
監督を務めたのは、本作が劇場映画初監督デビューとなる野尻克己。
『滝を見にいく』(沖田修一監督)、『恋人たち』(橋口亮輔監督)を生み出した松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクトの第6弾。
第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門へ正式出品作品。
映画『鈴木家の嘘』のあらすじ
あまりにも突然に訪れた長男・浩一の死。
ショックのあまり記憶を失った母のため、遺された父と長女は一世一代の嘘をつきます。
ひきこもりだった浩一は、扉を開けて家を離れ、世界に飛び出したのだと…。
まとめ
母の笑顔を守るべく奮闘する父と娘の姿をユーモラスに描きつつ、悲しみと悔しみを抱えながら再生しようともがく家族の姿を丁寧に紡ぐ感動作『鈴木家の嘘』。
第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品された本作のキャストが、同映画祭のレッドカーペットに参加。
その本物の家族のような仲の良さに、本作への期待がますます高まりました。
野尻克己監督の劇場映画初監督作品、映画『鈴木家の嘘』は、11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開です。
ご期待ください。