熊澤尚人監督作品映画『隣人X 疑惑の彼女』が2023年12月1日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
第14回小説現代長編新人賞を受賞した『隣人X』(パリュスあや子著)が、タイトルを『隣人X 疑惑の彼女』とし、上野樹里と林遣都の共演で映画化決定。
映画は、『君に届け』(2010)や『おもいで写真』(2021)の熊澤尚人が監督を務めます。
上野樹里とは17年振り、林遣都とは15年振りにタッグを組むという熊澤尚人が、初共演となるふたりの魅力を存分に引き出した異色ロマンスです。
『隣人X 疑惑の彼女』は、2023年12月1日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショーです。
映画『隣人X 疑惑の彼女』とは?
第14回小説現代長編新人賞を受賞した『隣人X』(パリュスあや子著)を原作とし、熊澤尚人監督が取りまとめた映画『隣人X 疑惑の彼女』。
物語は、日本が故郷を追われた惑星難民Xの受け入れを発表したことから始まります。惑星難民Xは、元になる人間そっくりに変形することができます。
惑星難民Xはどこにいるのでしょう。もしかして、隣に住んでいるあの人では? または、自分ではないけれど自分そっくりのもう一人の自分がいるとしたら、それは惑星難民Xかもしれません。こんな不安を駆り立てる原作ですが、映画化に際しては、原作の要素を引き継ぎながら、新た展開や設定が盛り込まれました。
小説では派遣社員として大手企業に勤める土留紗央(26歳)、コンビニと宝くじ売場のかけもちバイトで暮らす柏木良子(45歳)、日本の大学進を目指すベトナムからの留学生リエン(19歳)と世代の異なる3人の女性視点から物語が展開します。
映画では、誰の視線で物語を進めるか、どこに軸を置くかで監督たちは悩んだと言います。どこに視点を置くかでさまざまな問題点が浮き彫りになる難しい作品でしたが、製作陣は知恵を絞ります。
こうして、主演に上野樹里、林遣都を招いた異色ミステリーなラブロマンス作品が出来上がりました。
映画『隣人X 疑惑の彼女』の作品情報
【日本公開】
2023年(日本映画)
【脚本・監督・編集】
熊澤尚人
【原作】
パリュスあや子:「隣人X」(講談社)
【主題歌】
chilldspot「キラーワド」(PONY CANYON/RECA Records)
【キャスト】
上野樹里、林遣都、野村周平、川瀬陽太、嶋田久作、原日出子、バカリズム、酒向芳
映画『隣人X 疑惑の彼女』のあらすじ
ある日、日本は故郷を追われた惑星難民Xの受け入れを発表しました。
人間の姿をそっくりコピーした惑星難民X。日常の中にに紛れ込んだXがどこで暮らしているのか誰も知りません。
Xは誰なのか?彼らの目的は何なのか? 人々は言葉にならない不安や恐怖を抱き、隣にいるかもしれないXを見つけ出そうと躍起になります。
週刊誌記者の笹は、スクープのため正体を隠して惑星難民X疑惑のある良子へ近づきます。ふたりは少しずつ距離を縮めていき、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えました。
しかし、良子が惑星難民Xかもしれないという疑いを払拭できずにいます。良子への想いと本音を打ち明けられない罪悪感、記者としての矜持に引き裂かれる笹が最後に見つけた真実とは……。
まとめ
第14回小説現代長編新人賞受賞パリュスあや子の『隣人X』が、タイトル『隣人X 疑惑の彼女』として映画化されました。
日本に受け入れられた惑星難民Xは、果たしてどこに住んでいて、何をしているのでしょう。ふと自分の隣人も疑ってみたくなります。
次々と登場する男女の間におこる恋愛も巻き込んだ、疑われる女と真実を探る記者を巡る、異色のミステリーロマンス『隣人X 疑惑の彼女』。公開が待たれます。
熊澤尚人監督作品映画『隣人X 疑惑の彼女』は、2023年12月1日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー!