東京・池袋に「熊本に虹を架ける映画館」が1日限定で開館!
支援の輪、拡がる!熊本県出身の女優がたった2人で立ち上げた熊本地震復興支援チャリティー映画イベントが、コロナ禍を経て4年ぶりの対面開催となります。
この度、2021年に果たせなかった映画館での開催に再チャレンジすべく、感染対策を行いながら、2023年4月14日(金)に熊本地震復興支援チャリティー映画イベント第9回目を開催する運びとなりました。
それに伴い、本企画に賛同した池袋HUMAXシネマズが、1日限定で「熊本に虹を架ける映画館」に変貌し、開催します。
『熊本に虹を架ける映画館』について
2016年4月14日(金)・16日(日)に熊本・大分で相次いで発生した「熊本地震」から今年で7年の月日が経ちます。
「熊本地震」は国内観測史上最大となる計測震度6.7を観測し、甚大な被害をもたらしました。
そんな中、同年、故郷を離れ東京で活動していた熊本県出身の女優、小沢まゆと芋生悠が、自分たちの仕事である『映画』を通して「東京から熊本へエールを送りたい」という想いを込め、「熊本地震復興支援チャリティー映画会」という復興支援のチャリティーイベントを立ち上げました。
2016年11月に第1回目を開催して以降、2人の出演作や、本企画に賛同した同郷の行定勲監督の作品『うつくしいひと サバ?』(2017)などを上映し、多くの方々のご協力のもと活動を続けてきました。そして、その中で得た収益や募金は全て被災地へ届けてきました。
一昨年2021年の第8回目は、イベント名を新たに「熊本に虹を架ける映画館」とし、池袋HUMAXシネマズで開催を予定しチケットも完売していた中、新型コロナウィルス感染症対策のための第3回緊急事態宣言が発令されたことで止む無く開催中止となりました。(第8回目はオンライントークイベントに切り替え、収益と募金を被災地へ送りました。)
この度、2021年に果たせなかった映画館での開催に再チャレンジとなり、1日限定で「熊本に虹を架ける映画館」に変貌し、開催します。
上映作品は、小沢まゆが初プロデュースと主演を務めた映画『夜のスカート』(2022/小谷忠典監督)と、芋生悠が出演している映画『浮かぶ』(2022/吉田奈津美監督)の2本立て。また上映後には、小沢まゆ、芋生悠に加え、『浮かぶ』の吉田奈津美監督、出演者の田中なつ、諏訪珠理などが登壇するトークイベンントも行う予定です。
また、芋生悠がデザインを手がけたオリジナルTシャツを限定販売し、諸経費を差し引いた金額も被災地へ寄付します。
※上映作品の製作会社ならびに配給会社、トークゲストは無償でご協力いただいております。
※池袋HUMAXシネマズへは収益から然るべき料金を支払います。
※本イベントは、劇場の感染症対策ガイドラインに沿って行います。
小沢まゆのコメント
熊本地震発生当時、被災した実家が心配で居ても立っても居られず、熊本空港が再開してすぐに熊本へ飛びました。
その時に目の当たりにした傷だらけの故郷の様子は今でも忘れられません。
あれから7年の月日が経ち、建物や道路などの復興はかなり進みましたが、完全な復興や被災された方々の心の復興にはまだまだ時間がかかると聞きます。これからも私たちにできるかたちで故郷のお手伝いを続けていきたいと思っていますので、一緒に熊本へエールを送って頂けると嬉しいです。
4年ぶりの対面開催!映画館で皆様にお会いできることを楽しみにしています。
芋生悠のコメント
今年も「熊本に虹を架ける映画館」を開催します。この企画は熊本地震のあった年 2016年から続けていますが、今回はコロナ禍の期間を経て1発目の映画館での開催ということもあり、直接皆様とお会いできることに胸を膨らませています。
池袋HUMAXシネマズさんにご協力頂き、小沢さんと私の出演作2作でチャリティー上映をします。デザインさせて頂いたチャリティーTシャツも映画館内にありますので併せてご覧ください。
東京から熊本へ皆様の思いを繋げる役目ができるよう尽力致します。
『熊本に虹を架ける映画館』開館詳細
【日時・会場】
2023年4月14日(金)19:00~/池袋HUMAXシネマズ
(2作品連続上映後トークショー開催)
【料金】
一律1800円(税込)
※チケット料金から900円を熊本地震および令和2年7月豪雨の復興支援に充てます。
※オリジナルTシャツを限定販売し、売上から経費等を差し引いた全額を復興支援に充てます。
※チケット料金とは別に会場に募金箱を設置し、募金して頂いた全額を復興支援に充てます。
映画『夜のスカート』の作品情報
【公開】
2022年(日本映画)
【企画・プロデュース】
小沢まゆ
【監督・脚本】
小谷忠典
【キャスト】
小沢まゆ、木村知貴、新井葵来、南久松真奈、岩原柊、新井麻木
【作品概要】
東京の片隅。母を癌で失くした独身アラフォーの実佳は、勤め先の美容院で小学校の同級生の秋生と30年ぶりに再会します。ある夜、帰宅途中の実佳がアクシデントに見舞われ、駆け付けた秋生はなぜかスカート姿でした……。
「夜」から始まり「スカート」に終わる愛と解放の物語を、ユーモアとシリアスを織り交ぜて描いた作品。
映画『浮かぶ』の作品情報
【公開】
2022年(日本映画)
【監督・脚本】
吉田奈津美
【キャスト】
田中なつ、芋生悠、諏訪珠理、三坂知絵子、中原潤、小野孝弘、新津ちせ、竹下かおり
【作品概要】
高校卒業を控えた春。町に残る最後の林が伐採されることになり、結衣は林にまつわる天狗伝説に触れます。結衣は年子の妹である佳世が11年前に天狗による神隠しにあっていた事を知ると、次第に当時の記憶がよみがえります。
あの日、隣には自分もいたのに、なぜ佳世が選ばれたのか……天狗の神隠しから11年後の町に住む姉妹と、彼女たちを見守る幼馴染の少年の物語を通し、「選ばれること」の意味を見つめ、思春期の少年少女の心境を繊細に捉えた作品。
まとめ
熊本県出身の女優、小沢まゆと芋生悠が立ち上げた熊本地震復興支援チャリティー映画イベントがコロナ禍を経て4年ぶりの対面開催となる「熊本に虹を架ける映画館」。
『熊本に虹を架ける映画館』は、2023年4月14日(金)に池袋HUMAXシネマズにて1日限定で開催です。