映画『獣手』が2024年10月12日(土)シッチェス・カタロニア国際映画祭で上映!さらに国内での凱旋上映も近日予定!
異形の手をめぐる愛と再生のバイオレンス・サスペンス映画『獣手』。主演の俳優・福谷孝宏が自ら主演映画を企画し、全財産を注ぎ込み前編を撮影、後編はクラウドファンディングを実施して完成させました。
2024年1月より劇場公開を迎えたのち、11月1日(金)よりDVDリリースも決定された本作が、このたびシッチェス・カタロニア国際映画祭2024のミッドナイト・エクストリーム部門に入選しました。
今回のグローバル・リリースを記念し、国内劇場での凱旋上映も決定。
さらに、公開前から太鼓判を押していた斎藤工、吉岡里帆らの推薦コメントも解禁します。
CONTENTS
映画『獣手』とは?
主演の福谷孝宏が自ら企画した映画『獣手』は、失われた左手が異形のものへと変わってしまった男が繰り広げる凄惨な戦い、そして愛と再生を描いたバイオレンス・サスペンス。
福谷自身の出資で映画の前半部を撮影し、後半部の製作費をクラウドファンディングで募って完成にまでこぎつけました。
共演には和田光沙、川瀬陽太、松浦祐也、上西雄大、諏訪太朗ら実力派俳優陣が集結。そして『ラブ・シャーク 心霊調査ビッグサマー』『ラストシャーク』などを手がけた夏目大一朗が監督を務めました。
このたび、映画『獣手』が世界三大ファンタスティック映画祭の一つ「シッチェス・カタロニア国際映画祭2024」のミッドナイト・エクストリーム部門に入選。最新作『ラストシャーク』が公開中の夏目監督と、本作の主演・プロデューサーである福谷孝宏が現地ティーチインに参加予定です。
さらにグローバル・リリースを記念して国内劇場での凱旋上映が決定された他、本作をいち早く推薦していた斎藤工、吉岡里帆らのコメントも解禁されました。
「シッチェス・カタロニア国際映画祭2024」とは?
ベルギー・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭、ポルトガル・ポルト国際映画祭と並ぶ「世界三大ファンタスティック映画祭」のひとつ。
スペイン・バルセロナ近郊のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催され、ファンタジー映画・SF映画・ホラー映画・アニメーション映画などのジャンル映画に特化した、世界でも権威ある国際映画祭として知られる。
【開催期間】
2024年10月3日(木)~10月13日(日)
*映画『獣手』は2024年10月12日(土)上映
映画『獣手』グローバルリリース&日本凱旋上映・応援コメント(敬称略・順不同)
吉岡里帆(女優)
和田光沙さんが兎に角素敵でした。ファンタジーなのにどこまでも生々しく泥臭い…女性の持つ独特な激しい愛と切なさに心打たれました。男性の持つ獣手は人生への絶望感や劣等感、不甲斐なさ、様々な負と怖を含んでいるようで悲しかった。
齊藤工(俳優・映画監督)
『獣手』はジャンル映画に括れないこれまで誰も観た事の無い『獣手』と言うジャンルの作品福谷さんと和田さんの映画への実直な向き合い方に心地良くぶん殴られる。
瀬々敬久(映画監督)
マインドコントロール下による殺人、序盤は実録犯罪風映画かと思わせると一転、異形とバイオレンスの一大フィクション映画へと変わる様に驚かされた。でも本質は文芸ロマンであり、貧困格差で固定化された現実社会をぶった切るかのように獣手は振るわれる。だからこそ、終わり無きこのドラマに僕らは応援の声を上げるのだ。
酒井若菜(女優・作家)
序盤で寄せた眉間の数が一度も元に戻らないままエンディングを迎えた。
登場人物たちから噴き出し続ける臭いの強さに打ち負かされてしまったのかもしれない。
あのラストカットを、私はきっとこれから何度も思い出してしまうだろう。
生き抜かなければ、と思った。
佐伯日菜子(女優)
気づけば息を止めて見ていた。
こちらまで何らかの狂気に襲われそうな緊張感はリアルと「ありえない」の境界線をなくしていく。
圧倒的な熱量と吐く息の白さはスクリーンを通して本気を感じさせる。
監督・主演キャスト記念コメント&プロフィール
主演・プロデュース:福谷孝宏
2020年、社会に押し潰されそうになった僕は映画を作るしかないと思った。
この映画製作を期に脱サラして、新しい家族ができ、多くの仲間に支えられ2024年、劇場公開を遂げ多くの方に観て頂いた。
『獣手』は私の人生を大きく変えた映画で、現時点での私の最高傑作だ。
まだまだ沢山の人に届くことを願って!
