STAR CHANNEL MOVIES作品『Sad Hill Unearthed(英題)』日本公開&邦題決定!
2017年東京国際映画祭で話題沸騰、強烈な爪痕を残した ドキュメンタリー映画『Sad Hill Unearthed(英題)』。遂に待望の日本公開が決定致しました。
『サッドヒルを掘り返せ』という邦題で2019年3月8日(金)より、シネマカリテほか全国順次ロードショー!
映画『サッドヒルを掘り返せ』の作品情報
【公開】
2019年(スペイン映画)
【原題】
『Sad Hill Unearthed』
【監督・製作・脚本・撮影・編集】
ギレルモ・デ・オリベイラ
【キャスト】
エンニオ・モリコーネ、クリント・イーストウッド、クリストファー・フレイリング、アレックス・デ・ラ・イグレシア、ジェイムズ・ヘットフィールド、ジョー・ダンテ、エウヘニオ・アラビソ、セルジオ・サルヴァティほか
【作品概要】
マカロニ・ウエスタンの名作『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(1966)における伝説的シーンのロケ地「サッドヒル」。撮影用に作られた墓地が当時のまま人知れず残っていた!
有志のファンが撮影現場を再現するという一大プロジェクトの記録と、製作関係者らが撮影当時を振り返りエピソードを語るという、映画ファン必見のドキュメンタリー。
クリント・イーストウッド、エンニオ・モリコーネをはじめ、クリストファー・フレイリング(映画歴史家)、ジョー・ダンテ(映画監督)、米ヘビーメタルバンド『メタリカ』のボーカリスト・ギタリストあるジェイムズ・ヘットフィールドら、名だたる著名人たちの貴重なインタビューが交わる夢のドキュメンタリー映画です。
映画『サッドヒルを掘り返せ』のあらすじ
2015年10月、『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(セルジオ・レオーネ監督/1966)のファンたちが、スペインのブルゴス撮影された映画のラストシーンのロケ地を訪れました。
この有志たちは、草や土に埋もれたまま49年もの間眠っていたサッドヒル墓地を掘り返し、再び命を吹き込もうとします。
この一大プロジェクトのニュースは瞬く間に世界に広まり、毎週末、ヨーロッパ中から沢山の人々がこの復元作業に一役買うために集まってくるようになりました。
スクリーンの中へ憧れを抱き続ける映画ファンの夢とパッションだけでなく、性別や世代、人種をも超え、アートや音楽、文化がどのように人々に影響を与えるかについて探求した、心に響く傑作!
西部劇映画の名作『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』とは
参考作品:『続・夕陽のガンマン』(1966)
セルジオ・レオーネ監督による、1966年の叙事詩的なマカロニ・ウェスタンの名作中の名作で、西ドイツとイタリア、スペインの共同で制作されました。
出演は前作『夕陽のガンマン』(1965)と同じくクリント・イーストウッドとリー・ヴァン・クリーフ、『ロード・ジム』のイーライ・ウォラックなど。
脚本はフリオ・スカルペッリとルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ、レオーネによって書かれました。
エンニオ・モリコーネが作ったこの映画の音楽は現在でも有名。
また、この映画は『荒野の用心棒』(1964)と『夕陽のガンマン』から続く「ドル箱三部作」の第3作目であるとされています。
物語は南軍の金貨を求めて、南北戦争のアメリカを冒険する3人のガンマンを中心に展開していきます。
マカロニ特有の薄汚さを残しつつ伊歌劇を思わせる荘重さも漂わせる、根強いファンを持つツウを唸らせた作品です。
まとめ
およそ49年もの間、人知れず眠り続けていた『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』のロケ現場「サッドヒル」を復元しようとする映画ファン。
彼らの熱い思いがヨーロッパ中に知れ渡り、各地からスコップやクワを手にしたファンたちがスペインの荒れ地で起こした奇跡のプロジェクトをみっちりと映像に収めた本作。
スクリーンの中へ憧れを抱き続ける映画ファンの夢とパッションのみならず、性別や世代、人種をも超え、アートや音楽、文化がどのように人々に影響を与えるかについて探求した、心に響く作品となっています。
『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』はBS10スターチャンネルにて11月より放送予定です。
まずは『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』をご覧になれば、『サッドヒルを掘り返せ』に登場するファンと一緒に盛り上がれること間違いなしです!
『サッドヒルを掘り返せ』は2019年3月8日(金)より、シネマカリテほか全国順次ロードショー!