Cinemarche

映画感想レビュー&考察サイト

新作映画ニュース

Entry 2019/09/26
Update

渡辺紘文監督の最新作が東京国際映画祭に入選!『普通は走り出す』と特集上映の予告編解禁

  • Writer :
  • 石井夏子

映画『普通は走り出す』はアップリンク吉祥寺にて2019年10月25日(金)より公開。

『そして泥船はゆく』『七日』『プールサイドマン』『地球はお祭り騒ぎ』が4作連続で東京国際映画祭へ正式出品され、『プールサイドマン』でドイツのニッポンコネクションでニッポン・ヴィジョンズ審査員賞を受賞。

©2018 FOOLISH PIGGIES FILMS

さらには最新作『叫び声』が東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に入選が決定するなど、国内外で高い評価を得ている渡辺紘文監督の劇場公開最新作『普通は走り出す』と特集上映の予告編が完成、解禁となりました。

スポンサーリンク

映画『普通は走り出す』について

©2018 FOOLISH PIGGIES FILMS

本作はロックバンド・トリプルファイヤーの楽曲にインスパイアを受け、映画監督とミュージシャンのコラボ映画祭MOOSIC LAB2018のために制作され、審査員特別賞を受賞

渡辺監督自身が演じる映画監督が映画製作に苦しみ、毒を吐き続けながら、やがて現実とも虚構ともつかない世界に足を踏み入れていく様を描く渡辺紘文版『8 1/2』ともいえる怪作となっています。

他に出演は、松本まりか(映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』、ドラマ『ブラックスキャンダル』等)、萩原みのり(映画『心が叫びたがってるんだ。』『お嬢ちゃん』等)他、ほのか、永井ちひろ、加藤才紀子ら豪華女優陣にも注目です。

映画『普通は走り出す』の予告編

公開された予告編では、映画製作に苦悩し、愚痴を炸裂させる映画監督の日常がトリプルファイヤーによる主題歌と共に独特のテンポで描かれ、観るものを奇妙な世界へと一気に引きずり込んでゆきます。

また、今泉力哉監督(『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』)からは「渡辺兄弟がいなかったら今の自分はいない。」と、山内ケンジ監督から「今現在、日本で面白く最も重要な映画作家」と絶賛コメントも見られ、期待が高まります。

スポンサーリンク

映画『普通は走り出す』の作品情報

©2018 FOOLISH PIGGIES FILMS

【日本公開】
2019年(映画)

【監督・脚本】
渡辺紘文

【劇中歌・主題歌】
トリプルファイヤー

【キャスト】
渡辺紘文、萩原みのり、古賀哉子、加藤才紀子、ほのか、黒崎宇則、永井ちひろ、久次璃子、平山ミサオ、松本まりか

映画『普通は走り出す』のあらすじ

©2018 FOOLISH PIGGIES FILMS

「蓮實重彦だろうが、アンドレ・バザンだろうが、淀川長治だろうが、佐藤忠男だろうが…!」など傍若無人に映画評論家への愚痴を炸裂させる大田原在住の自主映画監督。

電話の向こうの「直井さん」なる人物といい、こりゃヤツアタリの楽屋オチか!?と思いきや、トリプルファイヤーの怪曲群がミュージカル顔負けにパズルのピースとして完璧に組み込まれている精巧さ。

正しい意味でフェリーニを受け継いだ渡辺紘文版の『8 1/2』と呼ぶべき傑作。

そして問題のシーン、燃えていく老舗映画雑誌の表紙に写っている映画作家は誰だ!?

スポンサーリンク

まとめ

©2018 FOOLISH PIGGIES FILMS

同時開催される「異能・渡辺紘文監督特集上映 大田原愚豚舎の世界」では『八月の軽い豚』(2007)、『そして泥船はゆく』(2013)、『七日』(2015)、『プールサイドマン』(2016)、『地球はお祭り騒ぎ』(2017)の5本を加え、映画音楽家・渡辺雄司と共に兄弟によって、故郷・栃木県大田原市を拠点に旗揚げされた大田原愚豚舎の全貌をまとめて観ることができます。

100枚限定のオリジナルステッカー付3回鑑賞券(3枚セット・3600円)も発売が決定。アップリンク吉祥寺と、メイジャーのWEBサイトにて限定発売となります。

映画を観る意味、作る意味とは?自分にとっての映画とは?

