この映画で、アトランタ・オリンピック爆破事件の“真実”を知る。
この度、ワーナー・ブラザース映画配給により『アメリカン・スナイパー』クリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』が、2020年1月17日(金)より日本公開されることが決定致しました。
東京オリンピックが開催される2020年、アカデミー賞俳優、サム・ロックウェル、キャシー・ベイツらを迎えて贈る『リチャード・ジュエル』は、1996年アトランタ・オリンピックの爆破テロ事件の容疑者と、真実を追う弁護士を描く実話です。
全世界待望のクリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』の日本公開決定を受けて、日本版予告編&メイキング写真が同時解禁となりました。
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映画『リチャード・ジュエル』について
参考:『リチャード・ジュエル』アメリカ版ツイッター
From director Clint Eastwood – The world will know his name and the truth. #RichardJewell – Only in theaters December 13. pic.twitter.com/YVAhxZ26a1
— Richard Jewell (@RJewellFilm) October 23, 2019
『アメリカン・スナイパー』(2014)、『ハドソン川の奇跡』(2016)、『15時17分、パリ行き』(2018)、『運び屋』(2018)と、実話を基に“衝撃の真実”を描いてきたクリント・イーストウッド監督。
89歳、40本目となる監督最新作『リチャード・ジュエル』は、1996年のアトランタ・オリンピックで起こった爆破テロ事件の“真実”を描く“衝撃の問題作です。
映画『リチャード・ジュエル』の予告編
今回解禁となった予告編は、パニックに陥った五輪会場の公園で「爆弾だ!早く逃げろ!」と人々を避難させるジュエルの姿、警察による爆破物の検証場面から始まります。
「彼が爆破犯だと?」というFBIと思われる声に、爆弾を発見した警備員に疑いの目が向けられたことが示唆。
彼の無実を信じるたった一人の弁護士ワトソンは「容疑が晴れるまで黙秘しろ、俺が話す」とアドバイスし、息子を愛する母ボビー(キャシー・ベイツ)は「母さんが守るからね」と、第一容疑者となった息子への報道を見つめます。
声紋判定のためにボイスサンプルが欲しいFBIは、ジュエルに「公園に爆弾がある、爆発まで30分」と言えと強要。
ワトソンは「彼を陥れようとしているのは、政府とマスコミだ」と会見で釘を刺しますが、「事件を起こす動機は、ヒーロー願望と警察への憧れ」だとする女性記者キャシー・スクラッグス(オリビア・ワイルド)によって、“悪人か聖人か”という記事がスクープされ、容疑者報道は次第にエスカレートしていきます。
その頃、FBIの取調室では、「公園に爆弾がある、爆発まで30分」と執拗に迫る捜査官(ジョン・ハム)の尋問が続き…。
緊迫感に溢れる衝撃的な映像となっています。
映画『リチャード・ジュエル』のメイキング写真
本記事冒頭に掲載した、撮影現場でのひとコマをとらえた3ショットのメイキング写真。
クリント・イーストウッド監督が話しかけ、スーツで正装した主人公リチャード・ジュエル役のポール・ウォルター・ハウザーと、弁護士ワトソンを演じるサム・ロックウェルが耳を傾けています。
腕組みをしたサムが監督をじっと見つめている姿が印象的な1枚です。
映画『リチャード・ジュエル』の作品情報
【日本公開】
2020年(アメリカ映画)
【原作】
マリー・ブレナー バニティ・フェア 「American Nightmare―The Ballad of Richard Jewell」
【原題】
RICHARD JEWELL
【監督・製作】
クリント・イーストウッド
【製作】
ティム・ムーア、ジェシカ・マイヤー、ケビン・ミッシャー、レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・デイビソン、ジョナ・ヒル
【脚本】
ビリー・レイ
【キャスト】
サム・ロックウェル、キャシー・ベイツ、ポール・ウォルター・ハウザー、オリビア・ワイルド、ジョン・ハム
映画『リチャード・ジュエル』のあらすじ
1996年、アトランタ・オリンピック開催中に爆破テロ事件が勃発。
不審なバックを発見した警備員リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)の迅速な通報によって数多くの力で多くの人命が救われました。
ですが、爆弾の第一発見者であることでFBIから疑われ、第一容疑者として逮捕されてしまうジュエル。
ジュエルの窮地に立ち上がった弁護士のワトソン・ブライアント(サム・ロックウェル)は、この捜査に異を唱えますが…。
まとめ
参考:『リチャード・ジュエル』アメリカ版ツイッター
The world will know his name and the truth. #RichardJewell – Only in theaters December 13. pic.twitter.com/EHGkLKq7zY
— Richard Jewell (@RJewellFilm) October 3, 2019
本作で描かれる爆破テロ事件は国とメディア報道、それに便乗する世間の誹謗中傷。SNSの普及により冤罪社会が確立された現代社会にも通じる、他人事ではない事件です。
同時に、“真実”を伝えるはずのメディア報道に対する危機管理の問題も浮かび上がります。
リチャード・ジュエルは悪人なのか、それとも聖人なのか!?その真実は、スクリーンで明らかになります。
巨匠クリント・イーストウッド監督がアカデミー俳優を迎えて贈る、“真実“のヒューマンドラマ『リチャード・ジュエル』は、オリンピック・イヤーの幕開けとなる2020年1月17日(金)より日本公開です。