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Entry 2022/11/17
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『ストレージマン』あらすじと上映館。俳優 連下浩隆が自らプロデューサーを行った意欲作《SKIPシティ映画祭観客賞・福岡インディペンデント映画祭グランプリ作品》

  • Writer :
  • Cinemarche編集部

2022年12月16日(金)に劇場先行公開決定!ポスタービジュアルと予告編が解禁

コロナショックによる派遣切りによって職を失い、住む家も家族も失った男が、住むことを禁止されているトランクルームでの生活へと追い詰められていく現代の閉塞感を描いた問題作『ストレージマン』。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022にて短編部門での観客賞受賞、福岡インディペンデント映画祭2022ではグランプリに輝くなど、数多くの映画祭で高い評価を受け、池袋HUMAXシネマズでの劇場先行公開が決定しました。


(C)MANTRIX PICTURES

映画『ストレージマン』が12/16(金)より池袋HUMAXシネマズにて3日間限定の先行公開が決定。
あわせてポスタービジュアルと予告編が解禁。監督、メインキャスト2人のコメントが到着しました。

映画『ストレージマン』とは


2019年に強制不妊を題材としたSF短編『Motherhood』 にて鮮烈なデビューを果たした、萬野達郎監督の短編2作目である本作。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022にてワールド・プレミア上映後、短編部門で観客賞を受賞。福岡インディペンデント映画祭2022グランプリに輝きます。その後もロサンゼルス・アジア映画祭にて作品賞と主演男優賞にノミネート、北九州最大の映画フェスRising Sun International Film Festival入選、カナダ・スクリーン・アワード認定の映画祭 Silver Wave Film Festivalにて最優秀外国作品賞を受賞など、数多くの映画祭で高い評価を受けています。

トランクルームでの生活を始める主人公・森下を演じる連下浩隆はプロデューサーとしても本作に参加。

その妻・晶子役を『クレマチスの窓辺』(2020)、『この日々が凪いだら』(2021)、『New Religion』(2023)で知られる瀬戸かほが演じ、妻と瓜二つなトランクルームの住人との一人二役に挑戦。

また脇を固めるキャスト陣には『47RONIN』(2013)をはじめ日米両国で活躍する米本学仁や渡辺裕之らが名を連ね、声優として古坂大魔王も参加しています。

萬野達郎監督コメント

新型コロナの感染拡大は、人々の暮らしを一変させました。今まで普通の生活を送っていた多くの方々が、今なおコロナにより苦しめられています。コロナにより全てを失った主人公が、もう一度立ち上がる姿を描くことで、貧困や格差社会に苦しむ人々の心に、少しでも「希望の火」を灯せればと願っています。ぜひ劇場でご覧ください。

連下浩隆コメント


(C)MANTRIX PICTURES

萬野監督の容赦ない演出によって徹底的に追い込まれていく森下。
そんな彼の弱さやみっともなさと常に向き合った作品でした。
萬野監督をはじめ、素晴らしいキャストや制作チーム皆様、そのほかにも数えきれないほどの方々とこの映画を通じて出会いました。自分はつくづく人の縁に助けられて生きてきていると改めて感じます。
一人でも多くの方にこの映画が届く事を心から願っています。

瀬戸かほコメント


(C)MANTRIX PICTURES

生きてきた過程も考え方も大切にしているものも、
なにもかもが違うふたりを演じることは難しくて楽しかったです。とても大切な作品になりました。
ひとりでも多くの方にこの作品が届くことを願っています。

ぜひ劇場へお越しください。

『ストレージマン』の作品情報


(C)MANTRIX PICTURES

【日本公開】
2022年公開(日本映画)

【英題】
Storage Man

【監督・脚本】
萬野達郎

【プロデューサー】
れんげひろたか

【キャスト】
連下浩隆、瀬戸かほ、渡辺裕之、矢崎広、渡部直也、米本学仁、古坂大魔王

【作品概要】

萬野達郎監督が手がけた『ストレージマン』は、人が住むことを禁止されている密室空間であるトランクルームを舞台に、コロナ禍の閉塞感を描き、設定自体にダブルミーニングを持たせています。

本作で主演を務めた連下浩隆はプロデューサーとして参加。全く異なる性格のキャラクターを一人二役で挑戦している瀬戸かほや、ベテランの渡辺裕之らが脇を固めます。

経済情報メディア・NewsPicksやNHKワールドの経済番組で演出を担当してきた萬野監督の手腕が光る本作は、国内コンペティション部門観客賞(短編部門)を受賞。

福岡インディペンデント映画祭2022ではグランプリに輝き、その後もロサンゼルス・アジア映画祭にて作品賞と主演男優賞にノミネート、北九州最大の映画フェスRising Sun International Film Festival入選、カナダ・スクリーン・アワード認定の映画祭 Silver Wave Film Festivalにて最優秀外国作品賞を受賞と国内外問わず高い評価を受けています。

『ストレージマン』のあらすじ


(C)MANTRIX PICTURES

自動車工場の派遣社員・森下は妻と娘の3人暮らし。

社宅に住み、娘の誕生祝を家族で祝うなど、慎ましいながらも幸せに暮らしていました。

しかし、コロナショックで派遣切りにあい、職を失ってしまいます。

同じ頃、妻もパート職を失い、将来に不安を抱き、森下と口論になります。

妻に対していら立った森下は、手を上げてしまいました。

それが原因で妻の両親がやってきて、妻との離婚を要求します。

結局妻は子どもを連れて実家に戻り、会社からは社宅の立ち退きを迫られた森下。

荷物を持ち、途方に暮れていた時、目についたのはトランクルームです。

トランクルームは荷物を預ける狭い部屋ですが、雨風もしのげ、鍵もちゃんとかかります。

誘惑に負けた森下は、トランクルームでこっそりと生活を始めました。

まとめ


(C)MANTRIX PICTURES

数多くの映画祭で高い評価を受けた40分の短編映画『ストレージマン』。

人生のどん底を彷徨う主人公に容赦ない仕打ちの数々。驚くべき視点で描いたブラックユーモアからも目が離さず、緊張感を持続させます。社会に、そして個人の生活に絶望した主人公が最後に下した決断とは一体何なのか。

是非、劇場で確かめてください。

映画『ストレージマン』は12/16(金)より池袋HUMAXシネマズにて3日間限定の先行公開!


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