悩める映画監督・渡辺紘文の、平成最後の自意識地獄めぐりを体感してください。

『普通は走り出す』は2019年10月25日(金)より、アップリンク吉祥寺にてロードショー

関連記事

新作映画ニュース

映画『君がいる、いた、そんな時。』あらすじとキャスト。公開日は2020年初夏に決定した迫田公介作品のワールドプレミア上映情報も!

問題を抱えながらも不器用に生きる3人が織りなすハートウォーミングな物語 このたび、企画・脚本・監督を手がけた迫田公介監督の長編初映画『君がいる、いた、そんな時。』が完成しました。 ©とび級プログラム …

新作映画ニュース

【劇場鑑賞券プレゼント】映画『左様なら』を5組10名様ご招待。上映は9月6日公開!

映画『左様なら』は2019年9月6日(金)よりアップリンク吉祥寺にて公開! MOOSIC LAB 2018長編部門にて初公開され、観客の圧倒的な支持を集めた『左様なら』。 新進気鋭の女性監督・石橋夕帆 …

新作映画ニュース

東陽一監督初の密着ドキュメンタリー『現在地はいづくなりや 映画監督東陽一』劇場公開情報!半世紀にわたり作品を撮り続けた監督が自らを振りかえる

『サード』、『わたしのグランパ』の東陽一監督初の密着ドキュメンタリー 映画監督にして脚本家の東陽一が、初めて自らの映画人生をカメラの前で語ります。 (C)2020 MONTAGE inc. 『サード』 …

新作映画ニュース

染谷将太×戸田恵梨香映画『最初の晩餐』あらすじとキャスト。予告編と場面写真が解禁!

父の遺言は、目玉焼きでした。 思い出の味で家族の時間を取り戻す、唯一無二の、新しいおみおくり。 染谷将太主演、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏など、日本映画界の豪華実力派俳優らが家族に扮した映 …

新作映画ニュース

ゴヤ賞新人男優賞受賞の映画『だれもが愛しいチャンピオン』ヘスス・ビダルのスピーチ映像紹介!

実在するハンディキャップ・チームとの絆を描く、オンリーワンの感動作! 映画『だれもが愛しいチャンピオン』は、実際に障がいを持つ600人もの中からオーディションで選ばれた10名の“俳優”が出演しています …

【Cinemarche】今週のおすすめ映画情報
【イッセー尾形インタビュー】映画『漫画誕生』役者として“言葉にはできないモノ”を見せる
【広末涼子インタビュー】映画『太陽の家』母親役を通して得た“理想の家族”とは
アーロン・クォックインタビュー|映画最新作『プロジェクト・グーテンベルク』『ファストフード店の住人たち』では“見たことのないアーロン”を演じる
【柄本明インタビュー】映画『ある船頭の話』百戦錬磨の役者が語る“宿命”と撮影現場の魅力
映画『ある船頭の話』2019年9月13日(金) 新宿武蔵野館他 全国公開
【望月歩×文晟豪インタビュー】映画『五億円のじんせい』の公開に思いを馳せる
【平田満インタビュー】映画『五億円のじんせい』名バイプレイヤーが語る「嘘と役者」についての事柄
【阿部はりか監督インタビュー】映画『暁闇』若さが抱える孤独さに共に“孤独”でありたい
【エリック・クー監督インタビュー】斎藤工との友情の映画制作とアジア発の若き映画作家たちの育成に努めたい
映画『凪待ち』2019年6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開【主演:香取慎吾/監督:白石和彌】
【白石和彌監督インタビュー】香取慎吾だからこそ『凪待ち』という被災者へのレクイエムを託せた
【Cinemarche独占・多部未華子インタビュー】映画『多十郎殉愛記』のヒロイン役や舞台俳優としても活躍する女優の素顔に迫る
日本映画大学
FILMINK
国内ドラマ情報サイトDRAMAP