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東京国際映画祭2018オールナイト上映!SFホラーのダークヒーロー作品とは

  • Writer :
  • 石井夏子

1980年代の映画はあらゆるジャンルが溢れたプログラムピクチャー最後の黄金時代!


Images courtesy of Park Circus/MGM Studios Images courtesy of Park Circus/Warner Bros. ©Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.

第31回東京国際映画祭にて、80年代を代表するSF・ホラー・アクションの名作3本が、「ミッドナイト・フィルム・フェス! 『金曜洋画劇場 in ’80s』」として一挙オールナイト上映されます。

ここでは上映の詳細と、上映作品『ターミネーター』『エルム街の悪夢』『ロボコップ』についてご紹介します。

I’ll be back(また戻ってくる)!『ターミネーター』(1984)


TERMINATOR, THE © 1984 CINEMA ’84, A GREENBERG BROTHERS PARTNERSHIP. All Rights Reserved

【公開】
1984年(アメリカ公開)

【監督】
ジェームズ・キャメロン

【キャスト】
アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、ポール・ウィンフィールド、ランス・ヘンリクセン、リック・ロソビッチ、ベス・マータ、ディック・ミラー

【概要】
80年代に誕生して今も世界を騒がせるダークヒーローといえばこの『ターミネーター』。

低予算のB級映画のはずが、世界中で大ヒットしてシリーズ化。アーノルド・シュワルツェネッガーをスターダムに推しあげたジェームズ・キャメロン監督の原点。

映画『ターミネーター』のあらすじ


Images courtesy of Park Circus/MGM Studios

未来からやって来た殺人機械。機械の目的は、未来の抵抗軍指導者であるジョン・コナーの母親サラ・コナーを殺すこと。

サラがジョンを生む前に殺し、未来を変えて機械軍の物にしようとしていました。

サラ殺害を阻止するために未来から送り込まれた軍人カイル・リース。

殺人機械から守り守られるうち、サラとカイルは恋に落ちて…。

眠りに落ちたらフレディがやってくる!『エルム街の悪夢』(1984)


(C) MMX NEW LINE PRODUCTIONS, INC.

【公開】
1984年(アメリカ公開)

【脚本・監督】
ウェス・クレイヴン

【キャスト】
ロバート・イングランド、ヘザー・ランゲンカンプ、ジョン・サクソン、ロニー・ブレイクリー、ジョニー・デップ、ニック・コッリ、アマンダ・ワイス、ジョゼフ・ホイップ、チャールズ・フィッシャー、ジョー・アンガー

【概要】
夢の中のみならず、現実にも出現する殺人鬼の恐怖を描き、大ヒットしたホラーシリーズの第1弾。

本作のフレディは、後のシリーズで見られるブラックジョークなどは一切なく、冷酷な殺人鬼として描かれています。

夜毎、ティーンの悪夢に登場し殺人を繰り返す80年代屈指のダーク・キャラクター、フレディ・クルーガーの登場です。

映画『エルム街の悪夢』あらすじ


Images courtesy of Park Circus/Warner Bros.

エルム街に暮らすナンシーら高校生たちの夢の中に、鋭利な鉄の爪をつけた怪人が現れ、彼らを脅かします。

その後、友人のひとりティナが惨殺されるという事件が起こります。

一方、夢の恐怖は現実化し、ナンシーの体には傷まで残っていました。

悪夢とともに殺人事件が続く中、ナンシーは怪人フレディにまつわる秘密を知り、彼と闘うことに…。

殉職した警官が正義のサイボーグに!『ロボコップ』(1987)


© 1987 ORION PICTURES CORPORATION. All Rights Reserved

【監督】
ポール・ヴァーホーヴェン

【キャスト】
ピーター・ウェラー、ナンシー・アレン、ロニー・コックス、カートウッド・スミス、ミゲル・ファーラー、ロバート・ドクィ、レイ・ワイズ、フェルトン・ペリー、ポール・マクレーン、ジェシー・D・ゴーインズ、デル・ザモラカ、カルビン・ファン、リック・リーバーマン、リー・デ・ブロー、マーク・カールトン、エドワード・エドワーズ、マイケル・グレゴリー

【概要】
ヴァーホーヴェン流のブラックな笑いと残酷描写、そして「人間とは何か」という深遠なテーマが一体となった80年代を代表するアクションSF。

殉職した警官が全身を機械化したロボコップとして甦り、犯罪組織と戦う姿を描いた大ヒット作。

映画『ロボコップ』のあらすじ


© Orion Pictures Corporation. All Rights Reserved.

近未来のデトロイト。

多発する犯罪に対処するため、警察の経営権は民間の巨大企業オムニ社にたくされ、オムニ社は人間の警官にかわるサイボーグの開発を進めていました。

そんなある日、デトロイトの警察に転任してきたばかりの警察官マーフィは、凶悪犯のクラレンス一味を追ってアジトに乗り込みますが、逆に惨殺されてしまいます。

オムニ社は早速マーフィをロボコップとして復活させ、次々と犯罪者を取り締まっていきます。

しかし、ふとしたきっかけでマーフィとしての過去を知ったロボコップは、自分を殺したクラレンスへ復讐を誓い…。

まとめ

公開当時、『ターミネーター』『エルム街の悪夢』『ロボコップ』の3作品は、どれも低予算ながら大ヒットを飛ばしました。

その後もシリーズ化され、またリメイクされるなど、今日も新たなファンを増やし続けています。

今なお、原点にして頂点!映像に古さすら感じさせない、ワクワクさせる原点ならではの見どころが満載です!

ぜひ、80年代の名作洋画を東京・六本木のスクリーンでお楽しみください

「ミッドナイト・フィルム・フェス!『金曜洋画劇場 in ’80s』」上映詳細

【会場】
TOHOシネマズ六本木ヒルズSCREEN9

【開催日】
10月26日(金)

【上映開始時間】
23:10

【料金】
3,500円

チケットは東京国際映画祭公式ホームページにて好評発売中です。

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