リアルをスケボーに乗せて
世界中が注目しているガールズスケートクルー “スケート・キッチン”。
彼女たちを主演に迎えた映画『スケート・キッチン』は2019年5月10日(金)より渋谷シネクイントほかにてロードショーされます。
さまざまな人種的バックグラウンドをもつ少女たちが、男社会に生きる女性の生き様と、仲間意識や自己発見の大切さを学び成長していく姿を描いた本作。
少女たちがスケボーとともに駆け抜けた青春を、鮮やかな映像で捉えた予告編映像が完成しましたのでご紹介します。
映画『スケート・キッチン』の予告映像
この度解禁された予告編では、家の2階からロープを使ってボードを外に出し、親に隠れてスケートボードに熱中するカミーユの姿から始まります。
仲間と出会い打ち解けていく姿が、彼女たちのスケボーシーンと合わせて映されます。
そして、スケボーに反対する母との確執が起こってしまい、スケボーで駆け抜けるカミーユ。
その後、スケートボーダーの男の子と出会い、惹かれて行くカミーユの姿が映し出されます。
しかし、仲間内でのいさかいなどによって順風満帆だった日常に亀裂が入っていくヒリヒリとした瞬間が。
そして予告最後には、笑顔で街を疾走する “スケート・キッチン”たちの姿が映されます。
実際にスケートボーダーとして活躍する彼女たちだからこその技術も感じることができますね。
“いま”を生きる少女たちのリアルを切り取った予告編となっています。
映画『スケート・キッチン』の作品情報
【日本公開】
2019年(アメリカ映画)
【原題】
Skate Kitchen
【監督】
クリスタル・モーゼル
【キャスト】
スケート・キッチン(カブリーナ・アダムズ/ニーナ・モラン/ジュールス・ロレンゾ/アーディーリア・ラブレス/レイチェル・ヴィンベルク/アジャ ニ・ラッセル/ブレン・ロレンゾ)、ジェイデン・スミス、エリザベス・ロドリゲス
【作品概要】
2016年にクリスタル・モーゼル監督が発表した短編『The One Day』をもとに、長編映画に仕上げた本作。
モーゼル監督は本作で第28回ゴッサム賞ブレイクスルー監督賞にノミネートされました。
出演しているメインキャストの女の子たちは、実在するスケートボーディング・チーム「スケート・キッチン」のメンバー。
メインキャストなかで唯一のプロ俳優は、ジェイデン・スミス。
ウィル・スミスの息子でもある彼のスクリーンデビュー作は、親子で共演した『幸せのちから』(2006)。『地球が静止する日』(2008)でジェニファー・コネリーの息子役、『ベスト・キッド』(2010)では、ジャッキー・チェン扮するハンにカンフーの教えを乞う少年ドレを演じるなど、人気の若手俳優の1人です。
映画『スケート・キッチン』のあらすじ
ニューヨーク郊外に住む17歳の内気な女の子カミーユ。
彼女はスケートボードに熱中していましたが、怪我が原因で母親からスケートを止めるように言われてしまいました。
ある日、彼女は“スケート・キッチン”と呼ばれる女の子たちだけのスケートクルーと出会います。
彼女たちの一員となり、母親との関係は悪化。それでもどんどんスケートにのめり込んでいくカミーユ。
そんななかカミーユは謎のスケートボーダー男子に恋をしてしまいました。
しかし、この男子との関係はスケボーのトリックを決めるよりも難しいことが発覚し…。
まとめ
“描かれている女の子たちはリアルで、それでいて素晴らしい”
ーVillage Voice映画『スケート・キッチン』
5月10日(金)より 渋谷シネクイントほかにてロードショー#SkateKitchen #SkateKitchenJP #スケートキッチン #ガールズスケーター
c 2017 Skate Girl Film LLC. pic.twitter.com/bOQZF3UqKI— 映画『スケート・キッチン』 (@skatekitchenjp) 2019年4月9日
2018年のサンダンス映画祭で絶賛され、各国の映画賞を受賞した本作。
本作は、2011年よりMiu Miuが始めたプロジェクト「Miu Miu Women’sTales」(Miu Miu【女性たちの物語】)の1本として、2016年『That One Day』というタイトルで発表され
た短編が元になっています。
性別、家族との関係、友情と恋愛のはざまでの迷い…。
さまざまな葛藤を抱えた“スケート・キッチン”のメンバーたちが、手を取り合って前へ進んで行く姿は、観たものすべてに元気を与えてくれることでしょう。
映画『スケート・キッチン』は2019年5月10日(金)より渋谷シネクイントほかにてロードショーです。