1984年生まれ。大阪府堺市出身。
2008年に俳優を目指し大阪から上京。『超高速ホットパンツロード』 『デッドクック』などの多数のVシネマ作品をプロデュース・出演。
2017~2021年、映像制作会社ノアドで活動。幅広いジャンルの映像作品の制作を行い、退社後に主演・プロデュース作『獣手』を製作する。
近年の出演作に『真・事故物件パート2/全滅』『牙狼-GARO- ハガネを継ぐ者』などがある。
監督・脚本:夏目大一朗
『獣手』の主人公は僕そのものです。
明確なビジョンなく、人に流され、フラフラと大人になってしまった自分自身。小さな小さな一歩から作られた作品。
人間の本能的な暴力性と、愛の持つ救いの力を描きたいと思った。まだはじまったばかり。
いつだってやり直せる。と修と小雪に言ってやりたい。
この作品があなたの心を少しでも動かしたなら幸いです。
1976年生まれ。東京都出身。ビッグサマー合同会社代表。
日本映画学校(現:日本映画大学)10期を卒業後、映像制作会社での勤務を経てフリーランスに。2009年に『スリーデイボーイズ』で商業監督デビュー。
主な監督作に『イド・シャーク ~心霊調査ビッグサマー~』『ラブシャーク』『ラストシャーク』などの国産サメ映画がある。
また心霊・オカルトを多角的に調査するニコニコ生放送でのチャンネル「心霊調査ビッグサマー」でも活動中。
映画『獣手』の作品情報
【日本公開】
2024年(日本映画)
【プロデューサー】
福谷孝宏
【監督】
夏目大一朗
【脚本】
春日康徳、夏目大一朗
【キャスト】
福谷孝宏、和田光沙、川瀬陽太、松浦祐也、内藤正記、飯田浩次郎、上西雄大、諏訪太朗
映画『獣手』のあらすじ
貧しいながらも淡々とした日々をすごしていた小暮修(福谷孝宏)。
彼のもとに、ある日突然現れた先輩の乾(川瀬陽太)。乾は修の家にあがりこみ、修にかつて関係のあった小雪(和田光沙)を呼び出させる。
暴力で修と小雪を支配し、二人に強盗をさせようとする乾であったが計画は失敗、修は左手を失ってしまう。
修は、”闇医者”別所(夏目大一朗)により一命を取り留めたが、その手は異形のものになっていた。手を切り落とした強盗団へ復讐を誓いながら、住んでいた街を離れる修と小雪。
異形の手を巡る、凄惨な戦いが始まった。
まとめ
「世界三大ファンタスティック映画祭」のひとつであるシッチェス・カタロニア国際映画祭のミッドナイト・エクストリーム部門に入選し、2024年10月12日(土)に同映画祭で上映されることが決定した映画『獣手』。
スペイン・バルセロナ近郊のリゾート地シッチェスに集う世界中の映画通たちに、『獣手』はどう受け止められ、どのような反響を得られるのか。
主演でありプロデューサーの俳優・福谷孝宏にとって「私の人生を大きく変えた映画」であり「現時点での私の最高傑作」である『獣手』の今後に、目が離せません。