ようこそ、混沌と狂気の撮影現場へ。
衝撃の問題作が遂に公開。
SAINT LAURENT presentsの、ギャスパー・ノエ監督最新作『LUX ATERNA(原題)』。
この度、『ルクス・エテルナ 永遠の光』の邦題で、「のむコレ2020」にて2020年11月20日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋での公開が決定しました。
あわせて、ポスタービジュアルと、2種類の予告編が解禁となります。
ポスタービジュアルでは、「ようこそ、混沌と狂気の撮影現場へ」というキャッチコピーと共に、柱に縛り付けられたシャルロット・ゲンズブールと顔を隠したベアトリス・ダルが、七色の炎に包まれるアート感溢れるデザインとなっています。
※本記事でご紹介します予告編には、光に対して敏感なお客様がご覧になられた場合、光の点滅が続くなど、光感受性反応による諸症状を引き起こす可能性のあるシーンが含まれております。ご鑑賞頂く際には予めご注意下さい。
CONTENTS
映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』について
アートと深い関わりを持ち続けるファッションブランド、サンローランのクリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロが「様々な個性の複雑性を強調しながら、サンローランを想起させるアーティストの視点を通して現代社会を描く」というコンセプトでスタートさせたアートプロジェクト「SELF」。
ギャスパー・ノエ監督最新作『ルクス・エテルナ 永遠の光』はそのプロジェクト作品として制作され、2018年カンヌ国際映画祭監督週間にて芸術映画賞を受賞した『CLIMAX クライマックス』に続き、2019年同映画祭ミッドナイトスクリーニングにて上映。
絶賛・酷評の賛否両論を巻き起こし、ギャスパー・ノエはあらためて唯一無二の個性を見せつけました。
主演を務めるのは『ニンフォマニアック』のシャルロット・ゲンズブール、『ベティ・ブルー』のベアトリス・ダルに加え、『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』より女優業にも進出するモデルのアビー・リー・カーショウや、ミカ・アルガナラズ、ルカ・アイザック、ポール・ハメリンといったトップモデルらも出演しています。
アンソニー・ヴァカレロとは?
アンソニー・ヴァカレロは、「サンローラン」のクリエイティブディレクター。
ベルギー出身。2009年に、自身の名を冠したブランド創設。2015年、ヴェルサスヴェルサーチのクリエイティブディレクターに就任。
2016年より現在までサンローランのクリエイティブディレクターを務めています。
創業者イヴ・サンローランが作り上げたブランドを受け継ぎながら、飛躍的に成長させたエディ・スリマン、その後任という大きな重責を担う若きデザイナーです。
映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』の予告編
狂気編の予告
予告編は、狂気編と混沌編の2パターン。
狂気編では分割された画面の中で、火あぶりに関する会話から始まり、赤・緑・青の痛いほどビビッドな色彩と共に、シャルロット・ゲンズブールとベアトリス・ダルの二人が叫び狂う姿が描かれています。
一方、混沌編では同じような構成ながらも、ヴェルディのレクイエム「怒りの日」の有名な音楽と共に、カール・Th・ドライヤーの映画「怒りの日」の火刑の映像が引用され、カオス感渦巻くトレーラーとなりました。
映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』の作品情報
混沌編の予告
【日本公開】
2020年(フランス映画)
【原題】
LUX ATERNA
【監督・脚本】
ギャスパー・ノエ
【キャスト】
シャルロット・ゲンズブール、ベアトリス・ダル、アビー・リー・カーショウ、クララ3000、クロード・ガジャン・マウル、フェリックス・マリトー、フレッド・カンビエ、カール・グルスマン、ローラ・ピリュ・ペリエ、ルー・ブランコヴィッチ、ルカ・アイザック、マキシム・ルイス、ミカ・アルガナラズ、ポール・ハメリン、ステファニア・クリスティアン、トム・カン、ヤニック・ボノ
映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』のあらすじ
魔女狩りを描く映画の撮影現場。
女優、監督、プロデューサー、それぞれの思惑や執着が交錯し、現場は次第に収拾のつかない混乱状態へと発展していきます。
分割された画面、流れるようなカメラワーク、痛いほどビビットな色彩が、見た者を狂気的な映画撮影のカオスへと引きずり込み…。
まとめ
カンヌ国際映画祭で絶賛・酷評の賛否両論を巻き起こした、鬼才ギャスパー・ノエの最新作がついに日本上陸です。
映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』は、「のむコレ2020」にて2020年11月20日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋で公開。
他ではなかなか観られない個性の強い作品が集まる「のむコレ」で、とりわけ異様さを放つ本作を、ぜひスクリーンでご鑑賞ください。