矢崎広、瀬戸かほが登壇する舞台挨拶を連日実施!
コロナショックによる派遣切りによって職を失い、住む家も家族も失った男が、住むことを禁止されているトランクルームでの生活へと追い詰められていく現代の閉塞感を描いた問題作『ストレージマン』。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022にて短編部門での観客賞受賞、福岡インディペンデント映画祭2022ではグランプリに輝くなど、数多くの映画祭で高い評価を受けた本作は、12月16日(金)・17日(土)・18日(日)の3日間限定で池袋HUMAXシネマズにて先行上映!
劇場限定特典として、来場者へのポストカードの配布が決定。上映後には監督・出演者による舞台挨拶が連日予定されています。
映画『ストレージマン』とは
2019年に強制不妊を題材としたSF短編『Motherhood』 にて鮮烈なデビューを果たした、萬野達郎監督の短編2作目である本作。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022にてワールド・プレミア上映後、短編部門で観客賞を受賞。福岡インディペンデント映画祭2022グランプリに輝きます。その後もロサンゼルス・アジア映画祭にて作品賞と主演男優賞にノミネート、北九州最大の映画フェスRising Sun International Film Festival入選、カナダ・スクリーン・アワード認定の映画祭 Silver Wave Film Festivalにて最優秀外国作品賞を受賞など、数多くの映画祭で高い評価を受けています。
トランクルームでの生活を始める主人公・森下を演じる連下浩隆はプロデューサーとしても本作に参加。
その妻・晶子役を『クレマチスの窓辺』(2020)、『この日々が凪いだら』(2021)、『New Religion』(2023)で知られる瀬戸かほが演じ、妻と瓜二つなトランクルームの住人との一人二役に挑戦。
また脇を固めるキャスト陣には『47RONIN』(2013)をはじめ日米両国で活躍する米本学仁や渡辺裕之らが名を連ね、声優として古坂大魔王も参加しています。
『ストレージマン』の上映情報
<会場>池袋HUMAXシネマズ シネマ5
<日程>2022年12月16日(金)
<登壇者>連下浩隆(主演)、瀬戸かほ(女優)、萬野達郎(監督)
本編上映 19:10〜
舞台挨拶 19:55〜
<日程>2022年12月17日(土)
<登壇者>連下浩隆(主演)、渡部直也(俳優)、しじみ(女優)、萬野達郎(監督)
本編上映 19:10〜
舞台挨拶 19:55〜
<日程>2022年12月18日(日)
<登壇者>連下浩隆(主演)、矢崎広(俳優)、萬野達郎(監督)
本編上映 19:10〜
舞台挨拶 19:55〜
渡部直也コメント
“コロナ禍”を真正面から描きながらも上質なエンターテイメントとして昇華させている萬野達郎監督の手腕。
またL.A.仕込みの撮影術に画面に映る自分がハリウッド・スターになったかのような錯覚…
それはともかく(笑) 、ほんとうに面白く、そして今観るべき作品に仕上がってますので、
ぜひとも劇場でご堪能ください!
しじみコメント
明日の見えないコロナ渦において、誰でも迷い込む可能性のある異世界なのかもしれません。
潔く頭を下げる森下さんはやっぱりかっこよかったです。
立ち上がれ!ストレージマン!!
矢崎広コメント
大きく、そして今一番身近にある事が題材です。
萬野監督の元、主演の連下さんを中心に限られた時間の中で、じっくり丁寧にシーンを作り重ねていきました。
世の中がまさにストレージのように、どこか孤独や閉塞感に包まれてる時代に、扉を開けた先の光のような救いを感じていただけたら。
多くの方へ今届けたい、観ていただきたい作品です。
『ストレージマン』の作品情報
【日本公開】
2022年公開(日本映画)
【英題】
Storage Man
【監督・脚本】
萬野達郎
【プロデューサー】
れんげひろたか
【キャスト】
連下浩隆、瀬戸かほ、渡辺裕之、矢崎広、渡部直也、米本学仁、古坂大魔王
【作品概要】
萬野達郎監督が手がけた『ストレージマン』は、人が住むことを禁止されている密室空間であるトランクルームを舞台に、コロナ禍の閉塞感を描き、設定自体にダブルミーニングを持たせています。
本作で主演を務めた連下浩隆はプロデューサーとして参加。全く異なる性格のキャラクターを一人二役で挑戦している瀬戸かほや、ベテランの渡辺裕之らが脇を固めます。
経済情報メディア・NewsPicksやNHKワールドの経済番組で演出を担当してきた萬野監督の手腕が光る本作は、国内コンペティション部門観客賞(短編部門)を受賞。
福岡インディペンデント映画祭2022ではグランプリに輝き、その後もロサンゼルス・アジア映画祭にて作品賞と主演男優賞にノミネート、北九州最大の映画フェスRising Sun International Film Festival入選、カナダ・スクリーン・アワード認定の映画祭 Silver Wave Film Festivalにて最優秀外国作品賞を受賞と国内外問わず高い評価を受けています。
『ストレージマン』のあらすじ
自動車工場の派遣社員・森下は妻と娘の3人暮らし。
社宅に住み、娘の誕生祝を家族で祝うなど、慎ましいながらも幸せに暮らしていました。
しかし、コロナショックで派遣切りにあい、職を失ってしまいます。
同じ頃、妻もパート職を失い、将来に不安を抱き、森下と口論になります。
妻に対していら立った森下は、手を上げてしまいました。
それが原因で妻の両親がやってきて、妻との離婚を要求します。
結局妻は子どもを連れて実家に戻り、会社からは社宅の立ち退きを迫られた森下。
荷物を持ち、途方に暮れていた時、目についたのはトランクルームです。
トランクルームは荷物を預ける狭い部屋ですが、雨風もしのげ、鍵もちゃんとかかります。
誘惑に負けた森下は、トランクルームでこっそりと生活を始めました。
まとめ
数多くの映画祭で高い評価を受けた40分の短編映画『ストレージマン』。
人生のどん底を彷徨う主人公に容赦ない仕打ちの数々。驚くべき視点で描いたブラックユーモアからも目が離さず、緊張感を持続させます。社会に、そして個人の生活に絶望した主人公が最後に下した決断とは一体何なのか。
舞台挨拶トークショーも予定されている劇場にて、結末を是非確かめて下さい。
映画『ストレージマン』は12/16(金)より池袋HUMAXシネマズにて3日間限定の先行上映!